注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
【概要】

国立代々木競技場第二体育館は、1964年竣工、東京都渋谷区にある体育館。
本アリーナはWリーグファイナル観戦のために訪れたことがある。
2022-23シーズン以降、アルバルク東京はついに代々木第一体育館をホームアリーナとすることに成功した。
ところが2024-25シーズン、代々木第一体育館での開催数が少し減ってしまった。
さすがに都心のど真ん中だけあって、Bリーグだけで専有するのは難しかったのかもしれない。
そんなわけでアルバルク東京は代々木第一体育館を主戦場にしつつ、都内の大規模アリーナを転々とすることになった。
そこで私もその流れに乗って都内のアリーナを転々とし、その違いを楽しむ旅に出ようと考えた。
今回はその第3弾、国立代々木競技場第二体育館での試合観戦に訪れた。
Bリーグ初年度のホームアリーナであり、里帰りといっても良いだろう。
【アクセス】
最寄まで★★★★★

最寄はJR原宿駅。または東京の副都心の一つ、渋谷駅。
いずれにせよ日本の流行発信基地である。
この直前に箱根駅伝で青山学院大学が優勝したこともあり、宮下公園の下のアディダスの広告として青学の選手が駆け抜けているシーンが使われていた。
(なお青学の練習拠点はここではなく相模原である)
最寄から★★★★★

原宿駅からは徒歩数分、渋谷駅からは徒歩10分少々。
代々木公園のケヤキ並木を歩いて行くと、右側に代々木第一、第二体育館が見えてくる。
この左側には天下のNHKがある。
NHKを渋谷に置いたのは、国立競技場や代々木体育館に近く東京オリンピック中継がしやすいという理由があるらしい。
ちなみにNHKをここに置いた当時のNHK会長は阿部眞之助という人である。
なんだか巨人の監督みたいな名前だな…。

アルバルク東京の試合が第二体育館で行われたということは、第一体育館でイベントが行われたということ。
見てみるとNiziUのライブが行われており、開演まで6時間以上あるにもかかわらず物販は大盛況であった。

「しぶさんぽ」
周囲を歩いていると二・二六事件慰霊像がひっそり建っているのを発見。
どうやら事件を起こした青年将校たちは、ここにあった刑務所で処刑されたようだ。
どんな大事件であっても時間が経てば知っている人は減り、やがて歴史の一ページになっていくのだ。
【観戦環境】★★★★★

第二体育館はコートが近く感じられ、非常に見やすい。
3000人のキャパシティは今のBリーグでは物足りないが、観戦しやすさという意味では最適だ。

長方形のコートに対し、全くの円形というあまりに独特な形状のアリーナ。
日本でこんなアリーナは他にない。こういうのをオリンピックレガシーっていうんだ。

入り口は写真でいう右側にあり、そこから通路を通って席に向かうスタイル。
上から見るとアンモナイトのような形状になっている。これまたあまりに独特な形状だ。

円形になっている弊害と言えば、横から見るとちょっと遠く感じられる点か。

その分、ゴールの後ろから見ると異常に近い。
もしかしたらこのアリーナではここから見るのが一番面白いかもしれない。

座席は跳ね上げ式でしっかりドリンクホルダーも完備。
古いアリーナの割に観戦客への配慮がしっかり行き届いている。

スコアはビジョンでカラフルに表示される。めちゃくちゃ見やすい。

こちらが入り口。
少し手狭ではあるが、グッズショップやイベントブースなどがある。

入り口からはこちらの通路を左右に歩いて行く。
若干上り傾斜になっている点は注意したい。

またアリーナ下にもコンコースがありグッズショップなどがあるが、こちらはだいぶ手狭で人の往来が激しい。
ここだけは古いアリーナの良くない点が目立っている感じ。
【雰囲気】★★★★☆

WE RED DAYと題し、観客全員に赤いペンライトが配布された代々木第二体育館は圧巻。
相手の名古屋ダイヤモンドドルフィンズもチームカラーが赤で、まさにアリーナは真っ赤に染まった。

もちろんマスコットのルークも健在。服も体も赤いせいでなんだか裸族に見えるぞ。

3000人の大声援は迫力満点で一体感もある。
惜しむらくはアルバルク東京がいいところなく負けてしまったために、その真価を十分発揮できずに終わってしまったところが残念…。懸命な応援は続いていたが。
なんにせよ大きいアリーナはもちろん良いが、これくらいの中規模アリーナもそれはそれで良さがある。
何せアリーナ全体で応援している感じが得られやすいのだ。
アルバルク東京がこうやって一体感のある応援ができているのは、中規模のアリーナ立川立飛で長年試合をしてきたからではないかとなんとなく考察している。
これから第一体育館や有明コロシアム、そしてゆくゆくはトヨタアリーナと1万人規模での試合が続くアルバルク東京。
こういった応援文化がどのように継承されていくのか、引き続き経過を観察していきたい。
【グルメ】★★★★☆

アリーナ外にキッチンカーエリアが用意。
ただでさえ狭い敷地であるが、アリーナ内や写真の人工芝上は飲食禁止ということもあってかなり食べるスペースが限られてしまった。

とりあえず一番並んでいた東京タコライスへ。
東京要素はよく分からないが、温玉の乗った安定のタコライスである。チーズもいい感じ。

なかなか珍しいクリームブリュレのクレープ。
風味自体はカスタードとカラメルでまさにプリン。中にたっぷりアイスも入っている。
スプーンで映画「アメリ」のようにカラメルを割るイメージを持っていたが、残念ながら硬くて割れなかった。
あれはお皿に入ってないとできないんだな…。
【満足度】★★★★☆
かつてホームであった、そしてバスケの聖地でもある代々木第二体育館で久しぶりに行われたアルバルク東京の試合。
そこには昔の姿はなく、3000人ではキャパシティオーバーとなるまでに成長したアルバルク東京があった。
時代とともに聖地も移り変わっていくのかもしれない。
今後は、きっとトヨタアリーナが新たな聖地となっていくのだろう。その日を今から心待ちにしている。
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