注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
今回は福岡ソフトバンクホークスおよび中日ドラゴンズの試合観戦のために福岡ドーム、ナゴヤドームを訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
真夏の旅行となり、それはそれは暑い中での旅行となりましたが、そのなかでもできる範囲でグルメや観光を楽しみました。
そして今回の主題は「日本横断」です。今回初めて、東海道・山陽新幹線の「博多~新横浜」間を乗り通してきました!(新横浜~東京間は家から離れるので乗っていません^^;)
前編となる今回は主に福岡グルメ、そしてちょっとした福岡観光を楽しみました。食の宝庫と言われる福岡ですが、その実力は確かです。何を食べても本当においしい!
素晴らしい街だと感じました。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・福岡で試合観戦+福岡グルメ
毎度のように成田空港第三ターミナルから始まります。
駅からは遠いのですが、道中の「ナリタニスト」っていうポスターがめちゃくちゃ好きです。
ただ、最近行った時にはなくなっていたような…。もし本当になくなったのだとしたら大変ショックです。
空港でぼーっとするのが好きです。
福岡空港に着きました。福岡空港の立地の良さには毎回感激します。
このエスカレーター面白いです。新千歳空港にも似たものがあったような?
立派な博多駅。
まずは「牧のうどん」でうどんを食べます。
福岡と言えばラーメンですが、実はうどんも大変有名なのです。「資さんうどん」、「ウエスト」、そしてこの「牧のうどん」が三大チェーンと言われており、その他にもうどん店が大変多く地域に根差しています。
福岡のうどんの特徴としては、麺がやわらかくぶよぶよであること。
写真のやかんは麺がスープを吸ってしまうのでスープを追加投入するために用意されています。ラーメンは細くてかたいのに対し、うどんは太くてぶよぶよと対照的な福岡グルメ。
しかしその理由はラーメンは「福岡の人はせっかちでさっとゆでて早く食べたいから」、うどんは「福岡の人はせっかちでゆでおきにしておいたものをさっさと食べたいから」、ということで、どちらも福岡の人がせっかちであることに由来しているそうです。大変興味深い。
んでその味なのですが、これがうまいのなんの!ごぼ天をつけるのが定番なのですが、これが食感がよく大変美味しい。さらに付け合わせのかしわ飯も非常においしい。
正直なところ、現時点で人生で食べたうどんで一番おいしいと思っています。つゆにひたひたにしたごぼ天がこんなにおいしいとは…。
面倒くさいので、着いて早々にチェックインしてしまいました。一度チェックインしちゃえば安心。
まあ、普通のビジホであります。
窓の外には福岡を牛耳る西鉄バスがずらっと並んでおります。福岡で走る自動車の2台に1台が西鉄バスと言われています。
…というのは冗談ですが、バスの保有台数で小田急バスや神奈中バスといった首都圏の会社と日本一を争う状況が続いています。
またどんな状況でも乗客を送り届けることに命を懸けています。たとえ大雨で水があふれようとも…。
荷物を置いて、早速福岡ドームへやってきました。そりゃあもう大きいのなんの!バブル時代をほうふつとさせます。
ナイターだったのですがバスのあまりの混雑に手間取り、戻ってきたのが結構遅くなってしまいました。
明日もあるので適当に明太子とチューハイで乾杯。なんかひどく酔った記憶があります。
2日目・福岡グルメ+福岡観光+名古屋グルメ
適当にホテルで朝食。若干少ないですが、まあいいでしょう。
本日は名古屋まで大移動しますが、その前にちょっと寄り道。天神駅立派ですねえ。
西鉄に乗ります。
大宰府に来ました。
さくっと福岡観光するにはちょうど良い場所でしょう。
太宰府駅。いい感じの雰囲気です。
もちろん、太宰府天満宮に来ました。
決して広くはありませんが、学問の神様である菅原道真公が祀られており、とりわけ受験生には大変人気の場所です。私にはこれからの人生で特に受験の予定はないのですが…。
全国に12000あると言われる天神の総本山であり、由緒正しい場所なのです。なにせ菅原道真のお墓の上にお社があるそうですからね。
豆知識ですが、太宰府天満宮の宮司さんはなんと東大卒なんだそうです。そりゃあ、説得力はバツグンですよなあ。
広くはないので、逆に言えばサクッとお参りできます。
すき間時間観光には最高です。
国の指定記念物になっている、ヒロハチシャノキ。見るからにパワーを得られそうです。
ガンバレ受験生!
大宰府の名物と言えば梅ヶ枝餅。とはいえ別に梅が入っているわけではなく、梅が苦手な筆者でも全く問題なく食べられます。
菅原道真が大宰府に左遷されご飯もろくに食べられず苦しんでいる時に、門前でもちを売っていたばあちゃんにお餅を食べさせてもらって以来、その餅をいたく気に入りました。
道真の死後、おばあちゃんが墓前にお餅と梅の枝をお供えしたのがその始まりと言われております。
味は、見た目通り美味しいですよ。うん。
天神に戻ってきました。櫛田神社にてでっかい山車を発見。
この山車を使う博多祇園山笠は700年以上の伝統がある日本を代表するお祭りの一つ。一回見てみたいなあ。
ちなみにお祭りの期間中は、櫛田神社の紋がキュウリの切り口に似ているということで「キュウリを口にするのはご法度」という意味の分からないルールがあるんだとか。
まあ、こういうバカバカしいことに本気になるのが日本人の良さだと思っております。本気で。
天神のアーケード。福岡には他にも博多どんたくなんかもあってお祭りには事欠きません。
そして写真には撮り損ねてしまったのですが、ラーメンを「shinshin」というお店で食べました。
もちろん大変美味しかったのですが、炎天下で1時間ほど待ったのでくたくたになってしまいました…。
博多には大変多くのラーメン屋さんがあるので、多分地元の人ならもっと簡単に、そして美味しいラーメンが食べられるお店をご存じだと思います。是非とも教えてほしいです。
とはいえ、観光客が行くにはshinshinは良い選択だったと思います。おいしさは間違いなかったので。
続いて福岡ドーム内にある王貞治ミュージアムにやってきました。
球場内にある博物館としては、東京ドームの野球殿堂博物館、甲子園の甲子園記念館と並ぶものです。一個人で球場内に博物館が出来ちゃうんだから王貞治という人物がどれだけ偉大か、そしてどれだけ福岡の人に愛されているのかが分かります。
王さんを表彰するためだけに国民栄誉賞なんてものが作られたんだから、長嶋茂雄と共に野球選手という枠を超えて日本の一時代を築いた人物と言えるでしょうね。
今後歴史の教科書に載るような人でしょう(もう載ってるのかな)。今後どれだけの成績を残す選手が現れようと王・長嶋を超える選手は絶対に現れないと言えます。
このミュージアムでは、王さんがどんな人生を歩んだのかを展示物も交えて紹介してくれます。
しかも淡々と展示物が並べられているわけではなく、昭和のジオラマなんかもあったりして眺めているだけでも大変楽しい博物館です。
スイングスピードガンなんかもあるし、特に王さんに興味がなくてもとりあえず入ってみたら楽しいと思いますよ。
でもまあ、この博物館東京にあってもいいと思うけどなあ。
この時は高校野球特集で、私の愛する横浜高校が春夏連覇したときのユニフォームなんかも飾られていました。最近甲子園で活躍してないからなあ…。ちょっと寂しい。
王さんのダイエー時代のユニフォーム。選手としては日本中を沸かした王貞治ですが、監督としても福岡の地にホークスを根付かせた、福岡にとっても偉大な人物と言えます。
時間も迫ってきたのでサクッと博多駅に戻ってきました。ここから名古屋を目指します。
博多から名古屋まで!
この距離なら飛行機で行ってもいいんでしょうけどね。でも一度新幹線で博多から帰ってみたかったのです。
キレイな夕陽を見ることができました。
でもまあ、疲れてたので大体寝てた気がします。いや新幹線を使った意味よ。
ハイ名古屋到着。真っ暗です。
とりあえず名古屋名物味噌煮込みうどん。
福岡のうどんとは違ってかたくてゴワゴワしている感じ。鍋のふたに取り分けて食べます。
まあ…福岡のうどんの方が好きかな…。
夜の名古屋。
ここで三日間泊まります。狭いですがまあこれくらいなら。
窓から見える名古屋の街角。
まとめ
今回は福岡グルメ、そして名古屋に到着するまでを主にご紹介しました。
福岡はうどん、ラーメンと本当に何を食べても美味しい!
また観光は確かにじっくり見て回れるようなところはなかなか見当たりませんが、それでも少しの時間で十分楽しめるものがそろっており、短い時間も充実した観光ができると思います。
福岡を中心に九州旅行を楽しまれるのもいいかと思います。
さて次回はちょっと色濃い名古屋グルメの数々をご紹介します。お楽しみに!
その他の遠征記についてはこちら!↓