注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回は横浜DeNAベイスターズの試合観戦のために宇部市野球場、および下関競艇上を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
とにかく今回の旅は「台風」、その一言に尽きます…。
まだ6月だったというのにこんなに台風の影響が出てしまうのでは、今後の日本の天気が心配になります…。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・横浜でダラダラ
この日は仕事を早上がりし、横浜でベイスターズの試合を見るつもり。
が、雨により試合中止…。
でもまあ、これくらいなら別に良かったんです、ハマスタはいつでも行けるから…。
暇なので高校時代から通い詰めた伊勢佐木町を少し散歩してみる。
ここの高島屋の前でゆずがストリートライブをしていて名を売っていったらしいですが、そこはリアルタイムで見たことがないです。
その高島屋も今はないですしね。
伊勢佐木町のシンボルと言えば有隣堂本店で間違いないでしょう。
とりあえず本が見たくなったらここに来ます。高校時代参考書とかも有隣堂とこの近くにあるブックオフでよく買ってましたわ。
最近YouTubeもバズってます。
本当はいろいろ横浜観光でもしたかったけど雨が強かったので断念。
とりあえず初めて見た横浜ビールを飲んで横浜観光気分をちょっとだけ味わうことにする。
あとは特に何もせず初日を終える。
2日目・台風に巻き込まれる+山口グルメ
二日目は新大阪駅から。…って飛びすぎ?
なにせここに至るまで本当に大変だったのです。
この日のここまでの経過
1.始発の新幹線で下関に向かうため4時半起き
2.とりあえず新横浜駅に行くも台風による大雨のため午前中運休←地獄
3.ネカフェで時間をつぶそうにも満席、仕方ないので行ったこともないスタバで時間をつぶす(店員さんに同情された)
4.これからの地獄の時間に備え、学生のように机に突っ伏したり起きたりしながら4時間ほど粘る(しかしこれでは体力は回復しない)
5.12時過ぎにいざ新横浜駅へ。しかしホームはぎゅうぎゅう詰めだし来る電車が全部ほぼ満員
6.意を決して満員の新幹線に飲み込まれる、デッキで窮屈な中名古屋まで地獄の3時間を過ごす(電車が詰まったりトラブったりで余計に1時間ほどかかる)
7.その後も座ることもできず新大阪につくまで4時間ほどたちっぱなし
…で今に至ります。いやマジで人生の旅の中でも5本の指には入るくらいにはきつかったかもな…。
途中で体調が悪くならなかったのが不幸中の幸いでした。お腹痛くなったりしたらマジモンの地獄ですから…。
新大阪について鹿児島中央行きの始発新幹線を見つけ、すぐさま列に並び清掃が終わった瞬間に座りました。
それでもなお立ちで移動する羽目になった人もいたようでした。私もそうなっていたら倒れていたかもしれません。
本当にきつかったですね…。この旅を思えばどんな旅も楽ちんに感じられそうです。
なんとかかんとか新山口駅にたどり着き、お腹もすいたので名物のちくわを2本、そしてサイダーを購入。
とりあえずこれで少しはエネルギー源になるでしょう。たどり着くまでは体力との戦いです。
こういうときは今までの経験上食べられるときに食べる、そしてただひたすら目的に向けて行動することだけを考えるのが大事。
ああなったらどうしよう次はどうしようとか、余計なことを考えた瞬間に体力とメンタルが奪われ動けなくなります。なんかまたトラブルが起きたらその時に考えればよいのです。
ただでさえ疲労困憊なんですからそれでいいんです。
台風の影響で新山口駅でも結局1時間ほど待たされる。
でもベンチに座って休んだのでレールスターを楽しむ余裕はあったようです。
500系こだまが来ました。山陽新幹線はいろんなタイプの車両が楽しめるのが良いですね。
などと余裕もほんのちょっと出てきました。
車内はちょっと狭いですがなかなか味があります。
しかし台風のせいで電車が遅れ、乗り継ぎの電車に間に合うか心配になっています。
もう、これ以上のトラブルに巻き込まれたら倒れちゃうよ…。
新下関駅に到着。何とか間に合いそうですがかなりギリギリで、乗り換えの動く歩道も長く感じます。
ああ、本来なら下関球場で試合を見てとっくに新下関駅を発っているはずだったのになあ…。
新幹線のデッキで下関の試合の途中経過を見ている時のなんと悲しかったことか…。
なんとか在来線ホームに到着。
上に見えるのが新幹線ホームで、結構在来線ホームとは位置がずれています。だから微妙に乗り換えに時間がかかるんですよね。
やっときた…。とりあえず生きてホテルにつけそうだ。
とか言いながらしっかり寄り道はする。
下関競艇場に来ました。いかなるトラブルが起ころうとも最後まで可能性は捨てなくてよかった。
30分しかいられなかったけど少し落ち着くことができました。やはりスポーツは人間のパワーになります。
本日の目的地宇部駅に到着。
ここに生きてつけただけでもうよかったんだろな…。下関行けなかったのめっちゃ心に引っかかってるけど…。
スーツさんの動画でなんか特殊な車両を使っていると聞いた気がするのでとりあえず写真だけ取りました。
でも早く休みたい。
こちらが宇部駅。
宇部駅という名前がついているものの宇部市の中心地は実際には宇部新川駅周辺で、こちらは鉄道乗換駅という感じ。
そのため駅前に大したものはありません。寝るだけにはうってつけの場所だ。
駅前はこんな感じ。マジでなんもないです。
ホテルも一つだけ。
何にもなさ過ぎて自分の影も撮れます。
まああんまり夜に歩きたくはないな。
24時間空いてるスーパーがあったので夕飯を買います。
コンビニもろくにないこの場所においてはマジでオアシスすぎる。ここが無かったら部屋で干からびていたことでしょう。
部屋はなんだか無駄に広いです。こんなに広いとかえってスペースを持て余す。
とりあえず荷物を放り出して食べて風呂入って寝ることに専念することにしました。
ろくなお弁当もなかったので、目についた半額総菜をいっぱい食べてごまかします。
とりあえずお腹に詰め込んだって感じですね…。
ふと一息ついてテレビを見ると、チャンネルがたくさんあることに気付きました。
どうやら山口の放送に加え、九州の放送局の電波も入ってくるようです。これはいろいろ楽しめて首都圏より充実しているかもしれません。
朝日放送なんて二つあるから違いも楽しめる。
月がキレイですね…。
3日目・やっと山口で試合観戦+山口グルメ
朝飯はホテルでもらったお弁当です。バタバタしすぎて朝食もらえるなんて忘れてました。
ただ昨日夜食べるのが遅くてお腹空いていなかったので、とりあえず持って帰って適当に食べました。
山口らしい食材があるかはわかりませんが、タコが入ったご飯なんかはそれっぽい感じがします。
ホテルからの景色も割と良いです。
もうこうなったからには最終日を全力で楽しまねば…。
山口県のガードレールは夏みかんをイメージした黄色になっているのが特徴です。
こういう地味すぎるローカル要素すき。でも情報を拾うのがめちゃくちゃ難しい。
朝に見た宇部駅も特に何もありませんでした。
ただ駅の構内にうどん屋さんがあるのに気づきました。もっと早く気づいてたら朝飯に良かったのに。
宇部線に乗って球場に向かいます。
東新川駅に到着。
宇部市のシンボルはハクチョウで、そのためマンホール中にハクチョウが描かれています。
え、宇部市のマンホールのハクチョウ多すぎ…?
目的のユーピーアールスタジアムに来ました。今回の旅で3試合見るはずが、この1試合だけに…。
全力で楽しみます。
ああ、もう野球が見られるだけで最高なんよ…。
もっと見たかったよ…。
球場から空港までは歩いて行けます。
道中、やたら電信柱に「小川の蜜カス」という広告を見つけました。
空港にあったら買おうかと思いましたが見つかりませんでした。どうやらカスはカステラのことらしいです。
若干言葉の響きが悪い気がしないでもない。
途中でスーパーを見つけて小腹が減ったのでからあげを買いました。
最近地方のスーパーでからあげを買うのがマイブームです。おいしいからね…。
宇部のマンホールかわよ。
草江駅の向こうに空港があります。
こちらが山口宇部空港。典型的な地方の空港です。
横にいい感じの広場がありました。めっちゃ広くて楽しそう。
山口宇部空港はエヴァンゲリオンとコラボしているようです。
でも筆者はエヴァには詳しくないので宇部との関係は分からない。庵野監督は宇部出身らしいです。
全体的にだいぶエヴァ色が強めです。
空港に来たらとりあえずデッキに行く。
空港は大概周りに高いものが無いので見晴らしがいいんですよね。
海も見えて気持ちいいです。
空港からも球場の照明が見えます。空港から歩けるのは良いですね。
空港には珍しい角打があります。
って角打ってなんだ?って思ったのですが、酒屋でそのまま飲めるスペースのことを言うらしいですね。北九州の文化らしいです。
初めて知った。
とはいえ特に飲みたい気分でもなかったので肉玉うどんを食べました。
ネットでは情報が特に見当たらないのですが、山口は結構肉うどんが盛んらしく割とどこの駅前にもお店がある感じがします。
県民自身が気付いていないソウルフードの可能性があるぞ。
麺はうどんにしてはだいぶ細くて食べやすかったです。お肉も甘くておいしい。
あとりんごゼリーも美味しかったです。
最近の空港では珍しいなんともレトロなお土産屋さん。
こういうお土産屋さん最近見なくなったよなあ…。
せっかくなので最後にふぐとあんこうのからあげを食べました。
ジューシーでおいしいですね。
飛行機に乗る直前のところにレノファ山口のコーナーがありました。
こんなところにあるのはなかなかスゴイ。いつか見に来たい。
大雨を降らせた雲を切り分け帰ります。
お土産もふぐだらけになりました。
栄養もあるしいいよね。
まとめ
とにかくいろいろあった旅でしたが、終わってみればなんだかんだ楽しかったですね。
そりゃ、下関球場に行けなかったのは心残りですが…。
とはいえこれでまた下関に行く口実ができました。
ベイスターズの故郷である下関、何度行ってもきっと楽しめるでしょう。ではまた。
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