注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
【概要】
大井競馬場は、1950年開場、東京都品川区にある地方競馬の競馬場。
地方競馬といいつつ、東京23区内にある唯一の競馬場である。
その立地の良さを生かして、「トゥインクルレース」と呼ばれるナイター競馬を日本で初めて行っている。平日の夜には仕事帰りのサラリーマンで賑わう。
また毎年12月29日に行われる東京大賞典は2011年に地方競馬として初めて国際G1に格付けされ、2019年には売得金が56億を超え地方競馬最大規模のレースになるなど、地方競馬を牽引する存在となっている。
さらに今の日本競馬で当たり前となっている、
・ゴールの写真判定
・スターティングゲート
・ワイド馬券
などはこの大井競馬場が日本で初めて取り入れた方式である。ここで試してみて中央競馬に取り入れた、ということだろうか?
いずれにせよ、日本競馬の基礎を作った競馬場と言えるだろう。
【アクセス】
最寄まで★★★★☆
最寄は東京モノレールの大井競馬場前駅。浜松町から一本なので、仕事帰りに行くには最適だ。
また京急の立会川駅からも歩ける距離で、神奈川県方面に住んでいる人はそのまま帰れるので便利。
最寄から★★★★★
大井競馬場前駅からは直線一本、おおよそ1ハロンだ。
現実を抜けだせば、そこには夢の舞台が広がっている。
立会川駅からは徒歩12分。飲み屋も充実しており、勝った帰りにはここで散財するのもまた良いだろう。
【観戦環境】★★★★☆
ゴール前はやっぱり人が多いけど、
少し外れたところならそれなりに空いてて、のんびり馬の走る様子を眺めることができる。
中央競馬よりも馬を近く感じることができ、その辺は地方競馬ならではといったところ。野球でも地方球場の方が臨場感あったりするしね。
基本立ち見になるのはガマンガマン。
パドックものんびり。地方競馬としては人が多いとはいえ、さすがに中央競馬よりは少ないので快適である。
【雰囲気】★★★★★
夕暮れ時の雰囲気もなかなかオツなもんだけど、漆黒の闇の中眩しく光る競馬場で過ごすひとときはまた格別なものだ。
私も仕事を早く切り上げて来たのだけど、金曜日の夜にここで飲む酒はまた反則的にうまい。これは土日開催の中央競馬では味わえない爽快感である。
入場料も100円だからまともにスポーツを見るだけなら最もコスパがいい。もしかしたら増えるかもしれないし…。
これはナイター競馬ハマっちゃう気持ちも分かるなあ。
【グルメ】★★★★★
競馬場のグルメはお酒を飲む用に出来ていて、至高のB級グルメが揃っている。
「せんべろ」するには実に最高の場所だ。写真を撮ってないのが実に痛い…。
今度また行きたいです。
【満足度】★★★★★
立地は最高だし、雰囲気は最高だし、グルメは最高だし、コスパは最高だし、毎金曜日に行ってしまいそうな魅力がある。
改装も適度に進んでいて、昔ながらの競馬場のイメージといい感じに融合している感じ。これからの発展がますます楽しみだ。
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