注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
【概要】
有明コロシアムは、1987年開場、東京都江東区にある屋内アリーナ。
有明テニスの森公園の敷地内にあり、その名の通り日本におけるテニスの聖地とされている。昭和時代は田園コロシアムという田園調布にあった施設がよく使われていたが、老朽化したため有明に移転してきた。
楽天ジャパンオープン、東レパンパシフィック、全日本選手権など国内で行われる主要大会は大体ここ。正月にやっているとんねるずのスポーツ王のテニス競技もここでやっている。
2020東京オリンピックのテニス競技の会場にもなっており、世界からも注目されることになる。
またテニス以外のスポーツが行われる事もあり、例えばプロレスやボクシングといった格闘技、バレーボールやフットサル、冬にはアイスリンクが設置されアイスショーをやったりもする。
そしてバスケットボールではかつてbjリーグがあった時代にプレーオフが行われており、有明に行く事が全チームの目標となっていた。
ただしBリーグになってからはファイナルは横浜アリーナを使っており有明は使われなくなってしまった。
今回観戦した楽天ジャパンオープンをはじめとしたテニスツアーの仕組みを開設した記事を書きましたのでどうぞ。
【アクセス】
最寄まで★★★★☆
最寄はゆりかもめのその名も有明テニスの森駅、
あるいはりんかい線国際展示場駅。
新橋、あるいは大崎、大井町から乗り継げるのだが、どちらも運賃がべらぼうに高い…。
有明テニスの森駅のすぐ隣には有明アーバンスポーツパークがあり、東京オリンピックの自転車競技やスケートボードなどが行われる。
この辺りの埋め立て地一帯は東京オリンピックでも広く活用されている。
一方の国際展示場駅には手塚治虫作品の巨大壁画がある。記念にぜひ。
最寄から★★★★★
有明テニスの森駅からは徒歩10分ほど。この大通りをまっすぐ。
国際展示場駅からはコロシアムブリッジを渡って5分くらい。実は国際展示場駅の方が近かったりする。
【観戦環境】★★★★★
席も快適だし、試合も見易いし、テニス観戦には非常に適していると思う。
ちなみに、チケットは1番良い席というわけではないのだが、それでも15000円ほどする。テニスは貴族のスポーツだからそれくらいが相場なのかなあ…。
得点表示は小さい。デカくても困るか。
【雰囲気】★★★★★
静寂の中響き渡るのは、ボールをラケットで打つパコーンという音、靴が床と擦れる時のキュッキュッという音、そして選手が力む時のアアアッという声…。
日本でスポーツ観戦と言えば鳴り物、声援が定番だが、それとは違う独特の雰囲気がある。相撲ですらザワザワしてるしね。
日本国内でこんなスポーツ観戦ができる場所はごく限られている。さながらウィンブルドンにでもいる気分だ。なかなか貴重な経験であった。
【満足度】★★★★★
日本でテニスを見てみたいと思ったら、まず有明に来ておけば間違いないだろう。というかここ以外には無いかな…。
その分チケット代もべらぼうに高いが、年に1回程度だし良い贅沢ではなかろうか。
索引を作りました!
他のスタジアム・アリーナは↓からどうぞ