注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回はコベルコ神戸スティーラーズ、神戸ストークス、広島ドラゴンフライズの試合観戦のためにユニバー記念競技場、神戸市立中央体育館、エフピコアリーナ福山を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
いくら温暖な山陽地方と言えど、真冬の瀬戸内は凍えるほど寒い旅でした…。
その分、いろいろな温かみを感じる旅となりました。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・神戸で試合観戦+神戸グルメ

今回、新横浜始発の新幹線があることに気付き乗車。
朝6時発なので起きるのは大変ですが…。

この日は大寒波の影響で中部地方を中心に大雪が降っていました。その影響で40分ほどの遅れ。
雪が降っているところと降っていないところの境目が見られて面白かったです。

雪が多い場所ではレールに水がまかれている様子を見ることができました。
こういった工夫のおかげで今日も新幹線は安全に走っているんですね。

そんなこんなで神戸のユニバー記念競技場へ。
とにかく寒くて凍え死ぬかと思いました…。

はしごした神戸市立中央体育館は屋内で暖かでした。
やっぱり冬はバスケですな。

試合後神戸のソウルフードと呼ばれるもっこす本店へ。
神戸には何度も来ていますが、このお店は初めて知りました。世の中知らないことだらけです。

麺どころか器も覆いつくさんばかりのチャーシュー。これは「映え」ですね…。
ただ肉に硬い部分が多く割と食べにくさもありました。外れの部位だったんだろうか…。
あと店内が尋常じゃなくにおいますね(笑)

神戸と言えばパン。
甘い匂いに誘われ、別々のお店でチョコのパンを購入しました。
2日目・福山で試合観戦+福山グルメ

本日のお宿はこちらでした。
神戸周辺はいい感じのカプセルホテルが多くて助かります。

三宮から見える山の景色が好きなんです。

でもマンホールに描かれるのは海の景色。
やっぱり神戸と言ったら海になりますわな。

こんなホテルの下にしれっとバイパスの出口があります。
一体どんな構造をしているんだ…。

新神戸駅もまた山と山に挟まれたすごい場所にあります。
ちょっと登ると滝までありますよ。

朝食は駅弁と淡路島牛乳。
食べ合わせも意外と悪くなく、いい朝食になりました。

新幹線から瀬戸内海って見えるんですね。
温暖な気候ゆえ雪も降っていません。

あんまり山陽新幹線に乗らないので新鮮です。
東海道新幹線のN700系と同じはずですが、微妙にデザインが違っていたりして面白いですね。

1時間もかからず福山に到着。新幹線は速いですね…。

福山駅のコンコースは若干ノスタルジーを感じます。
それでも中国四国地方では広島駅、岡山駅に次ぐ利用者数を誇ります。

福山駅のすぐ裏側には福山城があります。
というより、福山駅自体がお城の敷地の中にあります。その影響で失われた遺構もあるとか…。

福山駅のお城側の出口は割とさっぱりしています。

城と駅、いいですねえ…。
山陽新幹線に乗ってこのお城が見えると、広島に来たなあと感じます。

オシャレなガス灯なんかもあります。暗くなったらキレイでしょうね。

江戸時代に作られた上水道の跡ということでしょうか。
こういった遺構が残っているのはロマンがあっていいですね。わくわくします。

こちらの建物も歴史がありそうです。

その横にあるのが福山自動車時計博物館。
地元の愛好家のコレクションを展示した施設で、その名の通り自動車と時計が特徴です。

まずは時計コーナー。これはすごい…。
四方から時計のカチコチという音が絶え間なく聞こえてきます。
江戸時代には時間の間隔が一定ではなかったので、それに合わせて調整できるような工夫もされていたとのことです。
江戸時代の日本人は本当に賢かったんですね。

そしてこちらが自動車コーナー。これは圧巻!
更に驚きなのが、展示されている車のほとんどが実際に走ることができ、しかも自由に乗り込むことができるのです!

実際に展示されていた飛行機に乗り込んでみました。
パイロットになった気分で大変楽しかったです。これはレトロ好きな大人も乗り物大好きな子供も大満足ですね。





この博物館はその特異な性質ゆえ、映画やドラマの撮影に引っ張りだこなのだそうです。
そりゃ実際に走れるレトロカーなんて貴重すぎますからね。ここは福山で一番オススメできるスポットだと思います。

その隣の建物には蝋人形が…。
すごい視線を感じて非常に怖かったです。スリルも楽しめる福山自動車時計博物館。

両備軽便鉄道は現在の福塩線の前身だそうです。
街中にも歴史あり。

カープ坊や…かと思ったらガールでした。
カープを見るとがぜん広島に来た実感が得られます。

そしてこちらが福山駅前。こちら側は百貨店などもあり栄えています。
福山市は広島市に次ぐ人口を誇る中核市で、市内にあるJFEスチールの工場は世界最大級であるなど瀬戸内を代表する工業都市です。
広島市と岡山市のちょうど中間にあり交通の便もよく、広島と岡山とも違う独自の都市圏を形成しています。
ただ広島と岡山の影に隠れて目立たない、という悲しい一面もあります…。



一体いくつあるんだ、カープのマンホール…。
街中にもカープのナンバープレートを付けた車がたくさん走っていました。

こちらは福山きっての景勝地、鞆の浦。

地方都市っていう感じでなんかちょうどいいですね。
お城が近いところも含めて、なんとなく姫路に似た印象を受けます。

今日のお宿もカプセルホテル。サウナの聖地のようで、凄く充実した施設でした。

地方のアーケードが大好きです。

リンゴかと思いましたが、バラらしいです。
戦後市内の8割が焼失した福山で癒しを取り戻すため、市民が1000本のバラを植えたのがその始まりだそう。
今ではバラは福山のシンボルとなっており、バラ公園もあるなど観光資源にもなっています。
広島も福山も、平和を願う気持ちは同じです。

福山の中心地。立派な街です。

ROSE ROADなんてのもあります。
5月に行われる福山ばら祭りは市内最大のお祭りです。

そんなこんなで広島ドラゴンフライズの試合をエフピコアリーナふくやまにて観戦。
福山でもドラゴンフライズへの熱はかなり高いようでした。Bリーグ優勝は良い名刺になりますね。

試合後は道路を挟んで反対側にある華の湯へ。

結構さらさらとしたお湯でしたが、ちゃんと天然温泉でした。
最近は全国の温泉巡りにハマっています。

福山のお隣にある尾道名物、尾道ラーメンの名店へ。
こちらの一丁さんは食べログで広島県トップクラスの評価をされています。

シンプルなチャーシュー麺ですが、これが実にうまい!
店内もオシャレですし、福山に来たら絶対食べて欲しいラーメンです。福山最高!

サンフレッチェも新スタジアムが出来て勢いがあります。

本日のスーパー飯はこちら。
からあげにたこのからあげ、おはぎです。
個人的にたこのからあげがとても美味しくて気に入りました。
広島はスーパーのお惣菜もなかなかイケてますね。
3日目・鞆の浦を観光

最終日は朝から福山城へ。
天守は天守建築の最終完成形と評価され国宝に指定されていましたが、戦争によって焼け落ちてしまいました。
戦後鉄筋コンクリートにより再建されたものの、元々の天守とは違う形状に作られてしまいました。
今だったらまずそんなことはなかっただろうに、惜しいことです…。

休業だったので中には入れませんでしたが、外観でも十分楽しめます。
中は博物館みたいですね。

こちら側は敵の攻撃を防げるよう鉄板が張られており、2022年にその姿が復元されました。
白と黒のコントラストが素晴らしいです。

こちらはお風呂。
明治期には料亭として使われていたようですがこちらも焼失、復元されたためお風呂は残っていません。

福山城の隙間から見る福山駅。

こちらは本丸御殿跡。今はほとんど何もありません。

福山城の数少ない現存遺構である筋鉄御門。
少しでも残っているものがあって良かったです。

下から見る福山城もなかなかいいものです。
お風呂の部分が外にはみ出ているのが面白いです。

最後に石垣。
どのお城に行っても石垣は残っているので見ごたえがあります。

続いて路線バスへ。左手に見える海がとてもキレイです。
運営する鞆鉄道はその名の通り鉄道を運行していましたが、バスに置き換わる形で1954年に廃線となりました。
ただそこから70年以上社名を変更しなかったため、鞆鉄道を名乗りながら現在はバス会社になっています。
意外と全国にはそういった例があるようです。

そして来ました鞆の浦!
鞆の浦を境に潮目が変わることから古来より「潮待ちの港」として知られ、万葉集にも読まれている長い歴史があります。
江戸時代からの街並みをとどめていることでも有名で、当時の港湾施設がそのまま残っているほか江戸時代の地図が現代でも通用するほど。
宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」の構想を練った場所であることも見逃せません。

技術の発展に伴い潮待ちをする必要がなくなったこと、市街地から離れていること、平野部が少ないことなども重なり、鞆の浦は近代化には至りませんでした。
しかしそのおかげで、江戸時代の街並みをとどめる素敵な街になったのです。

今回はあえて事前情報をあまり入れず、気ままに歩いてみることにしました。
その方が江戸時代の空気を感じられると思ったのです。

そのおかげでこういう狭すぎる路地裏に心が躍ります。
現代では絶対あり得ない道幅、まさに江戸時代の名残でしょう。







いやー、いいですね…。
街歩きが好きな人にとっては聖地とも言えるでしょう。古地図を見ながら歩くのも楽しいでしょうね。

鞆の港に来ました。

人が押し寄せる観光地ではありませんが、その中でもここは一番にぎわっている場所でしょうか。

その先に立つ、鞆の浦のシンボル常夜灯。
もちろん江戸時代には使われていたものです。ロマンがありますね。

そこから見える海や山もまた美しい景色です。
本当ずっと見ていられますね(宮崎駿監督は2カ月見ていました)。

その横にあるのがこちらのいろは丸展示館。
建物自体も江戸時代のもので、国の登録有形文化財です。

坂本龍馬のいろは丸は、紀州藩の明光丸と鞆の浦にて衝突、沈没。
海援隊と幕府が物理的にぶつかった大事件でした。
いろは丸はその後海底で見つかったものの、龍馬が交渉の材料として主張した積荷は存在しなかったことが分かりました。
龍馬ってあくまで「交渉人」なんだな、と歴史を紐解くにつれ理解が深まります。

そこから坂をえっちらおっちら上っていきます。

坂の上にある医王寺へ。

ここからは鞆の浦を一望できます。絶景かな!

帰りは違う坂を降ります。

寝転んでました。猫だけに。

かなり日に焼けていますがカープのポスターがあったり。
ここからカープの試合見に行くの大変だろうなあ…。

続いては福禅寺対潮楼へ。

ここからは縁を額縁に見立てた絶景を見ることができます。江戸時代には朝鮮通信使に「日本一の絶景」と評価されたそう。
またいろは丸衝突事件における海援隊と紀州藩の交渉の場にもなりました。

サザエさんにもここからの景色が使われたようです。

こちらは渡船場。
先ほども見えた反対側にある仙酔島に行くことができます。

近代的な建物もあるなあ、と思っていたら閉鎖したようでした。
鞆の浦はアクセスの悪さを解消するため埋め立て・架橋の話も出たことがあるのですが、景観を守りたいという声も大きく訴訟にまで発展し頓挫しました。
景観が守られるのは素晴らしいことですが、一方で人口減少に拍車がかかっているという複雑な問題もあります。

さて、鞆の浦の名物と言えば鯛!やっぱり鞆の浦に来たからには食べタイ!

迷った挙句、鯛のお造りとてんぷらをチョイス。鯛めしも食べられます。
…うまい!最高!
とにかく身がしっかりしていて、量は多くありませんが十分な食べ応えがあります。
この周辺には今回訪れた千とせさん以外にも多くの鯛料理屋さんがあるので、鞆の浦に来たらぜひ。

旅の終わり際に散策ルートマップを発見しました。
そして今記事を書きながら調べていてあそこ行けばよかったなあ…とか思うのですが、今回はそういう旅にしないと決めたので仕方ありません。
そういう意味で鞆の浦にまた来てみたくなりました。

旅の終わりにまた温泉に来ました。
こちらの鷗風亭では日帰り入浴も受け付けています。

この素晴らしい景色を眺めながら、ゆっくり天然温泉を楽しむことができました。至福のひと時でした。
また思い出の温泉が増えましたね。

風呂上がりに自販機で売っていたレモネードを買いました。
瀬戸内に来たらレモンは外せませんね。

バスセンターでお土産を購入しました。

バスを待ちます。
利便性は良くないとはいえ30分に1本くらいは来るので割と余裕です。

さらば瀬戸内海。さらば鞆の浦。
帰りのバスは路線バスなのに、なぜか運転手さんの軽快なトークを楽しめました。サービス精神が旺盛すぎる…。
一方で市街地に近づくとすごく真面目にアナウンスされていて、なんだかすごくシュールでした。
あと急ブレーキとクラクションを鳴らしたあと何事もなかったかのように運転されていて、なんだか人っていろんな側面があるなあと感じました。

海を北上して芦田川を渡ります。
中国地方で一番水質が悪いそうです。まあでも都会に比べたら全然…。


最後に福山駅を散歩。

見事なアートですね。

Jリーグを目指す福山シティFCも地味に存在感があります。

ハガレンとはなかなかいいところを付いてきますねえ。
私も好きですよハガレン。

新幹線のホームから見る福山城が一番良かったりして。

山陽新幹線は種別がいっぱいあって楽しいです。

それでは新幹線で帰宅します。

ピクミンとのコラボいいな~九州。

生もみじをたくさん買いました。バラとピーチは福山限定だそうで。

帰り際またもスーパーで夕飯を購入。
鯖と穴子の押し寿司にはっさくを使った稲荷ずし、そしてたいの浜焼きに広島のお好み焼き。
実は昨日スーパーで見つけてこれを帰りに食べたいなと目を付けていたのでした。
フレスコバンザイ!
まとめ
というわけで山陽地方を神戸から福山まで駆け抜けた旅でした。
さすがに真冬でしたのでいくら温暖な瀬戸内と言えど極寒でしたが、ラーメンに鯛に温泉にとっても楽しい旅でした。
神戸はいくらでも来る機会がありますが、福山は次いつ来られるかわかりません。
また近いうちに、今度は鞆の浦を調べつくしてまた来たいなあ…。
その他の遠征記についてはこちら!↓