スタ辞苑〜全国スタジアム観戦記〜

スポーツをもっと面白く観るためのスタジアムガイド発信中!毎週金曜日18時+α更新予定。

MENU

私がスポーツ好きになっちゃったワケ【コラムその16】

こんにちは。スポーツ観に行ってますか?

私は毎週のようにスポーツ観戦をしに行っております。

今回はそんな私が何でスポーツ好きになっちゃったのか、その経緯をお話ししたいと思います。

 

自分のことを書くのは得意ではないのですが、せっかくブログを始めたので一回ぐらいはこういうのも書いておこうと思います。

 

人生をスポーツ観戦に捧げる羽目になっちゃった人間の半生を、温かくお見守りください^^;

 

 

1.小学生時代

横浜に生まれ育ち、小学生の時に横浜高校の春夏連覇ベイスターズ日本一が重なり、流行語大賞に「ハマの大魔神」が選ばれるくらい社会現象になる。

 

父親とベイスターズの優勝パレードを見に行ってしまったことで、一生ベイスターズファンになる刑に処されてしまう。

なんか前世で悪いことをしてしまったのだろうか。とりあえず確実なのは、現時点でそれが唯一の優勝パレードになっているということである。

 

夏休みは市民プール、友達の家でゲーム、家でパワプロ三昧の日々。家でパワプロばっかりやっていたらOB選手まで覚えてしまう

また全国の球場を使って遊んでいたので、いつか球場巡りをしようと決める。多分これが今まで尾を引いていると思う。

 

なお、遊んでばっかりいたのでろくに勉強もしていなかったし、習い事もほとんどやっていなかった。なんかやってたら身になってたのかなあ。ないか。

 

2.中学~高校時代

リレーの選手になるくらいには足は速かったけど、いかんせん運動するのが嫌いだったので運動部には入らず。基本的に超めんどくさがりである。

そんなわけでスポーツ選手には尊敬の念しかない

 

そのため時間はありあまっていたが、特にやることもなく結局好きな野球ばっかり見ることになる。しかしベイスターズは気付けば歴史的なまでに弱くなっていた

週に一度の三浦登板日だけを楽しみに学校に通う。番長だけが生きる希望だった。

 

でもどんなに負けようが、野球を見続けていた。多分、本当に好きだったんだろう。

好きなものに理由や理屈は要らない。結果的にメンタルは鍛えられた気はする。

あと弱いものの気持ちがよくわかるようになった。弱かったから。

 

高校は2つの学校で迷った挙句ハマスタに近い方を選んだ。放課後に野球見るとか憧れてたので。

校舎を出てから30分以内にはハマスタにつくような学校だったが、あまりにもベイスターズが弱かったのでクラスにファンが一人もいないという思いもよらぬ展開になる。

自己紹介でベイスターズファンですって言ったら滑ったのは軽くトラウマ。

仕方なく、阪神ファンの子に付き合ってもらってホークス戦を見に行った。吉見の完封を見られたのは良い思い出。

 

この時から、「ほかのチームのファンとも仲良くしたほうがいいんだな」ということを察する。今思えば大事な経験だったかもしれない。

 

大学選びもめんどくさがりが発揮されてしまい、何も考えず大学野球強いから早稲田と慶応受けとくかみたいなノリで早慶を受験する。 

結果、一方に合格、一方に不合格という器用なことをする。

結局どちらにも進学しなかったけど、今でも早慶戦を見るときは合格通知をくれたほうを応援する。みーやーこーのーせーいーほーく

 

ちなみに大学受験のモチベーションは、「将来お金と時間を作って野球を好きなだけ見られるようにしたい」である。動機が不純すぎるのよ。

…まあでも、18歳かそこらでやりたいことがあまりに明確に決まってるのも私のような凡人にはちょっと危険かなって思っちゃうんですよね。叶わなかったときの代償が大きすぎるから。

そういう意味でも、プロスポーツ選手って本当にすごいと思うし、私には到底真似できない。

 

3.大学〜大学院時代

ゴリゴリの理系学生だったので、時間もなく、お金もなかった。お昼は300円のお弁当、200円のうどん、100円のカップラーメンをはしごする日々。

嘘です。本当はほとんどカップラーメンでした。そんな状態だったので野球もそうそう見られるものでもなかった。

ただこの時抑圧されたために今爆発させている気もする。

 

大学ともなると日本全国から学生が集まるので、いろんなチームのファンと出会う。そのおかげで自分の世界が広がったのは間違いない。いい経験だったな。

これがきっかけでそれぞれの地方にはそれぞれのチームのファンがいる、という極々当たり前のことに気付いた。横浜から出た事無かったからね。

これが今の「郷に入りては郷に従え」という自分のポリシーにつながっている。

 

世界中からも学生が来ていたので、アメリカからの留学生と野球を見に行ったのも貴重な経験だった。アメリカのノリはすごかった。

 

学会発表のついでに、教授に隠れこっそり1人でナゴヤドームで野球を見たのが初めての関東以外での野球観戦になる。生ガッツが見られて興奮した。

 

4.社会人時代

社会人になると経済的にも余裕ができ、さらに法律でガチガチに勤務時間が守られ、自由時間も増える。

 

社会人1年目に甲子園に行ったのを皮切りに、日本全国の球場巡りを始める。気付いたら13球場全部いっていた。

 

そうなると野球以外のスポーツにも興味を持つようになり、Jリーグ、Bリーグを立て続けに見るようになる。それ以外にもラグビー、バレーボール、競馬、アイスホッケーなどなどいろんなスポーツを見始める。

 

しかし2020年、コロナウイルスで家に引きこもる生活になり、このブログを書き始め今に至る。

 

以前は自分で満足していただけだったけど、今はこうやってブログに書くことでちょっとでも読んでくれる人がいると思うとますますスタジアムに行くのが楽しくなってくる。

もっと文章力と自分の感性を磨いて、面白い記事が書けるよう精進してまいりますので今後ともよろしくお願いします。

 

 

他のコラムはこちらからどうぞ↓

sportskansen.hatenablog.jp