突然ですが、私はベイスターズファンです。
せっかく日本一になったので、改めてそのお話を備忘録として残しておこうと思います。
私とベイスターズの出会いは1998年日本一の時。
当時私は横浜に生まれ横浜に育つ、普通の子供でした。
そんな私の目に突如焼き付いた満員の横浜スタジアム、40万人が集まった優勝パレード。
その刺激は、幼い私にとってあまりに強烈でした。
「横浜にもこんな強いチームがあるんだ(*^〇^*)」と思った幼い私。
そんな私とベイスターズを待っていたのは、深い深い闇でした。
なにせ多感な青春時代に、ベイスターズの暗黒期が襲い掛かったのです。
10年で8度の最下位。3年連続90敗。負ける、負ける、負ける…。
一週間で唯一の楽しみは、ハマの番長三浦大輔が登板する日だけでした。
その日は5割くらい勝てますからね。
当時はよく分かりませんでしたが、今考えるとこの時期の経験が私の人格形成に大きな影響を及ぼしたことは間違いありません。
ある種の無常観、あるいは諦念。
青春という言葉とはあまりに程遠い、じっとりとした暗い影がそこにはありました。
こうやって全国各地でスポーツを見るようになったのは、そんなベイスターズからの現実逃避の表れがきっかけです。
別にベイスターズに飽きたわけでも嫌いになったわけでもなく、忘れたいからいろんなところにお出かけしていただけなのです(今はちょっと変わったかも)。
結局私はベイスターズが好きなのでもなんでもなく、ただ近くにあったというだけの腐れ縁なのです。
だから熱狂的に応援するわけでもないし、かといって離れるでもない、そんな絶妙な距離感です。
そんな2024年、ベイスターズは突如日本一に輝きました。
貯金2でセリーグ3位、そんなシーズンに日本一になってしまうなんてあまりに青天の霹靂です。
ここ最近のベイスターズは期待したら負けるし諦めたら勝つし、全く疲れるチームです…。
おかげで全く心の準備ができておらず、未だになんだかふわふわした感じです。
そんなこんなで、26年ぶりの優勝パレードを見に行きました。
なんとなく雰囲気だけ楽しめればいいやーって感じでしたが、さすがに人が多いです。
何がなんだかよく分からない感じでしたが、とりあえず選手っぽい人影が見えたので満足です。
最後は紙吹雪が舞い、花火が打ちあがりました。
掃除するのが大変そうです。
パレード終了後のバスが目の前を走っていきました。
適当に行った割に見どころが多く、運が良かったですね。
26年前も結構天気が良かった気がします。
今年最後の横浜スタジアムを目に焼き付けました。
次のパレードは26年後か、はたまた来年か?
今後も私とベイスターズの腐れ縁は続いていきます。