注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
【概要】
平塚総合体育館(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)は、1982年完成、神奈川県平塚市にある体育館。
以前訪れた時の記事はこちら。アリーナの概要等も。
前回訪れた時と比べても、アリーナ自体に大きな変化はない。
ただスラムダンクも映画の影響で大きく注目を集めたのに加え、何より横浜ビー・コルセアーズにバスケットボールワールドカップでも大活躍した河村勇輝が加入したことはあまりにもビッグなニュース。
そんなわけで久しぶりに「スラムダンクの聖地」にでも行ってみようかな、と思った次第である。
なんだかんだで前回訪れてから5年くらい経っているんだなあ…。
【アクセス】
最寄まで★★★★☆
最寄はJR東海道線平塚駅。
湘南ベルマーレのスタジアムや平塚球場もあるため、なんだかんだで来る機会の多い駅。
最寄から★★★☆☆
平塚駅からは徒歩30分ほど。
ベルマーレのスタジアムと同じ公園内だがそれぞれ離れた場所にあるので、道のりが違う。
体育館に行くにはまず駅前の大きな商店街を抜ける。
歩道橋を渡ってこちらの大通りを乗り越える。
この大通りは、栄えある国道1号線だ。東京と大阪をつなぐ日本の大動脈。
とはいえ、高速が整備された今の時代国道1号で大阪に行く人はいないだろうが。
斜めに通る道路を歩いて行く。
途中、ヨコハマタイヤで知られる横浜ゴムの本社がある。横浜じゃないんかいっ。
こちらの追分交差点を右へ。
追分というだけあって道がいろんな方向に分岐している。
ろう学校を過ぎると体育館に到着。
30分も歩いてられない、という人はバスへ。
こちらの共済病院前・総合公園西が体育館に近くて本数が多い。
いろんな方向からバスが集まってくる場所なので、山手線並みにバスが来る。
さすがは日本最大のバス会社神奈川中央交通だ。
【観戦環境】★★★☆☆
平塚に来ると毎回この角度から観ている気がする。
これまでは自由席である程度どこにでも座れていたが、Bリーグの人気が高まった今では全席指定席となった。
以前はなんだかんだで空席もあったが、今回はほぼ満席に。立ち見も出ていた。
さすがに満席となるとこの体育館は窮屈となり、快適な試合観戦は難しい。
しかし選手との圧倒的な近さはやっぱり魅力的。
地方の体育館でしかできないバスケの楽しみ方も、確かにある。
アリーナ全体。これまででは考えられないほどお客さんでパンパンだ。
アリーナ全体。スラムダンクでも描かれている特徴的な天井はいまだ健在。
つまり30年くらい変わってないということだ。
Bリーグだと普通に選手のアップにマスコットが絡んでくる。
今まで普通に見てたけど、これ相当特殊な状況だよな…と改めて思った。
2階の座席は周りにぐるっと通路がある。
柱が太いところもあり、地方によくある体育館だなあという感じ。
アリーナ入って左側にチームののぼりと選手パネルが設置されている。
記念写真を撮るならここで。
エントランスは結構狭め。
以前はここでグルメを売っていたりしていたが、さすがに手狭になったか。
グッズショップやグルメ売り場は外に移動していた。雨だったら大変だったかも。
こちらは2階のコンコース。
川崎が試合をやっていたころはここでグルメを売っていた。やはりスペース的にかなり無理をしている感じだったが…。
今回はサブの施設にもお邪魔してみる。
こちらにはなんとスラムダンクコーナーが。井上先生のサインもあり。
映画の公開もされたが、ここは特に更新されていないようだ。色褪せた本とか置きなおしても良さそうだが。
こちらはビーコルコーナー。
なんだかんだでビーコルとの付き合いも長くなった。横浜国際プールが使えない春先には毎年平塚で試合をしている。
他には富士通レッドウェーブ、
あひるの空のサインやバドミントン、
卓球のTリーグ、
そしてNECレッドロケッツのコーナーもある。
なんだかんだ使い勝手がよく、多くのスポーツチームに活用されている体育館である。
神奈川のスポーツ施設で一番稼働率が高いのは実はここだったりして。
【雰囲気】★★★★☆
人数は少ないと言えど、会場一体となったクラップはかなりの迫力。
ビーコルブースターの音圧は観客の増加によりますます勢いを増している。
ましてやこの狭い平塚総合体育館では、圧倒的な音圧と一体感が生まれる。
普段の会場では味わえない唯一無二の雰囲気だ。
よく見るとコルスくんと選手がいちゃいちゃしていた。
バスケは本当にチーム全体の距離が近い。てぇてぇ…
試合前には何やら茶番劇が始まった。
ビジョンもなく音響もさしてよくなく派手な演出ができない中、コンテンツ力を高めるには「なんかよくわかんないこと」をやるしかないのか…。
わずかな変化だが、青色に輝くゲートがあるだけで少し印象が違って見える。
この角度から観る選手入場もなかなか新鮮だ。
改めて平塚総合体育館で見るBリーグの試合は、スラムダンクの聖地感も相まってビーコルにとっても聖地になっている気がする。
なんだかんだでこれからも年に2試合くらいは残してほしい。
【グルメ】★★★★☆
体育館前の広場にはいくつかのキッチンカーが出店。
ベルマーレの試合に比べると物足りないが、この観客数なら十分すぎるか。
こちらの京風タコ焼きは、一味をかけて食べる変わった味付け。
一味とネギがなかなか合って悪くない。たこ焼きってどんな味付けでも受け入れられる度量があるよね。
こちらは横浜国際プールでの試合でも見た気がするチーズステーキ。
パン、肉、チーズ。どうやったって外れることはないだろう。
平塚駅前で売ってる都まんじゅうは毎回買って帰る。
おいしくてかわいい、しかも安い。
お土産にぴったり。
【満足度】★★★★☆
久方ぶりの平塚試合観戦だったが、さして以前と変わりなく当時の状況が思い出された。
一方で変わったのは観客の多さと熱気。これは横浜主催、川崎主催問わず圧倒的に増したと感じられる点だ。
これはビーコルの成長もさることながら、Bリーグの成長ということにもなるだろう。
平塚開催での定点観測は、今後も5年に1回くらいは続けていきたいところ。
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