注：本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
今回はオリックスバファローズの試合観戦のために京セラドーム大阪を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ！
神戸でも試合を観戦する予定でしたが雨に泣かされました（泣）
しかしそのおかげで有馬温泉など神戸を十分に楽しむことができました！今回の旅で神戸の魅力をより深く知ることができるようになりました。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ！
１日目・神戸観光＋神戸グルメ
新幹線で新神戸駅に到着。
そしてその瞬間、ほっともっとフィールド神戸で開催予定だったオリックス戦の雨天中止が決定…。
絶望です。遠征にはこのリスクが常に付きまといます。
しかし私は神戸でやりたいことを一つだけ残していたのでした！慌ててスマホで急遽予定を立てる私。
はたから見たら駅のコンコースで突っ立ってひたすらスマホをいじっている私はさぞ変な人だったでしょう。でも私はこの旅行を無駄にしないよう必死でした。
とりあえず、三ノ宮で牛カツを食べました。神戸に来たら洋食を食べたいですね。これは間違いなく美味しかったです。
本当はスタジアムグルメを食べる予定だったけど…。
♪ああ～オリックスバファローズ（遠い目）
行きたかったのはこのほっともっとフィールド神戸です。残念。
電車に乗って北上します。
そう、私の行きたい場所は有馬温泉！
日本三古湯の一つとされ、日本書紀などにも登場する日本で随一の歴史を誇ります。
江戸時代には温泉番付で西の最上位とされ、今もなお多くの観光客が訪れる日本有数の温泉地です。
有馬温泉は電車ですぐに到着するので便利。人気の理由の一つでしょう。
有馬温泉に来たら、金の湯と銀の湯に行きましょう！
有馬温泉には大きく分けて空気に触れて金色に濁るお湯と無色透明になるお湯の二つがあるのですが、金の湯と銀の湯で両方楽しむことができるのです。
公衆浴場なので料金も安いですし、両方はいれるお得なチケットもあります。
特に金の湯は、有馬温泉でしか楽しめないと思われる温泉でしたよ！ただ混むのが難点なので、一度温まったらさっさと出た方がよいかも…。
有馬温泉はその街並みも大きな魅力の一つです。
いかにも温泉地の路地というたたずまいで、その脇には食べ歩きもできるグルメがそろい、歩くだけでテンションが上がります。
ま、その分坂は多いんですけど…。
奥まで行くと、炭酸泉源もあります。
泡がぼこぼこしていて楽しいです。奥地なので行くのは少し大変ですが、人も少ないし行く価値はあると思います。
有馬温泉と言えばサイダーや炭酸せんべいが有名ですが、その元がこの炭酸泉源だそうです。
実際に飲むこともできます。コロナ禍ではどうなっているか分かりませんが。
お味は、ウィルキンソンのようなスカッとさわやかな炭酸水！
…というわけにはいかないんですよね。なんか鉄の味もするし、炭酸も気持ち悪いし、美味しいかと言われると…。
まあ、せっかく来たら一口飲んでみたらいかがでしょうか。
続いて銀の湯です。
こちらは金の湯とは全く違う無色透明のお湯。金の湯に比べて遠く、意外とこちらまでくる人は少ないみたいですね。
ただ浴場も金の湯より広いですし、ゆっくり温泉を楽しめるのはこちらの方です。
てっぽう水を飲みました。さっきの炭酸泉とは違ってとても美味しいサイダーです。
確かに普通のサイダーに比べて炭酸が強力に感じますね。
有馬温泉は日本でも最古の温泉地と言われています。それで今なお多くの人がひっきりなしに訪れていますから、いかに日本人が古来よりずーっと温泉を愛してきたかを感じ取れますね。
日本人と言えば、やっぱり温泉！
有馬温泉にはこうした泉源が７つあります。さっきの炭酸泉源もその一つ。泉源巡りをしても楽しいかもしれませんね。
この御所泉源は塩分濃度が日本一と言われています。体が浮きそう。
炭酸せんべいを食べました。炭酸水を使っていることからこの名がついています。
焼いた直後はふにゃふにゃですが、10秒もするとパリパリになります。その変化を楽しむのが炭酸せんべい。
温泉に来たらこういう街並みを楽しむのもいいですよね。有馬温泉はその点非常に素晴らしいです。
反対側から。多くの人でにぎわっています。
ここから少し山道を歩きます。
目的は六甲有馬ロープウェイ。ただ、誰も乗っていなくて寂しかった…。
あんまり人気ないんでしょうかね。
このように景色はとても楽しいんですよ。
季節を選べば様々な景色が楽しめそうです。
このように誰も乗っておりませんでした。まあ、普通は電車で行くのかなあ…。
でも迫力はなかなか。行き先が見えないので、本当に空中散歩しているような気分になれます。
コロナもあって色々大変そうなので、行かれる方はぜひ乗ってみてください。
到着すると、とてもいい景色！
やっぱりロープウェイのだいご味は楽していい景色が見られるというところです。
少し歩くと、なんだか幻想的な雰囲気…。
悪天候がここでは幸いして、なんとも言えない風景が生み出されています。
六甲ガーデンテラスではピーターラビットがお出迎え。
ここ六甲山は1895年にイギリスの貿易商によって開発されたことから、異国情緒漂う素敵な雰囲気に仕上がっています。
中もイギリスだらけ。イギリス好きな人ならずっと見ていられるでしょうね。
私ですらずっと見ていましたからね。
バスに乗って、六甲ケーブルの六甲山上駅に来ました。
アール・デコと呼ばれる様式で建てられていて、建築物としても非常に価値の高いものです。
いやはや、六甲山は建物を見ているだけでとても楽しめますね。
上から神戸の街並みを眺めます。
ここから見える夜景は百万ドルの夜景と言われ、日本でも有数のものです。
少し粘っては見たのですが、あんまりここにいてもしょうがないので夜景は諦めました。元々ここに来る予定でもなかったですしね。
いくらの夜景なのか計算している人もいました。すごい行動力。
ケーブルカー自体もなかなか雰囲気があっていいですね。
試合は雨天中止となってしまいましたが、その分有馬温泉と六甲山を十分に楽しめたので、まあよかったのではないでしょうかね？
ただ今度神戸に来た時にまた雨天中止になったらやることないな…。困った困った。もう街めぐりはしちゃったから、北野異人館にでも入ってみようかな。
あとは淡路島の方でも行ってみるか。
神戸は餃子も地味に有名なのです。
特徴的なのは、味噌だれをつけて食べること。これにお酢やラー油などを混ぜて自分好みの味にします。
味噌だれで食べるとどうなんだろう？と思っていましたが、これがうまい！
この食べ方はもっとスタンダードになっていいと思います。神戸を訪れた際はぜひ。
神戸市役所からも神戸の夜景を眺めることができます。しかもタダ。
手軽に夜景を楽しむには一番いいでしょう。
六甲山側。こっちの夜景を見る人はあんまりいないでしょうが、平地にびっしり人が生活していて、山はほとんど真っ暗という対比を見ることができこれはこれで面白い光景です。
神戸と言えば、海と山なんですね。
本日の〆はラーメン。
阪神にいたメッセンジャーと言えば、自身の本でラーメンへの愛を語るほどラーメン通として有名でしたが、そのメッセンジャーが一番に推していたのがこの丸高のラーメン。
なるほどこってりで、いかにも外国人の好みそうなラーメンです。もちろん店内にはメッセンジャーをはじめ有名人のサインが飾られていました。
メッセンジャーぜひ日本に帰ってきてまたこのラーメンを食べてほしいですね。
２日目・大阪で試合観戦＋大阪グルメ
翌朝は生田神社から。神戸の便利な場所にありながら、ゆうに1000年以上の歴史がある神戸を代表する神社の一つ。
「神戸」という地名の由来になったともいわれています。
この稲荷神社もなかなかに見事なもんです。
三ノ宮駅を出発。大阪方面を目指します。
ちなみに三ノ宮駅には、第二次大戦の銃跡が未だに残っているんだそうです。この時は知らなかったので見なかったのですが、今度訪れたら確認してみたいですね。
「火垂るの墓」の冒頭のシーンに出てくるのもこの三ノ宮駅です。
関西と言えば新快速。下手に新幹線に乗るより速いかも…。
そしてお城に着きました。
立派な石垣ですね。
そう、ここは大阪城。太閤はん、すなわち豊臣秀吉が天下統一を夢見て築城したお城です。
まあ、正確に言えば今残っているのは徳川秀忠が新築に近い形で改修したもので、しかも天守は現存してないので90年前に作り直したものなのですが。
天守は作り直したものですが、それでも90年の歴史があり国の登録有形文化財になっています。なんだかおもしろいですね。
中は簡単にいうと博物館になっているわけですけど、ホログラムで豊臣秀吉の生涯を学べるようになっており、最新技術も融合した大変楽しい博物館になっています。
周囲は大都会大阪の高層ビルがそびえたっております。
東の皇居、西の大阪城といえる都会の憩いの場となっております。市民ランナーも多く走ってます。
太閤はん。天下統一したんだけどねえ。惜しかったねえ。
徳川との違いは次代に残るシステムを作れなかったことですかねえ。
そして、念願だったオリックス戦を見に行きます。京セラドームですが。
♪ああ～オリックスバファローズ（歓喜）
天気が昨日と逆だったらなあ…。
まあ、その分有馬温泉を楽しめたから良しとしよう。うん。
今回は初めての外野席。とても応援は難しいのですが、その分楽しかったです。
ただ、予想外に試合が長引き途中で抜け出てきました。最終的には負けてしまったのでまあよかったですかね…。
ここからは新大阪まですぐなのでギリギリまで観戦することはできました。都会の球場は楽でいいや。
新大阪駅のコンコースには串カツやネギ焼きなど大阪名物を楽しめるフードコートがあります。
串カツとレモンハイで大阪を最後に存分に楽しめましたよ。二度付けは禁止やで～
まとめ
予定通りにはいかなかったですが、その分神戸を十分すぎるほど楽しむことができました。
しかし楽しみすぎて、今度神戸で予定が空いた時に果たして何をすればいいのか？はかなり悩むところです。神戸の街巡りは以前やったしなあ…。
今度行くまでに神戸のことを調べておかなきゃな。
その他の遠征記についてはこちら！↓
