注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回は栃木SCの試合観戦のために栃木県グリーンスタジアムを訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
真夏の旅行ということもあり、スタミナをつけるためにもひたすら餃子を食べることに注力しました。 朝も、昼も、夜も、全て餃子三昧!結局、いくつ餃子を食べたのかよく分かりません(笑)
でもやっぱり餃子は宇都宮が一番おいしい!
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・栃木で試合観戦+栃木グルメ
宇都宮線で宇都宮駅に到着。
直前まで土砂降りだったようです。もう記憶にないですが。
宇都宮市内を流れる田川。
宇都宮一の大通り。普通に都会です。
その脇にあるアーケード街へ。
実は本当は「来らっせ」というお店で餃子を食べる予定だったのですが、1時間待ちと言われ断念。
来らっせは宇都宮餃子会が運営するお店で、様々なお店の宇都宮餃子を食べられる便利なお店なのです。
数年前に来たときは楽々入れたのに、いつの間にこんなに人気店になってしまったんだ…。その便利さが皆にばれてしまったのでしょうか。
仕方なく夕食用にテイクアウトでひとパック買い、お昼に食べる餃子店を探します。
下調べする時間もなく、またお腹もすいていたのでとりあえず途中で見つけたオリオン餃子へ。
しかし、うーん…。店員さんもほぼワンオペ状態でてんてこ舞いだし、餃子もそこまでおいしくないし…。
はっきり言ってかなり残念でした。これなら餃子の王将にでも行った方がいいでしょう。
でも店員さんは本当に大変そうだったので気の毒でした。ちょっとオーナーさんは経営方針を考え直した方がいいと思います。
ひとえに宇都宮餃子と言ってもピンキリなんだなといういい勉強になりましたね。せめて店員を増やしてあげてください。
とりあえずお腹も膨れたのですぐ近くにある二荒山神社へ。
宇都宮の大通りに面した神社で、市民の定番スポットとなっています。宇都宮氏が仕えていたこともあって、宇都宮という地名はここから生まれたと言われているそうな。
決して大きくはありませんが、歴史を感じる立派な神社です。
神社から見下ろす宇都宮。ここから見る景色も神社ができた時から次々に変わってきたんだろうなあ。
とか思うとロマンがあります。
真夏の暑い時期なので、ホテルで少し休憩。クーラーをガンガン利かせて少しお昼寝しました。
最高。
ホテルから見る宇都宮。
ここに来るまでにスーパーで色々買っときました。
栃木と言えばレモン牛乳。栃木県民のソウルドリンク。
戦後間もない砂糖が貴重だったころに重宝されたのだそうです。
別に栃木で生まれ育ったわけではありませんが、なぜか小学校の給食を思い出す懐かしい味。
レモン以外にもコーヒーとイチゴがあるようです。
栃木にお越しの際は、栃木県民になったつもりでぜひお買い求めください。ちなみに、別においしいものではありません。まずくもないけど。
隣のビールは夜の餃子用。銀河高原ビールって名前もデザインも素晴らしすぎて困る。
そしてグリーンスタジアムへ。自然豊かでとてもいいスタジアムでした。
ただカンセキスタジアムを使うとなればこちらの使用頻度はガクッと減るでしょう。それはさみしい。
夜のグリーンスタジアム。なんかのダンジョンみたい。
夕食兼朝食の餃子たち。
上が羽付き餃子で有名なめんめん。左下が先述の来らっせで買ってきたお持ち帰り用餃子。右下がスーパーで売ってた宇都宮餃子。
さすがにスーパーの餃子よりは他の二つの方がおいしかったです。でもスーパーにも宇都宮餃子が置いてあるのがすごい。
めんめんも美味しかったけど、やっぱり焼きたてでパリパリの羽を食べたらもっとおいしいだろうな。
来らっせの本日のお店一覧。日替わりでいろんなお店が楽しめます。
ただ、途中で紙が外れてしまって結局どれがどれだか分からないまま食べました。さすがにねぎにら餃子だけは何とかわかりましたが。
どれも美味しかったのでいいです。
2日目・栃木グルメ
朝の宇都宮。もう歩くのもうんざりするのも暑いですが、もう帰るだけなので気は楽です。
せっかく青春18きっぷがあるのでちょっとだけ寄り道。
日光線で日光駅に来ました。
日光駅は1890年にできた大変古い駅です。
現在残っているのは1912年に完成した2代目の駅舎で、2017年に改築が完了。
歴史を感じる大変すばらしい駅です。ここに来るためだけに日光線に乗ったのですが、その価値はありました。
そこから少し歩くと東武日光駅。こちらも1929年にできた駅舎で、日光駅と共に関東の駅百選に選ばれています。
かつてはJRと東武でバチバチに競い合っていたこの区間ですが、現在では東武日光駅にJRの特急が乗り入れるなど協力体制が築かれています。
観光地日光も一本外れれば普通の住宅街なんだな、と思わされます。
どんな観光地でも住んでる人はいるんですね。
もう少し歩くと、一気に自然豊かになります。
日光東照宮のふもとまで来ました。
ここをハイキングしていけば着くのですが、さすがに途中で倒れたらシャレにならないので今回はここまでにしておきます。
こんな暑い時期に行かなくてもまたチャンスはあるでしょうからね。一度行ったこともあるし。
その横には神橋。こちらも日光東照宮とともに世界遺産に登録されています。
基本的には渡る、というより眺める、という目的の橋であり、一般人が渡る機会はほとんどありません。
この橋にまつわる伝説もいろいろ残っているようなので、興味がある方は調べてみると面白いのではないかと思います。なんせ奈良時代からある橋ですからね(現在残っているのは明治時代に作られたもの)。
道中にもいろいろなお店があって、歩くだけでも楽しいです。観光地ですね。
遠くから見た日光駅。こっちの方がかっこよく見えるかも。
お、帰りはちょっと特殊な車両ですね。「いろは」という通勤車両を改造した車両のようです。
床が木になっていたり、かなり豪華なつくりです。これが普通の乗車料金で乗れるのだからお得ですね。
日光駅ホーム。この雰囲気もなかなか良いです。
道中の景色もなかなか素晴らしい。森や畑の中を抜けていき、爽快感があります。
宇都宮駅に戻り、早速餃子を食べます。
この宇味家は宇都宮駅の構内にあり、サクッと宇都宮餃子を味わうにはとても便利です。その分混んでますけどね。
やっぱり、餃子は焼き立てが一番おいしいです。
宇都宮駅には餃子の像があります。
その由来が面白く、1994年に「おまかせ!山田商会」という山田邦子さん司会のテレビ番組の企画で作られたものだそうです。
もはや番組自体は誰も語らなくなってしまいましたが、その遺産が今もこうして残っているというのは大変興味深い。
ついでに、なぜ宇都宮が餃子の街になったのかについて。
元々は戦時中満州に派遣されていた陸軍の兵士が、現地で食べられていた餃子を広めたのが始まり。
栃木県はニラの生産量で全国1位2位を争うニラの名産地であり、スタミナ食ということもあって宇都宮で広く食べられるようになりました。
ただ、その当時は食べられているというだけで全国的な知名度があるわけではありませんでした。
しかし1990年になり、餃子を使って宇都宮の街おこしをしようとなり、さらに先述のテレビ番組の影響もあって、今では宇都宮は餃子の街として広く知られるようになりました。
現在では浜松や宮崎など全国各地に餃子の街争いが広がっていますが、宇都宮市民は「うちの餃子こそ日本一だ」とプライドを持っています。スーパーに行った時、冷凍餃子コーナーの隣に冷凍宇都宮餃子コーナーがあってびっくりしたこともあります。
実際宇都宮の餃子はやっぱり美味しいと思います。
暑いので、帰る前にサクッと汗を流そうとスーパー銭湯へ。
ここなかなか広くて快適でした。近くにあったら通いたいです。
宇都宮は大変プロスポーツが盛んで、Bリーグ初代王者の宇都宮ブレックスをはじめいろんなチームがあります。
私にとっては天国のような街。また近いうちに来るでしょう。
帰る前に、やっぱり妥協しないで最高の餃子を食べたい!と思って選んだのが香蘭。
みんみん、まさしに並ぶ宇都宮三大餃子と呼ばれています。みんみんとまさしは以前行ったことがあるので、最後に食べようと行列に並びました。
もうお昼はとうに過ぎていたのに、炎天下で30分近くは並んでいましたかね。お風呂入った意味なかったな…。
揚げ餃子と焼き餃子。焼き餃子はタレで、揚げ餃子は塩で頂きます。
いやあ、やっぱりとんでもなく美味しい。最後にこの餃子を食べられて、本当に宇都宮に来てよかったなと思いました。
宇都宮に来たら、やっぱり多少は我慢してでも三大餃子店のどこかにはいかなきゃダメですね。また餃子を食べに宇都宮に行きたいな、と思ってしまいました。
まとめ
やっぱり、つくづく宇都宮は餃子の街だなと思いました。味も豊富さも相変わらず日本一だと思います。
皆さんも宇都宮に行かれたら、ぜひ行列に並んででも美味しい餃子を食べてみてください。
後悔はしませんよ。
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