注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
【概要】

横浜国際総合競技場(日産スタジアム)は、1998年開場、神奈川県横浜市にある横浜F・マリノスのホームスタジアム。
以前訪れた時の記事はこちら。
マリノス優勝記念の記事はこちら。
横浜在住の筆者にとって、日産スタジアムはホームスタジアム。
子供の頃からお世話になっている、人生で横浜スタジアムの次に通い慣れたスタジアムだ。
もちろんこのブログでも記事にしている…つもりだったのだが、このブログを書き始めてからの5年ほどで意外と1回しか来ていなかった。
ラグビーの横浜キヤノンイーグルスの試合は見に来ていたり別用で新横浜には何度も来ていたが、マリノスの試合を見ていなかったのだ。
コロナ禍も落ち着いた昨今、改めてマリノスの試合を見に行ってみようと思い筆とチケットをとった次第。
…と思って準備をしていたのだが、その途中でマリノスがクラブ史上初めてアジアチャンピオンズリーグ決勝へ進出。
そこで急遽チケットを取り、見に行くことにした。
というわけで今回の記事では、横浜DeNAベイスターズ、横浜ビー・コルセアーズ、横浜GRITSとのコラボ試合となった対FC町田ゼルビア戦、
そしてACL決勝の対アルアイン戦の二本立てでお送りする。
【アクセス】
最寄まで★★★★★

最寄は東海道新幹線、JR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーラインの新横浜駅。
2023年には相鉄新横浜線、東横新横浜線が開通しさらに便利に。横浜方面から来る人にはあまり恩恵がないが…。

なお、実は新横浜駅よりも隣の小机駅の方がスタジアムには近い。
筆者的にはあまり縁がなかったが、所用があったので今回利用してみることにした。
最寄から★★★★☆

小机駅からは徒歩10分弱。
コンビニすらろくにない住宅街だが、おかげでマリノス一色に染まった道になっている。

何もない辺鄙なところに、突然巨大要塞が眼前に姿を現す。
異空間に迷い込んだようだ。

こちらにはマリノスの歴史が並べられている。

個人的に印象深いのは2003、2004の連覇。
ここから次に優勝するまであんなに時間がかかるなんて…。

2024シーズン、ここにACL優勝を刻めるか。

風が強すぎて旗がよく分からないことになっている。

長いスロープを上るとスタジアムへ。
ちなみに小机駅に近いのは西ゲート、新横浜駅から近いのは東ゲート。ゲートによって駅を使い分けるのもアリ。

一方、いつもの新横浜駅。
今回、初めてこういう案内掲示板があるのを知った。ポールに沿って進む…?

あ、これか。今まで何となく見ていた気がするが、その意味は初めて知った。
このポールが無くてもスタジアムまでの案内は充実してるし、適当に歩いてても着くのだが…。
一応どんな国の人が来ても対応できるように、という配慮ではあるのだろう。

とりあえず適当に歩いてれば巨大要塞が見えてきます。

トリコロールの花畑とビジョンがお出迎え。

橋を渡ります。

そうすると着きます。
【観戦環境】★★★☆☆

キックオフ。

マリノスサポーター側。

アウェイサポーター側。

スタジアム全体。無駄にデカい、以外の感想は特にない。
とはいえ筆者にとっては子供の頃からお世話になってるスタジアムであり、見慣れてるし、愛着もある。
このスタジアムがデカすぎる、ということに気付くには幾分時間がかかったが…。

このスタジアムの良い点と特徴は、屋根もデカいことと柱がトリコロールになってるところ。
2階席ならほぼ天気の心配もいらないのが本当にラクチン。毎回天気予報調べて準備するのも結構大変だからね…。

いつの間にかスタジアム内に子供の遊び場ができていた。最近陸上競技場でこういうスタジアムが増えてる気がする。
実はここから試合を見るのが一番臨場感があるのではないか?と思っている。
普通に試合中もぴょんぴょん飛び跳ねていて、子供たちは試合そっちのけで楽しんでいる。
この手前の座席は試合が見えない気がするが、いかんせん巨大要塞なので席は他にもいっぱいある。
そのうち陸上トラックを汽車ぽっぽで一周走るアトラクションとかできるんじゃないかと思っている。
子供たちがボールキャッチしたりして。

せっかくなのでコンコースを散歩。
昔はこんなシックな色合いじゃなかったような気がする。結構好き。

ワールドカップでの横浜市民のボランティアだろうか?
筆者も一応ワールドカップ時の横浜市民であった。ボランティアはしなかったけど、選手の歓迎会みたいなのをやった気がする。
正直あんまり記憶がないが、オリバーカーンがゴールに寄っかかってうなだれていたシーンだけはよく覚えている。
あとベッカムヘアーね。

ここには過去日産スタジアムで生まれたすべてのゴールが記録されている。
日本でフリューゲルスのエンブレムが公式に見られるのはきっとここだけ。
ちなみに第一号はゴン中山だったようだ。

マリノスのゴール裏は装飾で気分を高められるようになっている。
J1での優勝は5回で、鹿島アントラーズに次いで2番目に多い。

もちろん日本代表の試合も数多く行われてきた。
ワールドカップ史上日本が初めて勝利を挙げたのもこのスタジアム。

2階席のコンコース。2階席だが建物的には7階で階段がとても大変。
殺風景だが景色は見やすい。しかしなぜかこの階にはトイレがないため、席に着く前に行っておくことを強くオススメしたい。

スタジアム前にワールドカップ決勝を行った記念のレリーフがあることを今回初めて知った。
YouTubeでFIFAが試合を丸々公開している。良い時代になったもんだ。
【雰囲気】★★★★★

まずはFC町田ゼルビア戦。
4万人近くのお客さんが集まり、なかなかの熱狂となった。それでもキャパシティの半分ほどなのだが…。

ユニフォームを出したりも。

コラボ企画ということで、ベイスターズ、ビー・コルセアーズ、グリッツのマスコットたちも来場した。
逆に言うとこれ以外はコラボ要素はほぼなかった。なんか各チームとのコラボPVでも作ってほしかったなあ。
あるいはコラボユニとか。ベイスターズとのコラボユニは以前あったけど。

今回はスペシャルユニフォームだった。シックな色合いでカッコいい。
でもたまにはめちゃくちゃなデザインとかも見たい。ベイスターズは結構斬新なやつとかあるで。

なぜかトレンディエンジェルも登場。斎藤さんは町田生まれ横浜育ちということで今回の試合にぴったりな人選…
かと思いきや板挟みにあってしまい、どちらも応援できないという窮地に陥ってしまったようだ。
とりあえず選手が「ケガ無く」終えてほしいとのコメントを残し、微妙にスベりながら去って行った。

続いてACL決勝の日。試合前には早速アルアインサポーターが行進していた。
日本のファンも興味津々。

「コニチワー」とか言いながら楽しそうに去って行った。
さすがサッカーを見にこんなとこまでくる人たちは狂ってるわ(いい意味で)。

スタンドには熱きメッセージの数々。
ACL優勝はマリノスにとって長年の悲願であり、ある意味Jリーグ優勝よりも欲しいタイトルの一つ。

ACLの規定により「日産スタジアム」の名は使うことができない。
そのため、この日に限っては名無しのスタジアムになってしまった。

スタジアム外にあふれる人、人、人…。

スタジアム内の広告もすべて禁止。
トリコロールの柱だけがマリノスのホーム感を醸し出していた。

ちっちゃく固まるアルアインサポーター。

いよいよ選手が入場。サポーターのボルテージも上がっていく。
チアも「FINAL」のフラッグを掲げ士気を高める。

基本的にスタジアムで使われる言語は英語なので文字がつぶれてよく読めない。
どっちにしろ選手知らないけど…。

でもこの文字ははっきり見えるぞ。

スタジアムが暗くなり、ギャラクシータイムの開演。
星空のようなペンライトがスタジアムを照らす。

なぜかアルアインサポーターも呼応し、ピカピカ光らせていた。
かわいい。とてもかわいい。純粋に楽しんでいるそのピュアさが好き。

ゴール裏だけが照らし出される演出がまたニクい。
日産スタジアムもLED照明となり、光を使った演出が容易になった。

チアはふちが光るフラッグを振る。
これがまたカッコいいんだ…。

スタジアム全景。見事の一言だ。

続いてはトリコロールのコレオ。
これまたスタジアムの一体感が生み出され素晴らしい。

そして白い装束のアルアインサポーターも自然とその一部に加わる。
よりによって白いもんだから一体化してしまっている…。

選手入場時には火が吹き上がる。
Jリーグでここまで派手な演出はまだまだあまりないから物珍しさがある。

実にいい雰囲気だ。ワールドカップ決勝も行われただけあり、決勝にはこのスタジアムがよく似合う。
ただ観客数は5万人を超えたものの、スタジアムがデカすぎてこれでも空席が目立ってしまう。
やっぱり、いくらなんでもデカすぎる。

いざ、アジアの頂点へキックオフ。

マリノスが押していたものの、アルアインが一発のチャンスをものにし先制。

そのまま前半を折り返す。

なんかクイズが出されているが、英語だし文字がちっちゃいしまったくもって読めない。
これがアジアの壁か…。

後半マリノスがクロスからヘディングを決め同点に追いつく。

更にコーナーキックからのセカンドボールを押し込みついに逆転。
一度はオフサイドの判定となったものの、ビデオチェックによりゴールが認められる。

試合はそのままマリノスが2‐1で勝利。
アジアの頂点へ、歩みを一つ進めた。

サヨナラ、名無しのスタジアム。
【グルメ】★★★★★

町田ゼルビア戦では試合開始の4時間半前に到着、開店と同時にグルメを巡る作戦。
まずはJリーグ屈指のスイーツ店、ベリーズベリーさんへ。
見た目からして満点ながら、イチゴ、バナナ、オレオ、チョコ、ポッキーと5バックの堅固なディフェンス。
クリームを採掘すると中にはアイスクリーム、冷凍イチゴ、チョコソースの意外性を秘めた攻撃陣。
それを外から優しく包む守護神は、ふわっふわのワッフル生地。
見た目、食感、味覚、温度変化に至るまでち密な計算が行われている最強のチームだ。
よくもまあこんな凝ったものをあんなに早いスパンで提供できますね…。
もちろんピーク時には大行列なので、とにかく早めに行って押さえておくのが吉。

続いてぐぅトラKitchenさんのふわとろオムライス。
さすがに専門店のオムライスだけあって間違いのない確かな味。

続いてぱっと見一番行列の長い、ドン・パニーニさんのイタリア風ミートボール。
ワンプレートながら前菜、副菜、メインとバランスが良く、これだけでコース料理をいただいたかのような満足感。
もちろん味もかなり本格的で行列ができるのもうなずける。
見つけたらとりあえず並んでおこう。

続いてはアンドセジュールさんの若鶏のコンフィ。
ぷりっぷりのお肉にハーブな味付けが優しい。ただちと高いので大人用かな…。

とりあえず食べておきたい成田ゆめ牧場のジェラート。
一瞬で提供されるので合間にサクッと買える。濃厚でかつさわやか、スタグルにあると嬉しいお店。

試合が終わってからスタジアムでのんびり食べた吉清さんのお弁当。
別にスタグルって試合終わってから食べてもいいんだよね…?
とにかくおいしいのはワンタン、小籠包、シューマイの点心3点セット。
個人的にはこの点心だけで売って欲しい。そして家でゆっくり食べたい。
日産スタジアムで数少ない横浜要素も備える、安心と信頼のお店だ。
もちろん崎陽軒のシウマイ弁当も売ってるけどね。
あと今回気付いたのが、各店ご飯なしとか少なめとかのメニューも多いこと。
新横浜ラーメン博物館でもミニラーメンを売っているが、それと同じでできるだけ多くのお店を回って欲しいという気概が感じられる。
とはいえ、現実的には1~2店くらい行くのが限界なんだろうけどね。
こんなにいろいろまわっているのはきっと変な人。

ちなみにスタジアム内にも家系ラーメンのとんぱた亭など地味に良さそうなお店が入っている。
ただ大体ここに来るまでにお腹いっぱいになるのでいつも手が回らない。いつかスタジアム内グルメ縛りでやってみようかな。

一方、ACL決勝の日は小机駅から来た関係で西ゲート前のグルメ街へ。
個人的には東ゲート前よりこっちの方が通好みのお店が多いように感じる。

jigemonさんのオムハヤシチーズトッピング1300円。
いやもう、これはバツグンにうまい。さすが横浜の洋食屋さんはレベルが高い!
あとこれを頼むときは絶対にチーズをトッピングしてください。
うまさが100倍ぐらいになります。

香港ワッフルのバナナオレオ味、750円。
おいしさは間違いないけど、ちと高いかな。マリノスグルメは全体的に高めの傾向があるが…。
マリノスグルメは質の高さで言えばJリーグトップレベルと言って間違いない。
のだが、やっぱり値段が高いのと、待ち時間が長いのが少しネック。ACL決勝ではこの2つを買うだけで1時間半くらいかかってしまった…。
それだけグルメのおいしさが認知されて人気が高まっていることの表れでもあるが、行列に並ぶのはちょっと気が滅入るところはあるよね…。
気合を入れるならもう開場と同時に行くしかない。
【街との一体感】★★★★★



今回行った小机駅はマリノス一色。この景色を見るだけでも利用する価値はある。
駅の発車メロディーもマリノスの曲となっている。
ただ途中にコンビニもろくにない田舎道なので、道中横浜感が全くないのが寂しい。
そういう意味でやっぱり副都心たる新横浜を利用する方が個人的にはオススメ。
【満足度】★★★★★
以上、たっぷり2試合観戦した記録。
何度も何度も訪れているスタジアムであるが、未だに新しい発見があって面白い。
観客が4~5万人入っている、という前提で言えば十分満足度★5だろう。
あとはこの観客数をいかに維持できるか…マリノスにはそこまでチャレンジして欲しい。
個人的にはACL決勝の演出を継続して欲しいな…。
索引を作りました!
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