注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回はAC長野パルセイロと松本山雅FCの試合観戦のために長野Uスタジアムとサンプロアルウィンを訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
信州と言えばそば!
ということで、長野と松本でひたすらそばを食べまくる旅となりました。やっぱりそばは良いものを食べたいですね…。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・長野で試合観戦+長野グルメ

北陸新幹線は、かつて長野新幹線と呼ばれていました。
というわけで長野行きのあさまに乗車。

この区間は東海道新幹線とはまた違った風景が楽しめます。

あっという間に長野へ。

北陸新幹線のデザイン、めちゃくちゃいいですよねえ。
東海道新幹線が面白みないからかもしれませんが…。

とにもかくにも、まずはそば!
もちろん駅のホームでもそばが食べられます。

朝一ということでシンプルなかけそばを注文。
そばのおいしさを一番ダイレクトに味わうにはこれが一番。つゆも信州ならではの風味です。
もちろん七味は善行寺名物の八幡屋礒五郎。
これだけで信州を存分に味わうことができます。

長野と言えば長野オリンピック。
ゆうに20年以上たった今でも、その影響力は絶大です。

昨今の新幹線の駅舎はどこもキレイです。

こちらが長野駅前。
長野市は人口約36万人で、全国の県庁所在地では26番目。真ん中よりちょっとしたくらいです。
それでも駅前はかなり栄えています。

マンホールにもオリンピックの確かな足跡が残っています。

このあたりは商業施設が集まっています。
さしずめ信州の渋谷といったところでしょうか。

この使われていない地下道は何なんでしょう…。

当たり前にオリンピックのロゴがあるのがすごいですね。

この時はパリオリンピックの直前でした。
オリンピックとオリンピックはつながっています。

こちらは長野市役所。
いつまでもエンブレムが残っています。

これは日時計みたいですが、なぜか自転車のカギが引っかかっています。
やったやつ暇すぎるやろ。

長野と言えばもちろんリンゴですね。中央はリンゴの花らしいです。
ただし生産量で青森には負けています。

長野駅の駅舎は長野県産の木材が使われており、長野の玄関口にふさわしいデザインになっています。
この駅舎を見て長野に来たことを実感する人も多いのではないでしょうか。

一方、反対側の出口にもオリンピック関連のモニュメントがあります。

そんなこんなで、駅ビル内にあるお蕎麦屋さんへ。
とろろの他ネギの下にはクルミたれが入っていて、そばなのに甘いという非常に面白い体験ができました。
あとおはぎがめちゃくちゃ大きくて、お米の粒が大きいのとサクサクのくるみが入っていて食感も味も大変楽しめました。
手軽に長野っぽさを味わうには長野駅ビルにある信州そばの草笛が便利です。

長野駅から伸びるこちらの道は北国街道。
もちろんバスも出ていますが、やっぱり江戸を感じられる徒歩がいいのです。

そんな道中にも長野オリンピックが息吹いています。
こちらでは表彰式も行われたとのこと。

北国街道からそれると、地元住民向けのアーケードがあります。
こういう道もまた地域の空気感が感じられて楽しいのです。

坂を上ると旅館も増えてきて、宿場町の空気が感じられます。
この現代的な都会から江戸のような空気感へのグラデーションも楽しいのです。

いよいよ門をくぐります。

ここは完全に観光客向けの通りなのですが、こんなところにもスターバックスがあります。
スタバって観光地にも自然になじむからずるいなあと思います。

やってきました善光寺。
遠くとも一度は参れ善光寺とも詠まれる、信州きっての観光地です。
とはいえ私は一度どころか二度目なので、とりあえず外観だけ見て満足しました。
お戒壇巡りは非常に貴重な体験ができるので、初めて来た人はぜひ回りましょう。

本当は美術館で芸術を味わうつもりだったのですが、時間が中途半端になってしまったので諦めることに。
以前なら無理してでも行っていましたが、最近は多少もったいなくても時間にゆとりを持つ旅を心がけるようになりました。
数を絞ってゆったり楽しむ旅が私は好きです。

美術館前の広場でも十分楽しめますね。

逆に時間が中途半端に余ったので善光寺に戻ってきました。
この牛さんたちはどういう経緯で作られたものなのでしょうか…。

やっぱり善光寺はカッコいいですね…。
そりゃ外国人にも人気が出るわけです。

参道も人が多くてこれまたすごい光景です。

前回は味噌ソフトを食べたので、今回は栗ソフトにしました。
思ったよりコーンにぎっしりアイスが入っていて食べ応え満点でした。オススメです。

こんなところにもオリンピック…。
このマスコットの名前覚えている人いるんでしょうか。

熊野神社は和歌山の世界遺産である熊野古道にゆかりがあり、サッカー日本代表のエンブレムに描かれているヤタガラスに縁があるとのことです。
こんなところにもスポーツが…。

文芸座とかもあります。江戸っぽくていいですね。

長野電鉄長野駅へ。長野には実は地下鉄があるのです。
これに乗って小布施や温泉に行きたいのですが、時間がなくなかなか行けません。

こちらはしなの鉄道。
長野には3社の鉄道路線が乗り入れています。

長野から10分ちょっとの篠ノ井駅へ。
これでも長野県で3番目に乗降客数が多い駅です。

とはいえ、典型的な田舎駅です…。

こっち側は本当に何もありません。

篠ノ井は「聖火が輝き続けた街」です。

本日のお宿はこちら。篠ノ井の数少ないホテルです。

長野Uスタジアムへ。良いスタジアムでした…。

夜の篠ノ井はなおのこと何もありません。

篠ノ井では真夏にお祭りが行われるみたいです。
こういう地方のお祭りってまだ行ったことないんですよね。特に東北のお祭りには興味があります。

ぐっすり寝ました。
2日目・松本で試合観戦+松本グルメ

ホテルの朝食はありがたい…。
そして健康のためほぼ野菜にしました。旅先はどうしても野菜なくなりがち…。

ハッピードリンクショップって山梨のイメージなんですが、長野にもあるんですね。
ただの自販機なんですが。

篠ノ井は軽トラ市でも盛り上がるらしいです。

こういうお店も寄ってみたくなります。

山と…ゴミの山。

おいしそうな桃。

長野オリンピックスタジアムに来ました。
まさしく開会式・閉会式が行われたスタジアムです。

篠ノ井駅に戻ってきました。駅名の看板がいい味出してます。

世にも珍しい長野と松本が一緒になったポスター…。
仲よくする日は…しばらく来なさそう…。

篠ノ井駅は篠ノ井線としなの鉄道の分岐駅になっています。

臨時の快速が来ました。
事前に知っていたらこれに乗っても良かったかも…。

篠ノ井線は山を登るため、スイッチバックを行います。
そのため駅でもないのに停車する区間がいくつもあります。

こちらの姨捨駅から見える風景は、日本三大車窓の一つに数えられる絶景です。天気が良ければ…。
夜景も非常にキレイとのことです。

わざわざ風景を見る用のベンチまで設置されています。
なお、停車時間の関係で滞在時間は1分ほどでした。

一山超えて、松本駅へ。

松本ってギターの生産日本一なんですね。音楽も盛んな街です。

長野駅とどっちがオシャレ?

アルプス口は大変開放的です。

こちらが松本駅。微妙に国鉄の頃の趣を感じます。

こちらも長野に負けず劣らずの都会ぶり。

大通りもあります。

松本のマンホールはてまりです。

松本駅から少し歩いたそば切りみよ田に来ました。

追加で頼んだ野沢菜の天ぷらが先に来ました。
めちゃくちゃサクサク、程よい塩加減でうまい!しかも300円でこの量ならとっても満足できます。

そしてもちろん、冷やしのぶっかけそば!
かき揚げがつゆに浸してもサクサクを保っていて、凄い技術だなと感心しました。そばもおいしくて足りなかったくらいですね。

ポケモンセンター出張所が出ていました。
松本なのに「in長野」になっているのは、他県民でもやっぱりちょっと違和感があります。ポケモンの中に信州に詳しい人はいなかったんでしょうねえ…。

オシャレな通りをのんびりと。大雨ですけど。

松本は学都、岳都、楽都の三ガク都を名乗っています。NOT GACKT。
楽都はきっとギターのことですね。それに世界的指揮者の小澤征爾氏が長野県民栄誉賞を授与されています。

雨で女鳥羽川がひどいことに…。
氾濫を防ぐため深いつくりになっています。

なわて通り商店街はいつもならいい雰囲気なのですが、この雨では食べ歩きなど楽しんでいる場合ではありません(´;ω;`)

実はこっちの方も風情があったり。

なわて通り…と真っ黒な川。

そんなこんなでアルウィンへ。
やっぱり最高のスタジアムでした。

松本バスセンターから各方面への高速バスが出ています。
それだけ鉄道が厳しい立地なんですね。

五平餅に山賊焼、おやきなどを松本駅前のローカルスーパーデリシアで買ってきました。
こうやって手軽に地元のお惣菜が揃えられるのは長野の大きな強みです。

こちらは松本土産の定番雷鳥の里。
3日目・松本観光

朝から松本市街地を散歩。

女鳥羽川もちょっとはマシに…?

松本はどこを歩いていても風情を感じられます。

城下町のくねくねした道は敵の襲来を遅らせるためであることが多いですが、ここはただスピードを抑えるためかな…?
でも速度を抑えるという意味では同じ目的なのかもしれません。

観光地のコンビニマニアっていそうですよね。

そんなファミマの目の前にあるのが、国宝松本城。

お城は庭園も含めて楽しめます。

日本アルプスの山並みもキレイです。

そしてこちらが国宝松本城。
いつ見ても素晴らしすぎるお城です。外観なら日本一好きかも。

下から見上げる松本城もまた素晴らしいものです。
そしていかにも攻めにくそうです。


松本城は現存12天守の一つであり、内部の構造がそのまま残っています。
おかげで暗いし狭いし大変なのですが、その分当時の雰囲気を直接感じられます。
お城って攻め込みにくくしてあるおかげで階段の場所がバラバラで、そのおかげで天守に登るだけで全体をくまなく観察できるんですよね。
攻め込む兵士の気分で上るのが楽しいのです。

こういう柱の複雑な構造とか、よく思いつくなあと感心します。
昔の日本人は頭が良かったんですね。

もちろん階段も急です。なるべく動きやすい恰好が吉です。


松本城は決して大きくはないのですが、そのおかげで天守に登る大行列ができています。
ピーク時には数時間かかるらしいので、なるべく朝早く行くことをオススメします。

ここから矢を放ったり、銃を撃ったりできたのでしょう。
そういうことが行われない今は平和です。

いよいよ天守の手前までくるととても待ちます。

こちらが天守です。
開放的なお城もありますが、松本城は開けている感じではありません。

もちろん景色を見ることができます。
こうやって見ると、松本に攻め込むのは大変な地形であることがよく分かります。

見上げるとしめ縄がありました。
よくあんなところまで運んだなあ…と感心します。文字通りとび職が空を飛ぶように移動していたのでしょう。

どっちを向いても山だらけです。


下の方に来ると真っ暗になってしまいます。

はみ出たところが一番風が通って気持ちいいです。
きっとお殿様もここで過ごしている時間が長かったのではないでしょうか。

はみ出た部分を降りると出口です。
なんだかんだで1時間くらいはゆうにかかりますね。

この角度から観る松本城が一番好きです。
おそらく世間的にもこの画角のイメージが一番強いのではないでしょうか。

橋越しの松本城もまた見事です。

松本市役所の手前には平和の灯がありました。
まあ、長野とはバチバチなんですけどね…。

このあたりは夜の街でしょうか。
松本の夜の街もなかなか大きいです。

スズキメソード発祥の地らしいですが、スズキメソードをよく知りません。
音楽を通じて子供を育てるという教育法のようで、音楽家を多数輩出しているらしいです。

岡山の女…らしいです。

いい感じの建物がゴロゴロあるのがいいですねー。
ちなみに個人的には旧開智学校が大好きなのですが、今回は耐震工事で行けませんでした。

こういう何気ない風景がいかにも松本らしく感じます。

イオンモールを通り過ぎました。デカいなあ…。

松本城の手前にあるのが四柱神社。
4柱の神様を祀っているから四柱神社なのだそうです。ずいぶん欲張りですね。

なわて通りと女鳥羽川。

お昼を食べに来ました。
こちらの麺匠佐蔵さんは、個人的に松本でイチオシのお店です。

なんといっても甘みの強い信州みそを使ったラーメンがおいしすぎるのです。
このおいしさは札幌みそラーメンとも十分戦えると思います。みそのジャンルがだいぶ違いますが。
東京にお店が出来たらすぐ行列になるでしょうね。

松本駅の反対側に来ました。

こっちは田川っていうらしいです。松本は川が多いですね。

一瞬「俺ガレージ」かと思いました。
地方に行くとこういう読めそうで読めない漢字の看板が多い気がします。普通に書いてほしいです。

わざわざ反対側に来たのは温泉に入るためです。
ここはサウナ後の水風呂が天然水で、非常に気持ちよく体を冷ますことができます。こういうスーパー銭湯は問答無用で最高評価です。

信州でデリシアに並ぶご当地スーパーがツルヤです。
ツルヤは見かけたらぜひ寄って行ってほしいお店です。

ツルヤの名物の一つがリンゴバター。
こちらはアイスですが、他にもパンやらなにやらいろんなものに使われていて最高なのです。

上の2つは松本城近くのパントリーマルナカで購入したパン。
下3つはツルヤで購入したおやきとリンゴバターを使ったパン。
個人的にはおやきのおいしさでツルヤに軍配が上がりますかね。
松本駅近のデリシア、質と豊富な種類で勝負のツルヤって感じです。観光客にとっては使い分けが必要ですね。

こっち側は普通の住宅街です。
観光地のこういう側面を見るのも好きです。

反対側から見た松本駅。

特急あずさで帰ります。
3連休の最終日とあって3分に1本あずさが走るという異常事態です。

私が乗った方が臨時だったので、少し古い形式の車両でした。

松本駅は電車が来ると「まつもとーーーーー」と妙に長いアナウンスが流れます。
全国でもこんな特徴的な案内はほとんどないでしょうね。

コンセントが無かったり微妙に不便ではありました。
別に寝てるだけだからいいんですが。

こっちが新しい車両です。今度はこっちに乗りたいですね。

のんびり景色を楽しみながら帰りました。

ちなみにコンビニで名物の牛乳パンが売っていました。
小松パンの牛乳パンは今予約しないと買えないらしいので、駅のコンビニで買えるのはありがたいです。
まとめ
以上、長野と松本を巡る旅の記録でした。
たくさん量は食べましたが、そばが多かったのでヘルシー0カロリーです。
こういう駅前の旅も楽しいのですが、今度こそ長野電鉄に乗り小布施と温泉に行きたい!という思いも強くなりました。
日本全国、旅はまだ終わらない…。
その他の遠征記についてはこちら!↓