注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
今回は新潟アルビレックスBBと富山グラウジーズの試合観戦のためにアオーレ長岡、富山市総合体育館を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
上越線経由で長岡へ、そこから日本海沿いに富山、金沢へと向かいました。
とにかく日本海グルメが豊富で、観光もそこそこにひたすら美味しいものを食べまくってきました^^
また富山や金沢ではフォトジェニックな景色も楽しむことができました。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・上越線で北上+長岡で試合観戦+新潟グルメ
まずは高崎までグリーン車で来ました。一眠りしていれば着くので便利。
なかなかに天気悪いですね(笑)
この日は長岡まで行ってバスケを見るだけなので大きな問題はないんですけど。
乗り継ぎのために水上駅で降ります。
ここで少し時間があるので、ある場所に向かいます。
いかにも観光地の駅という感じ。ぐんまちゃんかわいい。
ぐんまちゃんは申請さえ出せばデザインを好き勝手使えます。著作権フリー。
観光客向けのお店がずらっと。
ガスってる山もなかなか乙なものですな。with SL。
少し歩くと一気に自然が豊かになってきます。
山道を登ります。
太宰治の小説「姥捨」ゆかりの地だそうです。
確かに姥くらい捨てられそうな山ですね…。
いよいよ山奥まで来ました。
目的地はこちら、湯テルメ谷川です。山と川を眺めながら露天風呂を楽しめる温泉施設。
そう、水上は温泉で有名な場所なのです。上越線開通とともにそのアクセスの良さから首都圏の奥座敷として注目されましたが、バブルが崩壊すると時代遅れの温泉地とみなされ衰退してしまいました。
が、今ではレジャーに力を入れ復権しつつあります。相変わらずアクセスは良いし。
この湯テルメ谷川は水上温泉の数少ない日帰り温泉施設。とても景色が良く雰囲気も楽しめたのですが、朝早いのが災いしてだいぶぬるかったです^^;
もっと温かい温泉を楽しみたかったのですが…。
この裏側に温泉があるのを想像していただければ、その景色の良さが分かるかと思います。
水上の街並み。少し晴れ間も見えてきました!
水上は3×3のバスケチームが本拠を置いているそうです。
水上は過疎指定地域に認定されている街ですが、町おこしの一環でこういった活動をしているのだそうです。
なかなか面白い試みですね。ぜひとも成功させて、過疎地域復興のモデルケースを作ってほしいです。
水上駅に戻ってきました。
水上駅も雰囲気があってなかなかよさげ。
お土産で買ってきた生どら焼きとお饅頭を食べながら長岡に向かいます。生どら焼きに栗が入っていてなかなか美味でした。
山道を突き進んでいきます。
この区間には勾配を緩くするために作られた山道をくるっと一周するループ線があったり、日本一のモグラ駅と呼ばれる土合駅があったり、乗っているだけでもとても楽しめます。
うおお、駅周りになんもねえ…。
長岡の名店「青島食堂」に来ました。
青島食堂の名物長岡生姜醤油ラーメンは、ショウガが効いてとても温まる一杯。
ラーメンYoutuberのSUSURUさんもナンバーワンに推すほど絶賛。
これがNo.1!最高にうまい長岡生姜醤油ラーメンをすする 青島食堂【飯テロ】SUSURU TV.第957回
本日の終着地、長岡に到着。
新潟のローカルスーパーの一つ、ウオロクに来ました。
地方に来ると大抵ローカルスーパーでいろいろ買い込んでしまいます。
調子に乗っていろいろ買い込んでしまいました。食の宝庫新潟のスーパーだけあって、どれもお手ごろな値段でとてもおいしいです。
新潟来たらスーパーのご飯でもとても楽しめますよ。
長岡の街を散歩します。
米百俵は長岡を象徴する言葉で、長岡藩の小林虎三郎が米を贈られたときに「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」として学校設立の費用としたことに由来します。
現在でも長岡を象徴する言葉として受け継がれています。
アオーレ長岡に到着。非常に駅から近く、快適なアリーナでした。また行きたいですね。
試合後はぽんしゅ館で日本酒を楽しみます。
ぽんしゅ館は新潟県内3駅にある施設で、500円で日本酒を様々に楽しめます。
駅舎内にあるので、すき間時間に手軽に新潟の日本酒を楽しめます。なんて素晴らしいんだ。
2日目・富山で試合観戦+富山グルメ
朝の長岡駅前。手前のは長岡大花火を表現しているのでしょうか。
長岡大花火は日本三大花火大会に数えられる、大規模花火大会です。慰霊、復興を祈念する目的で行われる点で他の花火大会と異なります。
東日本大震災の年にも、他の花火大会が自粛する中長岡だけは実施されました。
長岡駅を脱出。ここから日本海沿いにのんびり富山を目指します。
中越地震で大きな被害を受けた街、柏崎。
鯨波駅。クジラかわいい。
ガッツリ海沿いを走ります。気持ちいいですなあ。
青海川駅。日本一海に近い駅として有名です。
ホームから海パンはいてすぐ飛び込めそうなレベルで海が近い。
終着直江津駅に来ました。
個人的に電車でGOに出てくるほくほく線の駅というイメージ。今度乗りに来たいな。
電車の後ろから流れていく景色を見るのもいいですね。
ちなみに一両しかありません。なかなか都会では見られません。
泊駅に到着。ここから富山まで向かいます。
結構お客さんが多く混み合っていました。
本日の目的地富山に到着。
富山駅はメチャクチャきれいでおしゃれです。素敵な駅。
名物富山ブラックを食べました。
戦争復興のために働く人がご飯のおかずになるラーメンを、ということで作られたので、ご飯がないと食べられません。
ご飯があってもしょっぱすぎますけどね。
富山駅の北側に来ました。主にビジネス街です。
そしてこっちに富山のランドマークの一つ富岩運河環水公園があります。
富山は運河の街として発展しましたが、その代わりに洪水に悩まされていました。
それを防ぐため、大きく湾曲していた神通川をまっすぐに矯正する工事が行われました。
その時運河を埋め立ててできた土地に工場を誘致しましたが、時代と共に閉鎖。そこに改めて作ったのがこの公園です。
ヨーロッパぽい、なんとも異国情緒漂う素敵な公園です。
橋も立派ですね。ちなみに登れます。
富山市総合体育館の記事でも紹介した世界一美しいスタバもここにあります。
そして肝心のバスケを観戦。
とてもキレイで楽しいアリーナでした。富山をしょって立つチームになってほしい。
富山県美術館の屋上には、オノマトペの屋上と呼ばれる庭があります。
子供たちがふわふわとかぽこぽことか名付けられた遊具で遊んでいます。
夕暮れになってきました。今夜はある用事があるので急がねば。
運河の街なので水門もあります。現在は使われていないようですが。
なんじゃこいつは…。
富山駅からは雨にぬれずに路面電車に乗れます。他の街の路面電車に比べても非常に便利でオシャレ。富山は街の全てがオシャレで機能的ですよね。
この時は富山駅の南北がつながる直前でした。今は繋がって、ますます便利に。
夕飯は富山名物白エビ、ホタルイカ、ブリの天丼。
全て富山でしか味わえないと思える味で、とてもおいしかったです。珍味でもありますしね。
ま、東京駅にもお店あるんですけど…。
富山市役所に来ました。
なぜお役所に来たかというと、無料の展望台があるからです。
夕焼けキレイですねえ…いかんいかん、急がねば。
図書館やらなんやらがある建物に来ました。オシャレすぎん?
この建物はTOYAMAキラリといい、名前はともかく非常にオシャレな建物です。
というのも、日本を代表する建築家隈研吾さんデザインだからなのですね。隈さんの作品の代表例としては国立競技場や高輪ゲートウェイ駅なんかがあります。
いやこの二つ色々叩かれちゃってますけど、建物自体はどちらもとってもオシャレなんですよ。実際に見に行った私が言うんだから間違いない。それ以外の部分でいろいろやらかしちゃってるだけで
ちなみに、1日目に行ったアオーレ長岡も実は隈研吾さんの作品なのです。
アーケード街。若干寂しい…。
アーケード街は大好きなのでいろいろ歩きたかったが、時間がないので断念。
富山城跡公園。遅かったので中は見られませんでしたが。
本日はこのホテルで一泊。よし、19時に間に合った!
なぜかPS2がある…。
そう、この日はラグビーワールドカップの日本戦があるのでした。ハイボールを飲みながら見るラグビーはそれはそれは楽しくて…。
負けちゃいましたが、とても楽しいひと時を過ごせました。ありがとう富山。
3日目・金沢観光+金沢グルメ
朝食は富山名物ますのすしとぶりの寿司のセット。
とっても美味しかったです。今度丸いやつを一枚丸ごと食べちゃいたい。
富山って本当オシャレですよねえ。
朝の散歩しにまた戻ってきました。それだけ気持ちいい公園なんです…。
令和。逆から読むと…
平成!
こういうの最近流行ってますね。どうやって考えんだろ。
富山からバスで金沢に向かいます。
電車よりバスの方が安いんですよね。しかも観光地の近くに直接行けますし。
石川四高記念館です。のちの東大となる旧制一高、のちの京大となる旧制三高などに次いで作られた学校で、今の金沢大学へとつながりました。それだけ教育に対する熱が高い場所だったんですね。
中は無料で見学でき、歴史を学ぶことができます。他の観光地にも近いので時間があるときにぜひ。
お腹がすきました。金沢と言えばやっぱりカレーっしょ!
ボリューム満点!大満足です。
カレーもコクが効いていておいしい。
金沢と言えばやはり兼六園ですね!日本三名園の一つに数えられています。
見どころは多くとても楽しいのですが、ちょっと私のブログでは伝えきれなそうなので少し省略します。
本当に楽しいんですよ!
(21)【第13日】金沢で和菓子まとめ買い 間違いのない観光《夏休み日本一周の旅 金沢駅》8/21-101
紅葉がキレイですねぇ。
長者武家屋敷跡に来ました。金沢にはこういった風情のある通りが残っていて、散策しているだけでも非常に楽しめます。
ただしその多くは人が住んでいますから、お静かに。
そのうちの一つ、野村家にはお金を払えば入ることができます。
海外の雑誌でも高く評価されている、非常に趣のある家です。
昔の日本地図。細かく見ているだけですぐ時が過ぎます。
そしてこちらがその庭園。決して広くはないのですが、なぜかメチャクチャ心が落ち着きます。
街中にあるのに不自然なほどに雑音がなく、ただ水音だけが響き渡ります。
あまりに落ち着いたので、30分くらいボーっとしてしまいました。でもそれだけの価値はありますよ。
上から見た庭園。同じ庭園なのに違って見えるのが面白い。
まだまだ歩きますよー。
少しそれるとすぐ都会になります。なんだかタイムスリップした気分。
歩いていると、なんとも不思議な神社を発見しました。というかとても神社には見えません。
こちらは前田利家と正室お松の方を祀った尾山神社。和・漢・洋が混在した神門はとても神社には見えない摩訶不思議な建物で、国の重要文化財にも指定されています。
金沢でも屈指の観光地である近江町市場に来ました。
が、特にやりたいこともなかったので通るだけ。なんか人の集まる観光地苦手なんですよねえ…。
そのかわり、こういう観光地仕様の郵便局とか、そういうほうに興味が持ってかれます。
道中、なんかすごい良い感じの建物を見つけました。
町民文化館といって有名な観光名所ではなさそうですが、個人的にすごい惹きつけられました。めっちゃ良くないですか?
穴場を発見してしまった気がしてゾクゾクします。
元々銀行だったみたいですね。めちゃくちゃワクワクします。
金庫もありました。もちろんお金は入っていませんが。
こんな建物が埋もれる金沢…スゴイ。
街中にサラッとこんな風情のある建物があるのがすごい。金沢スゴイ。
金沢一の茶屋街であるひがし茶屋街に来ました。
なるほど、規模も大きいし、他の近代的な建物も目に入ってこないので、とても雰囲気があります。
ここは金沢に来たら来るべき場所ですね。あと兼六園と野村家。
柳がいい味出してます。
抹茶を飲みました。
そういやお菓子を頼まなかったのですが、ちょっと店員さんに変な顔されたような、されなかったような…。
まあいい、旅の恥は掻き捨てだい!
金沢と言えば、金沢駅!メチャクチャカッコいい。アメリカの雑誌で世界で最も美しい駅の一つに選ばれたとか。
名前を鼓門といい、雨や雪の多い金沢でお客さんに傘を差しだすようなイメージで作られたそうです。
実際、雨が降ってもぬれずに地下に行くことができます。
その後ろには噴水があって、時間を知らせてくれます。オッシャレー。
さあさあ、お店が混む前にお寿司を食べますよ!
ああ、おいしい…幸せ…。
何がおいしいって、二枚目の真ん中にあるカニが飛び上がりそうになるほどうまかったです。
これだけ食べて5000円前後でしたね。正確には覚えてないですけど。
とにかくおいしかったです。
暗くなってくるとまた鼓門がいい感じに光りますね。
さてこれから帰るのですが、一つ大きな問題が。
本当は北陸新幹線で帰る予定だったのですが、台風19号の影響で車両が水没してしまい不通に。
というわけで、サンダーバードに乗って福井、滋賀経由で帰ることになりました。福井にはまだ行ったことないのに、まさかこんな形で通ることになるとは…。
でもまあ、代替手段があって良かったです。なかったらさすがに旅行をあきらめてましたよ。
特急サンダーバード。憧れの特急だったけど、こんな形で初めて乗るとは思わなかったよ。
ほんで米原に着きました。ここからは新幹線で帰れます。
はー疲れた。
まとめ
ハプニングもありましたが、とにかく日本海の幸を食べまくることができました。白エビ、ホタルイカ、ブリ、ますのすし、そしてにぎりずし…。
そして特に金沢では、とにかく観光地を回りまくりました。これでもまだまだ行き足りないところがあるのですが、それはまた今度のたびにお預けにしましょう。宿題がある方が人生は楽しくなります。
でも一番思い出に残ってるのは、ラグビーワールドカップを部屋でのんびり観戦したことだったりして…。
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