注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回はラグビートップリーグの試合観戦のために東大阪市花園ラグビー場を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
時間の制限もあり十分な観光はできませんでしたが、大阪名物タコパを楽しむなど大阪気分に浸りました(笑)
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・花園で試合観戦+大阪グルメ
東海道新幹線でGO WEST。適当に乗ったらN700Sが来ました。
これまでのN700系に比べると電光掲示板が見やすくなったり、座席の色が変わっていたりとマイナーチェンジしています。
何より一番大きいのはすべての座席にコンセントがつくようになったことですね。
これまでは窓側にしかついていませんでしたが、これでコンセントをめぐる争いに終止符が打たれました。
GO WEST!
岐阜のあたりを通るときには一面の雪景色になっていました。
東海道新幹線は平地を走るイメージだったのですが、こうしてみると結構高地も走っているんですかね。
新大阪につきました。やで。
新大阪駅からは、2019年に開業したばかりのおおさか東線、そして大阪メトロ中央線に乗っていきます。
おおさか東線は元貨物線だったこともあって武蔵野線に似てましたね。東京と大阪ってなんだかんだでところどころ似てるんだよなあ。
花園ラグビー場の最寄り駅の一つ、吉田駅に到着。
吉田駅からはのんびり何もない道を行く。
でもしれっとラグビーワールドカップを記念したマンホールがあってテンションが上がります。
花園にとっても一大イベントだったことが分かります。
西のラグビーの聖地、花園ラグビー場へ。
いい意味で聖地らしくない、とてもきれいなスタジアムでした。
帰りはラグビーロードを通って駅に向かいます。もちろんラグビー一色。
花園ラグビー場のもう一つの最寄り駅、東花園駅。おそらく大多数の人がこちらを使うでしょう。
NGKことなんばグランド花月。吉本興業が運営し、吉本新喜劇や漫才などの演芸が毎日のように行われています。
その場所柄ゆえお客さんのお笑いに対する目も肥えており、日本一厳しいんだとか。
今度時間があったら見てみたいですね。私自身お笑いはそれなりに好きです(純粋にお笑いを楽しみたいのであえてマニアにはならないようにしています)。
その近くには高島屋。私は知らなかったのですが、高島屋って大阪難波に本社があるんですね。
つまりここは本店というわけです。てっきり東京の日本橋の方かと思ってました。
通りで建物が立派なわけだ。
早めにホテルにチェックイン。今日はのんびり過ごします。
というのも、タコパをしたかったからです。なんばやらなんやらを歩き回って4店のたこ焼きを買ってきました。
一番有名なのは左上のわなかでしょうか。先ほどのなんばグランド花月の目の前に店があって、中川家など吉本の芸人がよくネタにしています。そういうストーリー込みでおいしかったです。
CMまで作るほど。
あとはアメリカ村に店がある甲賀流(左下)も、ネギでさっぱり食べられて味を変えるにはちょうど良かったですね。
さすがにすぐには全部食べきれなかったので朝食にも回しました。
大阪で大坂を見る夜。
2日目・大阪グルメ
豊臣秀吉の時代にはあったらしい、今橋。
…ですが、すっかり地味スポットになってます。
中ノ島公園を抜けて北上。大阪のビル群も見えます。あの辺はたぶん京橋あたり。
日本一長いと言われる天神橋筋商店街は、南北におよそ2.6㎞伸びています。
通ったのが朝なのでお店はほとんどやっていませんでしたが、朝の散歩にはちょうどいい長さでした。
その手前には、大阪天満宮があります。毎年7月に行われる天神祭は日本三大祭りに数えられ、古くより大阪市民に親しまれてきました。
梅が大変綺麗に咲いていました。梅は大阪天満宮のマークにも使われているくらい、シンボル的扱いになってます。
しめ縄も大変立派でした。
JR大阪駅、もとい梅田に戻ってきました。
JRの大阪駅と梅田という地名はほとんど同じ場所を指しています。だから大阪駅と梅田駅は容易に乗り換えが可能なのですが、初めて来た人は大混乱してしまいます。
元々ここには鉄道の敷設計画があったのですが、政府はそれを自分たちの仕事だと言って許可しませんでした。
その後政府の手で鉄道が作られ大阪駅も完成したのですが、それを面白く思わない大阪の人たちは昔から呼んでいた「梅田」という地名を勝手に使って大阪駅のことを梅田駅と呼び始めました(埋立地だったから、埋田→梅田)。
阪神や阪急といった私鉄が通る時にもあえて大阪という地名を使わず、阪神梅田駅、阪急梅田駅と名付けました。
こうして大阪を代表する大都市となった今も、大阪駅はJRだけがぽつんと取り残され、周りはすべて梅田と呼ばれることになりました。
駅前にある日本一でっかいヨドバシカメラなんかも大阪店ではなく梅田店となっています。
たださすがに分かりにくいためか、最近では大阪梅田駅と呼ぶようになったようです。
ちなみに、先述の難波や道頓堀のあたりをカタカナで「ミナミ」、梅田のあたりを「キタ」ということがあります。大阪で「キタ」とか「ミナミ」といった言葉を使うときはこのあたりのことを指すので覚えておきましょう。
これも一種大阪独特の文化ですよね。
梅田の名物と言えば、このミックスジュース。阪神梅田駅の改札前で、その味を変えないまま50年間売られ続けています。
優しい味のミックスジュースに氷のシャリシャリ感が絶妙で、爽快感を与えてくれます。冬でもおいしく、人騒がしい梅田でほっと一息つけるスポットになっています。
帰る前に新大阪駅の構内で串カツを食べました。
紅ショウガがおいしいと聞いていたので食べてみたのですが、変な辛さがなくすごくおいしかったです。
大阪来るといっつもここで串カツ食べてる気がします。便利でおいしいですからね。
そういや、コロナの影響で二度付け禁止ではなくソースをかけて食べる方式になっていました。
文化が変わってしまったのは残念ですがこれも時代の流れですね…。
帰りはあえてこだまでのんびり帰ってみました。最近のんびり旅をする方が好きになってきたな…。
お土産に阪神百貨店の地下にあるイカ焼きを買ってきました。
こちらも中川家がよく買うと言ってましたが、安くてお腹にたまるとても庶民的な名物です。
ミックスジュースとイカ焼きを食べておけば最低限大阪を味わえるんじゃないでしょうか。
まとめ
じっくり観光する時間はなかったものの、たこ焼きにミックスジュースにイカ焼きと大阪名物を駆け足で楽しんできました。
時間がない人でもできると思いますので、今度大阪に行く機会があるけど忙しいっていう人でもぜひ参考にしてみてください。
大阪には何度も行っていますがなんだかんだでじっくり観光ってまだしたことがないんですよね…。
ただガンバ大阪のパナスタとセレッソ大阪の桜スタジアムは今後の人生の楽しみとして残してあるのです。いつかまた大阪をじっくり堪能する日まで…。
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