注：本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回はセレッソ大阪、FC大阪の試合観戦のためにヨドコウ桜スタジアム、花園ラグビー場を訪れた時の遠征記を紹介します。
今回の旅ではひたすらスポーツを追っかけていたのであんまり観光らしい観光はしていませんが、それでも随所に面白いポイントを見つけました。
何よりスタジアムに宿泊する、という経験が非常に楽しかったです。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ！
１日目・ヨドコウ桜スタジアムで試合観戦＋長居観光
早速ですがここは天王寺駅。
18番線まである大阪でも屈指のターミナル駅です。JR単体で言えば大阪駅よりホームが多いほど。
ここの阪和線のホームも非常に大きくて圧倒されます。
鶴ヶ丘駅にやってきました。
セレッソ大阪のホームヨドコウ桜スタジアムに来ました。
桜一色の鮮やかなスタジアムでございました。
本日のお宿は、なんとその向かいにあるヤンマースタジアム内にあります。
こちらがスタジアム内にある長居ユースホステル。
基本的には団体客向けの施設ですが、別に誰がどう予約をとっても問題はありません。
入り口はこちらのエレベーターから。
スタジアムの３階がユースホステルになっています。
お部屋に到着。
少々古さはありますが、ユースホステルということを考えればキレイな方でしょう。
スタジアムから見る長居公園。不思議な感じです。
どうせならピッチ側にベランダがあればいいのに…部屋から試合見られたらものすごく贅沢そう。
スタジアムにある関係で廊下がめちゃくちゃ長いのが特徴です。
こんなホテルは他にないでしょう。
セレッソレディースのポスター。
こちらにはタイガースなど関西のスポーツチームのユニフォームがありますが、なぜかライオンズも。
一応セレッソのライバルであるガンバもフラッグが一つ置いてありました。
もちろんホームのセレッソは特別扱いです。
こっちはヤンマースタジアムでライブを行ったアーティストのコーナーのようです。
荷物を置いて買い出しへ。
関西のスーパーライフへ。
と言いたいとこですが首都圏にも結構お店があります。
夕暮れの長居公園はのどかな雰囲気です。
先ほどまでJリーグの熱き戦いが行われていたとはとても思えません。
スタジアムで食べすぎたので、本日の夕飯はスーパーで買ったハーフお好み焼きとヨーグルッペ。
たとえスーパーの総菜でもお好み焼きがふわふわでおいしかったです。関西のお好み焼きはふわふわ。
森に囲まれた…かどうかはわかりませんが、スタジアムの中にあるのは確かです。
ちなみにユースホステルというのは、プロイセンのリヒャルト・シルマンという人が提唱したシステム。
小学生を徒歩旅行に連れていた最中、宿泊場所の確保に苦労したことからはじまります。
今では世界中に施設があり、日本にも200ヶ所あります。
青少年用の施設だったこともあり年齢制限を設けている時代もありましたが、現状は誰でも使えるようになっています。
基本的には共用施設のため清掃なども自分で行うのが決まりでしたが、現在はそういうところはほとんどなく普通のホテルとあまり変わりはありません。
長居ユースホステルも子供が多い以外はほとんど一般的なホテルと同じでした。
そして散歩がてらやってきたのは長居植物園…
ですが、夜はチームラボボタニカルガーデンに生まれ変わります。
植物園を使ったアート作品の展示になるのです。
いかがでしょうか。行ってみたくなりましたか？
アート作品なので野暮な解説はせず、皆さんの感性にお任せします。
もし行かれる際は事前にチームラボのアプリをダウンロードしておくことをオススメしますよ。
こちらはアート作品ではありません。スタジアム前では若者たちがはしゃいだりダンスしたりしていました。
昼と夕方と夜で全く雰囲気が変わり、これはこれで社会の縮図のようです。
２日目・花園ラグビー場で試合観戦＋鶴橋で焼き肉
朝の長居公園。
ラジオ体操の音が聞こえてきました。
簡素ながら朝食もついていました。
本来のユースホステルなら朝食も自分で作らないといけないんでしょうけどね。
朝の長居公園を散歩。
ちなみに長居公園は1944年からの長い歴史があり、戦後は競馬場や競輪場もあったみたいです。
朝のスタジアムはまた夜とは違ったのんびりした空気が流れていました。
公園って様々な人間模様が観察できて面白いです。
よく見たらいろは歌みたいな文章が書かれていました。
朝じゃないと気付きません。
聖火を掲げてるっぽい人の像。
この辺は確か大阪国際女子マラソンで走っていた気がします。
ヤンマースタジアムはスタート・ゴール地点ですね。
肉フェスをやっていました。お腹と時間があれば行きたかったですが…。
農芸高校の生徒が出し物をやっているようでした。
食は人間の原点ですからね。
オシャレなカフェもあります。
いい雰囲気の公園です。ランニングにもぴったり。
一歩公園を出るとかなりの都会です。さすが大阪ですね。
埼玉名物の餃子の満州がこんなところに出店していました。
大阪でも戦えてるんでしょうか。
そんな中やってきたのはこちらの浪花屋。
食べログのたこ焼きランキングで全国3位の超有名店です。
8個で300円という破格ながら味は確か。
店長オススメのマヨネーズのみトッピングにしましたが、たこ焼き自体にうまみがあるので大変美味しくいただけました。
それとショウガが非常にたこ焼きとあっていてびっくりしました。
たこ焼きに紅ショウガがついてる理由が今まで分からなかったのですが、これはショウガと一緒に食べると間違いなくおいしさがアップしますね。
いい勉強になりました。
大阪メトロに乗って一路東へ。
名前もそのまま、東大阪市に来ました。
こういうところに実写の子供を使っているのは初めてみました。
なんとなく大阪らしさを感じます。
マンホールがラグビー仕様に。
ラグビーの聖地花園は東大阪です。
のぼりが大量に立っています。
こちらが東大阪市役所。
こんなところにポケモンマンホール。本当に日本全国各地にあります。
東大阪はモノづくりの街なのでコイルとレアコイルです。
つまり東大阪はラグビーとモノづくりの街です。
そして朝ドラ「舞いあがれ」の舞台でもあります。
東大阪に縁のある有名人の紙飛行機があったり…
物語の舞台セットがあったり…
ポスターがあったりします。
この辺の展示はしばらく残されるのでしょうか。
地元の会社が作ったものがいろいろ展示されています。
なんとなく下町感を強く感じます。
ビルの耐震構造が見えるのは大変面白いです。
展望台から見た大阪側、
そして奈良側。
東大阪は大都会と山のちょうど真ん中にあります。住みやすそうな感じです。
大阪万博のマンホールもありました。
果たしてどんな万博になるでしょうか…？
駅に戻ってきました。
こちらのクックハウスは大阪を中心に展開しているパン屋さん。
改札内にあったのでささっと買ってみました。
クロワッサンとクリームあんぱん。大きく焼かれた生駒の文字。
素朴でおいしいパンでした。
こちらが花園ラグビー場最寄の東花園駅。
駅名の横にある大きなラグビーボールが特徴的です。
花園ラグビー場でFC大阪の試合を観戦。
花園に来るのは2回目ですが、素晴らしいスタジアムです。
また今度はラグビーを見に来たいですね。
東花園からやってきたのはこちらの駅。
ホームに降りた瞬間焼肉のにおいがしますが…？
やってきたのは鶴橋。
日本最大のコリアタウンがある街として有名で、在日コリアンの割合も日本で最も高くなっています。
その始まりは1922年に済州島と大阪を結ぶ「君が代丸」が就航したこと。
済州島から働き口を求めて、多くの人たちが大阪に押し寄せたのです。
その結果自然と市場ができ、そして日本人に「放るもん」として捨てられていたホルモンを調理して食べるようになって焼肉文化が発展したりしました。
一時期は日本人から忌避されるようなこともありましたが、昨今の韓流ブーム、そして主に若い女性の韓国ブームもあって、今では人気の観光地となりました。
しかしまあ、狭い敷地にこれでもかと焼肉店が並んでいます。もはや焼肉のテーマパーク状態。
これだけあって全部の店がちゃんと儲かっているんでしょうか？
そんな中でおそらく一番有名であろう「空」でいただくことにします。
もちろん行列していますが、席数が多く回転も早いのでストレスも少なめです。
見たこともない部位の肉がいっぱいあります。
何回も通って全部食べてみたいですね。
そんなホルモン初心者の私でもらくちんな5種盛りセットを頼みました。
プップギ、心臓、ハチノス、ホソ、センマイの5種類。タイミングによっても部位は変わるようです。
いやー肉の違いをこんなに楽しめるのは貴重な体験ですね。普段カルビかタンくらいしか食べないので面白かったです。
近所にこういうお店が欲しいです。
食後も鶴橋駅周辺を散歩。
大変ディープな雰囲気をまとっておりとても興味深いです。夜はちょっと近づきたくないかも…。
ここから15分くらい歩いたところにもっと立派なコリアタウンがあるのですが、ディープな雰囲気を味わうだけならここで十分です。
キレイな観光地を見たい方はそちらへ。
日本語よりも韓国語や中国語の方が大きく書かれています。
国内にいながら異国感を味わえます。
大阪エヴェッサのポスターがありました。
なかなかバスケの結果は出ていませんが頑張って欲しいです。
初めて見る改札がありました。怖くて通れませんでした。
あと「ちかんあかん」の語呂が好き。
地下鉄千日前線で難波へ。
ザ・大阪という光景です。
グリコの看板がある戎橋は人が多すぎるのであまり近づきません。
大阪の定宿はグランドサウナ心斎橋。
安くてサウナに入れるので最高なのです。
ここが外国人にあんまり見つからないことを祈ります。
まとめ
以上、大阪旅前半戦でした。
短い時間ながらいろいろな経験ができて大変楽しめました。特にスタジアムに泊まれたのはとても面白い経験でした。
後半では、主に兵庫へ向かいます…。
その他の遠征記についてはこちら！↓
