先日、プロ野球、そしてJリーグでも8月も最大収容人数を5000人にすることが発表されました。この状況では致し方ありません。
私もすでに何か所かスタジアムに行きましたが、とりあえず第2波が減少傾向になるまではまた取りやめることにしました。本当は行きたくて行きたくてしょうがないのですが…。
でももうチケット取っちゃったとか、どうしても行きたいとか、そういう人もいるでしょう。つい何週間か前は新規感染者はかなり抑え込まれていたので、無理もありません。
そこで今回はNPB、Jリーグが出しているガイドラインを元にスポーツ観戦のルールをまとめてみました。なるべくスタジアムからコロナウイルス感染者を出さないよう、協力していきましょう。
なお、心構えについては以前記事を作りましたので合わせてお読み取りください。
追記・↑の記事で危惧していましたが、26日の名古屋グランパスの試合が感染者発生により中止となりました。
今後至る所でこういう事も起こりえるでしょうね…。シーズン中断というところまで含めて覚悟が必要です。
1.体調が悪かったら取りやめる
大前提中の大前提です。NPBのガイドラインには、「観客も観戦に当たっては発熱・咳・倦怠感などの症状を認めた場合には球場に行かないという文化を醸成すること」と書いてあります。
個人的には、そういう文化を醸成するには「体調不良で観戦できない場合はチケットの払い戻しを行う」ぐらいやらないといけない気がするのですが…。
残念ながら今はそういうことはないので、まずは自衛策で対応するしかないようです。
2.飲食について
飲食については特に大きな規制はありませんが、Jリーグではとりあえずアルコールの販売を取りやめています。
もしかしたらNPBのほうでもアルコールを自粛しているスタジアムがある可能性もありますので、そのあたりは各自ご確認ください。
ただ、個人的には飲食がとりあえず大丈夫であるというのはスタジアムに行く楽しみになるのでホッとするのと同時に、最も体内にウイルスを取り込む危険性がある行動なので少々不安でもあります。
飲食の前には徹底したアルコール消毒を行う自衛策が必要な気がします。
3.応援について
大声を出す、ジェット風船を飛ばす、周りの人とハイタッチするなど、誰がどう考えてもダメなことはやっちゃダメです。
ただ、タオルの使い方と手拍子による応援は結構あいまいです。
タオルを使った応援
タオルを振る、あるいは回すといった行為は飛沫をまき散らす危険があるので禁止です。
ただ、NPBのガイドラインではタオルを横に広げて左右に振るのはOKみたいです。高く掲げる行為については言及がないのでよく分かりません。
またJリーグについては禁止事項しか書いてないのでよく分かりませんでした。ただこの間見に行った試合ではタオルを掲げるまではOKみたいでした。
その辺の線引きがまだ曖昧かなと感じます。とりあえず疑わしいことはやらないほうがよさそうです。
手拍子による応援
この辺はNPBとJリーグで対応が分かれているっぽいです。
NPBでは 球場で流れる応援に合わせて手拍子をするのはOKですが、Jリーグでは応援を扇動する危険があるとして禁止です。
この辺はもともとの応援文化の違いによるところが大きいと思います。確かにサッカーでは手拍子ができたら自然とチャントになってしまう可能性がありますからね。
まあ野球でもつい歌ってしまう危険もありますが…。サッカーよりは危険は少ないということでしょうか。
なお、自然発生の拍手については許容されています。ガッツあふれるプレーにはめいっぱい拍手を送って選手を鼓舞していきましょう!
4.観戦について
基本的には指定された座席で観戦します。自由席のスタジアムって今あるんでしょうか?
観戦者追跡の観点からすると指定席にしているほうが絶対いいと思いますが、NPBのガイドラインでは一応自由席でも追跡できるならOKって書いてあります。でも無理でしょうなあ。
そしてもちろん常時マスク着用です。
ただこれからの時期暑くなりますので、熱中症予防のために少し外して休むくらいなら許容されているようです。
もちろんその間は飛沫を飛ばさないように心がけましょう。
4.まとめ
まったく、こんなに暑いというのにウイルスは元気なようです。
いつまでこの状況が続くか分かりませんが、もうしばらくの辛抱です。
スタジアムが悲しい思い出の地にならないよう、ルールは守りましょう。
また、実際に観戦した時の模様はまたいずれコラムとして出したいと思いますので、少々お待ちください。
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