注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回は阪神タイガースの試合観戦のために安芸市営球場(安芸タイガース球場)を訪れた時の遠征記を紹介します。
人生ほとんど初めて訪れた高知、そのエッセンスを少しずつ感じながら充実した一泊二日の旅となりました。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・安芸で試合観戦+高知グルメ


今日も富士山さんはべっぴんさん。

高知龍馬空港に着陸。
高知に来たことはありますが、空港に来たのは初めてです。

高知駅への連絡バスもありますが、安芸に行く都合上のいち駅への乗り合いタクシーを利用することにしました。
500円でのいち駅まで行けるので便利です。
でもタクシーってなんか気まずくて苦手だ…(特に信号待ち)。

のいち駅、いかにも地方の駅という感じでそそられます…。
これでも土佐くろしお鉄道の中では大きな駅なんです。


香南市のかわいいマンホールがいくつかありました。
ただ高知にはポケモンマンホールがないのがチョイと寂しいです。

のいち駅にはマスコットの「のいちんどんまん」がいます。
高知出身やなせたかしさんデザインの由緒正しいキャラクターなのです。

のいち駅周辺は典型的な地方の郊外という感じです。
車があれば買い物には困らなそうです。

パリオリンピック金メダリストの櫻井つぐみ選手はまさに香南市出身だとのことです。
これは地元の人にとって誇りになるでしょう。

四国銀行もあって、四国だということを実感します。

列車が来るまで時間があったので、スーパーを見て回りました。

駅に戻ると新聞があることに気付きました。
県勢92年ぶり、まさに歴史的快挙です…。

スーパーでアイスクリンを買ってきたので食べました。
アイスクリンは牛乳を使わないアイスのことで、特に久保田食品のアイスは高知のソウルフードなのだそうです。
ざっくりとしたシャーベットのような食感で、なかなかくせになる味です。
少し高知人に近づいた気がしました。

わざわざ「蛇口に手をかざすと水が出ます」、って書いてあるのはどういうことなんでしょうか?
高知には自動の蛇口はないのか…?

階段もローカルな感じです。

高知のスポーツ、と言っても選手にスポットを当てているのはなかなか珍しいです。
そして間寛平さんがアスリート扱いされているのも不思議です。確かに高知出身だし、世界一周していたけど…。

香南市一番のターミナル駅のいちです。

ここにものいちんどんまん。

ローカルな待合所がたまりません。

たった一両しかない列車が来ました。
電車ではありません。



土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線は海沿いを走っていきます。
普段関東で見る太平洋とはキレイさが全く違います。

球場前駅に到着。

安芸市民球場に来ました。
タイガースタウンを名乗るだけあり、まさに阪神のための球場です。

野良時計は明治期に畠中源馬という人が自力で作った時計で、農家さんたちが時間を知るのに役立ったそうです。

球場前駅から高知駅へと向かいます。

これに乗るだけでも高知に来る価値がありますね。

珍名駅として有名な「ごめん」。
後免町駅は後免駅と似ていてわかりにくいので、やなせたかしさんが「ありがとう駅」の愛称を付けました。

ここから右の高架がごめん・なはり線、左に行くとJR土讃線です。

そんなこんなで高知に到着。
高知ファイティングドッグスのロゴが貼られていますね。

「くじらドーム」の愛称を持つホームは県産杉を使っており、優しい印象を受けます。
高知駅はJR四国で初めて自動改札機を導入した駅でもあり、列車接近時には「アンパンマンのマーチ」が流れます。

そんなわけで駅にもアンパンマンがいっぱいいます。

高知駅のコンコース。開放的です。

高知市は高知県の人口の約48%を占めており、その人口密度は政令指定都市の岡山市をも上回ります。
高知県は高知市一極集中なのです。

高知のキャッチフレーズは「極上の田舎」。
でも高知駅周辺は田舎ではありません。

南国感を醸し出すヤシの木の周りにはビルがたくさん伸びています。

警察の建物もなんだかオシャレです。ふらっと入りたくなります。

駅前のローカルスーパーエースワンへ。

いい雰囲気です…。

ホテルに到着。

別バージョンのアイスクリンを買ってきました。疲れた体に至福のひと時。

スーパーで買った品々。
カツオのたたきとタレ、ぼうしパンやチーズナポリなど高知のローカルパン、四万十鶏のからあげ、ひまわり乳業の名物リープルとコーヒー、そしておいしそうだったぶっかけうどん。
スーパーでこれだけ地元の名物がそろうと壮観です…。
高知はスーパーが最高ですね。

そしてホテルの窓から、今日の目的地が見えました!

こちらが高知名物屋台餃子、屋台安兵衛!
がやがやとした夜の雰囲気がたまりません。

餃子は揚げでも焼きでもない絶妙な加減で、サクサクと一瞬で食べられます。
これは高知に来たらぜひ押さえておきたいグルメですね!

行列に並ぶのが嫌いな高知の人もこの餃子の行列には並ぶのだそうです。
もちろん観光客もひっきりなしに訪れます。

ちょっと飲みたくなり、帰りにコンビニによってクラフトチューハイを買ってきました。
いい感じになって最高の一夜でした…。

お店は夜中の3時まで営業しています。
上からお店の様子をずっと眺め、高知の風景を楽しむことができました。
2日目・高知市内観光+高知グルメ

最近は地方の天気予報を見るのが趣味です。

朝食は軽くパンをいただきました。
若干焦げてるのは焼きすぎたためです。

高知ユナイテッドSCの特集をやっていました。
Jリーグ空白県高知で頑張っています。

ホテルにもアンパンマンがいました。

朝にはすっかりお店がなくなっていました。
この撤収の早さはまさしく屋台です。

このあたりは繁華街でしょうか。

はりまや通りは駅と中心部を結ぶ高知の大動脈です。

高知駅のすぐ南にある高知橋。

朝の高知はスカッとさわやかな空気です。
日差しは強いですが、からっとしていて嫌なジメジメ感がありません。

高知のローカルマンホールはカツオと鳴子です。

観光案内所もオシャレで、アンパンマン、ばいきんまん、そしてなぜかしょくぱんまんがいます。

そんなアンパンマンに乗って移動します。
高知の路面電車ははりまや橋を中心に南北と東西に延びていて、高知で「電車」というと路面電車を指すとのことです。

高知のど真ん中、はりまや橋交差点に来ました。
ここの見どころと言えば…

ここです!
…といっても分からないかもしれませんが…。

ここはダイヤモンドクロッシングと呼ばれる構造で、線路が直交に交差しているのです。
これは日本に3カ所しかない非常に珍しい線路です。
特にとさでんのダイヤモンドクロッシングは、平日朝8時12分に3編成が入れ違う「トリプルクロス」が見られる場所なのだそうです。

そんな交差点の脇にはアンパンマンとジャムおじさんがいます。
アンパンマン大きすぎ?

そしてやってきましたはりまや橋。
高知のシンボルですが、日本三大がっかりスポットの一つに数えられる残念な観光名所でもあります。
もちろんはりまや橋にまつわるエピソードもあるのですが、はりまや橋が観光名所になった一番の要因は「高知のど真ん中にあるから」…かなあと思います。

江戸時代から明治期にかけて日本をかき回した高知の歴史に思いをはせながら渡るのが、はりまや橋の一番いい楽しみ方ではないでしょうか。

大切なのは、イマジネーション。

ちなみに現代のはりまや橋はこちら。車も通れます。


アーケードもいろんな種類があります。

はりまや橋電停にはなにやらいろいろ書いてあります。

そのまま高知城前へ。
マンガ家西原理恵子さんのイラストが貼られています。

こちらが高知城。
現存12天守の一つで、本丸の建造物がそのまま残る唯一の城です。

戦火を逃れたために追手門などもそのまま残っていて、当時の雰囲気を存分に感じることができます。
こりゃたまらんですね…

高知城の案内板はこちら。
役所も高知城のすぐ近くにあり、今なお行政の中心です。

いよいよ天守に向けて登山のはじまりです。

入り口にあるのは板垣退助像、そして高知の人が旅人のために植えたセンダンの木。
高知城の入り口にふさわしい場所です。

高知市は全国の県庁所在地の中で最も雨量が多く、高知城も水害にたびたび悩まされてきました。
この石どいは雨水を石垣から逃がすためのもので、雨の多い高知ならではの工夫と言えます。

よく見るとここだけ色が違うのが分かります。
それだけ水が流れていった、ということでしょうか。先人の知恵には頭が下がります。

石垣も立派で見ごたえがあります。

何も説明書きがありませんが、これは井戸でしょうか?
これもなかなかな遺構に見えますが…。

天守への道のりは遠い…。

ここの石垣斜めになっていて面白いですね。

いよいよ天守が近づいてきました。

そしてこんなところでアイスクリンを売っていました。いいですねえ…。
帰りに買おうと思っていましたが買いそびれてしまいました。

天守前には広場があります。

そしていよいよ天守へ。絶好のフォトスポットです。

実は天守ではなく本丸御殿に先に入ります。
天守と本丸御殿が残っているのは日本で高知城のみ。







本丸御殿も見どころたくさんで、とっても面白いです。
京都の二条城を少し思い出しました。

やっと天守にたどり着きました。

かつて高知城は「河中山城(こうちやまじょう)」と呼ばれていましたが、水害が多い土地柄ゆえ縁起が悪いとなり「高智山城」と呼ばれました。
これが「高知」という地名の由来になったとのことです。
ちなみに「土佐」の名前は古事記に由来する由緒正しい地名です。
土佐県でもよかった気がしますが、ちょっと語呂が悪いでしょうか。

高知城のジオラマがあります。
城の周辺まで細かく作られていて、かなりの大迫力です。



高知城の良いところは説明書きがかなり充実しているところです。
城が良くても説明書きがないとその貴重さがよく分からないので、これは助かります。

現存天守は階段がきついのがお決まりですが、高知城は結構マシな感じです。




天守からの景色は、もちろん高知を一望できます。
結構柵が低いので注意しましょう。

今やどこの観光地も外国人客でいっぱいですが、高知城はまだ見つかっていないのかガラガラです。
この良さがバレる前に行っておくのがオススメです。




くだりも楽しい高知城なのでした。

鐘を見ると年末を思い出します。




高知城に入らずとも散歩にはちょうどいいハイキングコースです。
近所にあったら毎日歩きたいですね。

この道は松山と高松を結んでいるようです。
四国はつながっているんだなあ…と感じさせます。

水害の多い高知ですが…

フナが泳いでました。

公安の建物って初めて見ました…。
でも公安って具体的に何をしているのか、コナンとかにはよく出てきますが実際よく知りません。

さてやってきたのは、高知城の隣にある高知城歴史博物館。
高知城とのセット券を購入するのがオススメです。

中には能面なんかも展示されていて、不気味です…。
なんかこういうのってもっとかわいく作れないんですかね。それお面か。

お城について様々な角度から解説されていて、より深く高知城を学ぶことができます。

高知名物の一つが、こちらの日曜市。
文字通り日曜日に行われるフリーマーケットのようなイベントで300年もの歴史を持ち、その規模の大きさは日本一とも称されます。

市場はもちろんのこと、その横に立っているお店もすごくノスタルジーを感じます。
高知に来たらぜひ訪れたいスポットですね。

そんな日曜市の隣にあるのが、高知きってのグルメエリアであるひろめ市場です。
1998年にオープンした比較的新しい施設ですが、高知を代表する観光地に成長しました。
一言でいうと「屋台型のフードコート」なのですが、日本でひろめ市場以上に成功した事例はないらしいのです。
一説には屋台がずらっと並んでいる感じがお酒好きな高知の人の気質に合っていた、とのことです。

そんなひろめ市場で多分一番人気?のお店がこちらの明神丸。
その名物はなんといっても…

高知名物・カツオのたたき!
目の前でわらを使って焼いてくれるなんて、今の時代にぴったりな「映え」ですねぇ~。

塩とタレの二種類をいただきました。めちゃくちゃ肉厚…。
でも一番の思い出はカツオのたたきではなく、隣に座ったおばちゃんでした。
周りの人に気兼ねなく接していて、私にはなぜかからあげを一つ分けてくれました。
うーん、なんてパワフルなおばちゃんなんだ…。
なんか一人で来ているようでしたけど、そのバイタリティとコミュニケーション能力には恐れ入りました。

おばちゃんの余韻を残したままアーケードをぶらり。


高知ユナイテッドSC、Jリーグ空白県高知からJリーグ参入を狙います。

地元のポスターにも高知ユナイテッドSCが混じっています。この感じなんだかすき。

神社でバナナの苗を500円で売っていました。
ちょっと買ってみたかった。

よさこい稲荷神社を参拝。

何故か鶏が放し飼いにされていました。
逃げないんでしょうか…。

山内容堂?の生誕の地でしょうか。
龍馬伝で見た記憶があります。

濠から高知城をパシャリ。

高知城初代城主の山内一豊像があります。

その横にある高知県立文学館。
特に入るつもりはありませんでしたが、「ムー展」と聞いて飛んで入りました。
「ムー」とは、知る人ぞ知るオカルト雑誌のこと。
あまりにマニアックな、かつ一部に熱狂的なファンがいる雑誌です。

ムーはなぜかモアイ像がシンボルマークになっています。
そしてなぜか眼帯をつけています。

スカイフィッシュはこうやって撮れます。
これでもなおこうやって展示を続けるのですから、なかなか見上げた根性ですな。

こういうのってプロレス的に楽しむのか、妄信するのか、科学的に考察するのか、によってその人の生き方が見えてくる気がします。
ムーは心の万華鏡かも。


残念ながら私にはスプーンは曲げられませんでした。
絶対曲がらないスプーンvs絶対スプーンを曲げるユリゲラーという対決も行われ、職人の魂が強くこもったスプーンだったので曲げることができなかったのだそうです。

ネッシーとツチノコはどこかにいると思いますが、発見されたらかえってみんな興味を失うんじゃないかと思っています。
発見されないことで存在できる、それがネッシーとツチノコなのです。

昭和から平成にかけてオカルトブームはありましたが、令和にも残ってるということはやはり何か人の心をつかむものがムーにはあるということなのでしょう。

ちなみに私はムーを読んだことはありません。

やなせたかしさんののぼりがたくさん立っていました。
アンパンマンは赤ちゃんの永遠のヒーローです。

こちらは高知市役所。

レスリングで金メダルラッシュです。

高知県庁にはもっとたくさんありました。
高知はなかなかのスポーツ王国なのでしょうか。

普通にすごい都会です。

道中でまたスーパーに寄りました。

見たことのない魚がたくさん。

もちろんアンパンマン。

違う味のアイスクリンを買いました。
黒糖味もなかなか暑い夏にはいい感じです。

ばかたれ、という焼き肉のたれも購入しました。

川を渡ります。

暑かったので高知県立美術館で芸術を楽しみました。

国民休暇県、という単語が気になります。
どうやらバブル期ごろ国民みんなが休暇で高知に訪れるように、とつけられたキャッチフレーズらしいですが、そういう感じにはなってない気がします。

高知の自然を楽しみます。
山と川、海が近いのが高知の魅力です。

スーパー銭湯に行きました。
非常に気持ちいい快適な施設でした。

ここにもひまわり乳業の飲み物がありました。
それだけ高知に根付いている存在なのですね。

少し歩くと海のにおいがしてきます。

路面電車に乗って戻ります。

せっかくなので坂本龍馬生誕地に行きます。

ずいぶん立派な看板がありますが…

目的地はここです。う、うーん…。
せめて銅像でも置いといてほしいところです。

ここに記念館があります。
それにしても道路の真ん中に用水路があって結構危ないです。

やっぱり地元の人からしても地味スポットみたいです。

なんとなく路面電車の終点に来てみました。
グーグルマップで見たら海が近そうだったので期待したのですが、防波堤が高くて全然見えませんでした。

高知駅に戻ってきました。
スマホの充電器の隣にペット用ご飯の自販機がありました。こんなのあるんですね。

高知駅ちっちゃいですけど、オシャレなデザインですね。

高速バスで空港へ。

四国八十八カ所のお札がありました。
ここに来ればお参り終了?

高知には至る所に津波の際どこに逃げればいいか案内があります。
南海トラフ地震が起きたら、高知は真っ先に被害を受ける可能性があります。

地方空港のこういう雰囲気好きなんですよね。

空港の中央にあるレストランで夕食。

まずは高知特産ぶしゅかんの酎ハイで一杯。

高知のお料理が詰まったセットを注文。
どれもこれも非常においしいです。旅の最後にいい思い出ができました。

龍馬さんも見守っています。
個人的にはアンパンマン空港でもよかった気もします。

デッキに昇ってきました。

良い夕陽です。さらば土佐!

お土産ははりまや橋に縁の深いかんざしというお菓子、そして高知のソウルフードミレービスケット。
こうして見ると高知は本当に地元に根付いたグルメが多いなと感じました。かなり面白い特色だと思います。
まとめ
以上、一泊二日高知の旅でした。
高知というとカツオのたたきかはりまや橋くらいのイメージしかありませんでしたが、いざ行ってみると地味ながらもなかなか面白いものも多く楽しむことができました。
やはり旅は実際に行ってみないと分からないことだらけだな、ということを改めて実感しました。
これからも未踏の地にどんどん行って、楽しみを増やしていきたいです。
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