注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回はラグビー日本代表および藤枝MYFCの試合観戦のためにエコパスタジアムおよび藤枝総合運動公園サッカー場を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
試合観戦が主でしたが、その中でも隙間時間を見つけて少しでも静岡を楽しもうと懸命になりました(笑)
静岡県内でも普段なかなか行く機会のない場所でいろいろ楽しむことができました。
以前静岡を訪れた時の模様はこちらです。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・エコパスタジアムで試合観戦+静岡グルメ
エコパに向かう道中、島田で途中下車。
島田はお茶ミュージアムもあるほど、静岡県においても特にお茶の栽培が盛んな土地の一つです。
そのため駅に降りるだけでお茶の宣伝がたくさん見られます。なんせ地球上でもっともお茶を愛する街とのことですから…。
島田駅から徒歩20分、到着したのはこちらの蓬莱橋。
全長897.4mで、木造の歩道橋としては世界最長ということでギネスブックにも乗っています。
今は横にコンクリート製の島田大橋があるためこちらの需要は減っていますが、現在でも地元民も使っているし何より観光客が多く訪れます。
渡るには100円が必要ですが、時間がなかったので渡るのはご遠慮させていただきました。
向こう岸には、やっぱりお茶畑が見えます。静岡で丘の上に目を向けると、かなりの確率で鮮やかなお茶畑があり、静岡の風景としてなじんでいます。
すぐ横にはお茶屋さんがあり、淹れたてのお茶を飲むことができます。
ちょっと、いやだいぶほろ苦く、静岡茶の底力を垣間見ることができます。
もともと静岡茶は鎌倉時代に中国から持ち込まれたものが始まりですが、当時はそれほど広まっているわけではありませんでした。
ではなぜ静岡でお茶が有名なのかというと、江戸時代から明治時代に突入する際に仕事を失った武士たちが育て始めたのがきっかけなんだそうです。
一部地域は水の便が悪く苦労もありましたが、努力の甲斐もあって静岡県全域に広まっていきました。現在では宇治茶、狭山茶と並ぶ日本三大茶となっています。
しかし最近鹿児島県にお茶の栽培量で首位を奪われてしまいました。
鹿児島がすごい勢いでお茶を作っているようですが、静岡県も後継者不足などで生産量が減っているのは事実です。
おいしい静岡茶をなんとか残してほしいですね…。
こちらが蓬莱橋のギネス認定書です。蓬莱橋はたびたび崩落してしまうそうですが、観光資源として残してほしいですね。
橋の横には勝海舟の銅像があります。
なぜここに?と言いますと、勝海舟の命で牧之原台地の茶畑を開墾したからだそうです。現在の島田市のお茶栽培の基礎を作ったというわけですね。
続いて、エコパスタジアムの最寄り駅である愛野駅に到着。
エコパスタジアムのために作られた駅で、ラグビーワールドカップで日本がアイルランドに金星を挙げた場所となりました。
そしてエコパスタジアムにてラグビー日本代表vsサンウルブズ戦を観戦。
エキシビションマッチではありましたが、かなり盛り上がりました。油断していた?日本代表にサンウルブズが渇を入れてくれました。
スタジアム前にはアイルランドを破った時にトライを決めた福岡選手の銅像があります。
いやあ、あの時は盛り上がりましたね。
愛野駅を出発します。かなり混んでいた上に沿線で火災が発生し電車が動かず、非常に疲れました…。
日帰りで帰ってしまおうと思っていたのですが、藤枝MYFCの試合が翌日にあるということを直前に気付き急遽見に行くことを決定。
そんなわけで急いで藤枝でホテルを探しました。
駅を降りたとたんにこの壁紙があり、期待が膨らんでいきます。サッカーを観光資源として活用しようという意思が強く見えますね。
駅前で豚骨ラーメンを見つけたので食べました。こちらは九州出身の方が静岡に豚骨ラーメンで殴り込みをかけてきたお店で、静岡県内で何店舗かチェーン展開をしています。
とても美味しかったです。
駅前のしずてつストアでいろいろ買い込んでしまいました。
とりあえず静岡と書いてあるお惣菜は次々に手を取ってしまったのですが、いくら何でも買いすぎたかも…。
でもちゃんと食べきりました。SDGs。
あと、静岡鉄道のスーパーだからSuica使えるだろうと思って出したら使えなくてびっくりしました。マジかよ。
2日目・藤枝サッカー場で試合観戦+静岡グルメ
朝の藤枝。藤を模したモニュメントがオシャレ。
ちなみに藤枝市内に藤の名所があるという話は特に聞いたことがありません。どこかにあるのでしょうか。
朝の藤枝駅。静岡の標準的なベッドタウンっていう感じがしますね。
朝からバスに乗ってスタジアムに向かいます。
これを逃すと1時間ほど歩くかタクシーに乗るしかありません。
バス停を降りて階段を上ったところ。山奥にあるスタジアムですね。
少し歩くとスタジアムが見えてきました。
すごいところにスタジアムを作ったもんですね。ただ藤枝駅からは意外と坂は上らないです。
試合が終わったので藤枝駅に帰ります。いい時間のバスが無いので歩く羽目になりました…。
意外と山道を歩くとかそんなことはなく、このくらいの道がずっと続きます。コンビニとかはあんまりないですけどね。
藤枝駅から少し電車に乗って、焼津駅に来ました。魚がおいしい街ですが、時間の関係で断念。
静岡からも微妙に離れてるので、次行くのはいつになるやら…。
その代わりに、その名もエキチカ温泉に行きました。
露天風呂はないですが、安くてのんびり出来ていい温泉でした。これのおかげでまた焼津に来る理由が作れそうです。
そして驚いたのが、温泉の施設内にも藤枝MYFCの紹介コーナーがあることでした。かなり営業努力しているみたいです。
今回の静岡の〆は五味八珍となりました。
五味八珍は静岡の浜松を中心とする静岡のローカルチェーンで、浜松餃子など中華を楽しめます。
とにかく安くて量が多いですね。もちろん浜松餃子もセットに入っていて、満足感があります。
しかし静岡はなんでこんなにローカルチェーンが多いのでしょうかね。さわやかをはじめ鐘庵、五味八珍など…。おかげでそれらを回るだけで十分観光になります。
まとめ
駆け足の静岡旅でしたが、逆に普段行かない島田や藤枝などニッチな静岡を楽しむことができこれはこれで楽しかったですね。
焼津に時間の関係でほとんどいられなかったのがちょっと心残りなので、今度は焼津でおいしいお魚を食べたいなと思います。
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