注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
【概要】
平塚総合体育館(トッケイセキュリティ平塚総合体育館)は、1982年完成、神奈川県平塚市にある体育館。
湘南ベルマーレのホームスタジアムである平塚競技場のほか、球場、動物園を含む平塚市総合公園の中にある。
このアリーナでは主にBリーグの横浜ビー・コルセアーズと川崎ブレイブサンダース、Wリーグの富士通レッドウェーブの試合が行われる。
それぞれちゃんとホームアリーナを持っているので、都合がうまく合わなかったりする時にここが使われることが多いようだ。
例えば横浜は2018-19シーズンの残留プレーオフで、川崎はBリーグ初年度、チャンピオンシップのクォーターファイナルでそれぞれホームアリーナが使用できずこのアリーナを使用した。
ただ、収容人数が少ない事から特に川崎は使用頻度が減少しており、2019-20シーズン以降は使用されていない。
横浜と川崎の試合を2週連続で観戦したので今回はその様子をお伝えするが、今となっては結構貴重な機会だったかもしれない。
特筆事項としては、神奈川県を舞台にしたスポーツマンガの金字塔「スラムダンク」に登場していた、という事がある。
インターハイ予選のクライマックス、湘北vs陵南はここが舞台だ。木暮のスリーポイントで湘北高校がインターハイ出場を決めたアレである。
単行本を持っている人はこの記事の写真と見比べながら読んでみてほしい。
スラムダンクからバスケにハマろう!の記事はこちら。
それにちなんでアリーナ内には作者の井上さんのサインなんかも置いてある。神奈川におけるバスケの聖地と言える。
ちなみに横浜vs川崎の神奈川ダービーを盛り上げるためにポスターが作られたのだが、そのイラストを井上さんが描いており、非常にカッコいい。
【アクセス】
最寄まで★★★★☆
最寄はJR平塚駅。横浜、川崎から共に一本で来れるから、準ホームアリーナにするにはちょうどいいかもしれない。中立地でもあるし。
最寄から★★★☆☆
平塚駅からは徒歩30分くらい。平塚競技場と同じ公園内だが、駅からは体育館の方がちょっと遠い。またバスに乗る場合も最寄のバス停が違ったりする。
ただこの辺の道路は混みやすいので、あんまりバスは当てにしない方がいいかもしれない。
【観戦環境】★★★★☆
特に不便を感じることはないけど、席数が少なかったりとか、コンコースが狭かったりとか、Bリーグにおいてはちょっと手狭かなーという感じ。それだけBリーグの人気が出てきたとも言える。
あと2階席と1階席の間にスコアビジョンがどの方向からも見えるように何箇所か付いている。
バスケを見てると今の得点状況とか意外と分かりにくかったりするので、結構ありがたい。
【雰囲気】★★★★☆
横浜にしろ川崎にしろ、コンパクトではあるけどそれぞれのホームアリーナの雰囲気が感じられて面白い。
同じアリーナであってもこの2枚の写真だけでも違いがいろいろあるので、見比べてみて欲しい。
でも、やっぱりそれぞれのホームアリーナの方がお客さんも多いし演出もより派手だから楽しい、ってのが本音かな。
【グルメ】★★★★★
それぞれ横浜国際プール、とどろきアリーナの頁の通りなので、省略。
違うアリーナグルメが2週連続で楽しめてなかなか楽しかった。
横浜ビー・コルセアーズグルメはこちら。
川崎ブレイブサンダースグルメはこちら。
【満足度】★★★★☆
それぞれのホームアリーナよりはスケールダウンしているのは否めないが、同じアリーナだけに2チームの違いを改めて感じることができた。
湘北高校もここで試合したと思うと感慨深いものがある。スラムダンクファンの聖地巡礼にもオススメのアリーナだ。
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