どうも、久しぶりの雑談コーナーです。
最近せっせと記事を書くのに夢中になっていたら、長いこと雑談コーナーの記事を書いていないことを思い出しました。
あと、名前を「ハーフタイムのひとりごと」にしました。特に意味はないんですけど。
前回は2021年の暮れに東京オリンピックについて考えた記事でした。
これから時が経って、またオリンピックをめぐる状況も色々変化しましたね。良くも悪くも…。
基本的にこの雑談コーナーは自分が書きたいことをただ書き残しておくためだけに書いてるので、読んでもらってももらわなくても特に大丈夫です。
そもそもここはなかなかたどり着けないようになってるのであまり読む人がいないのですが、1カ月に1人くらい謎のルートでたどり着いている人がいるようなのです。
こんなところまで読んでくれる人がいるとブログ書き冥利に尽きるところがあります。ありがたいですねぇ~。
とりあえず自分の思いついたことはこうやってたまに書き留めて公開しておくと、いつかどこかで役に立つかなあと思ってダラダラ書いております。
さて今回の本題。横浜市民みんな大好き崎陽軒のシウマイ弁当から、ソウルフードについて考えてみたいと思います。
まずはその中身から。
8分割された俵型のご飯にごまと梅干、昆布に生姜、杏、かまぼこ、玉子焼き、タケノコ、マグロのつけ焼き、鶏のから揚げ、そしてシウマイが5個。
もう何百回食べたかわかりません。目隠ししても食べられるくらい食べました。
現在では日本で販売数が一番多いお弁当だそうです。すごいぜ!
なんといってもシウマイ弁当は、ご飯がおいしいのです。
普通のお弁当のご飯は冷えると硬くなったりパサついたりしてしまいますが、シウマイ弁当のご飯は冷えても美味しくなるよう、炊くのではなく蒸して作られています。
そのため、お米のしっとり感、もちもち感が保たれているのです。
むしろ温めてしまうと味が損なわれてしまうので、このお弁当はレンチンしない方がよいでしょう。というか温めて食べたことがありません。
また主役であるシウマイには隠し味としてホタテが入っていて、独特のおいしさがあります。シュウマイやシューマイではなくシウマイなのがポイント。
そしてこのお弁当の名脇役がタケノコ煮。甘く煮つけてあって噛むとジュワっと味が染み出てきます。
これが箸休めにうってつけなのです。シウマイを食べたらタケノコ。唐揚げを食べたらタケノコ。マグロのつけ焼きを食べたらタケノコ。
タケノコが無くなったらもうシウマイ弁当とは言えないくらいのシロモノです。現にタケノコを増量した弁当も売っていたほどです。
そういや、シウマイ弁当っておそらく100人いたら100通りの食べる順番があると思うんですよね。特に横浜市民はみんな、決まった食べ方を持っていると思います。
私は大体
杏→シウマイ→ご飯→生姜と昆布→シウマイ→ご飯→かまぼこと玉子焼き→シウマイ→ご飯→マグロのつけ焼き→ご飯→シウマイ→ご飯→鶏のから揚げ→ご飯→シウマイ→ご飯
で、合間合間にタケノコを挟む感じです。
これだとご飯が一つ余ってしまうのですが、私の場合は地面に残った醤油にご飯をつけて最後に食べます。このご飯が一つ余る問題は市議会でも検討すべき課題の一つでしょう。
他にもいろいろうんちくもあるのですが、キリがなさそうなので今回はやめときます。
さて、改めて私の人生におけるシウマイ弁当との付き合いを考えてみますと、幼少期から絶えず食べ続けてきています。大体の横浜市民はそうだと思います。
でも子供の頃、実はあまりシウマイ弁当が好きではありませんでした。だって子供はハンバーグとか、カレーとかが大好きですからね。
シウマイなんて味も薄いし、あんまりボリュームもないし、シウマイ弁当が出てくるとガッカリしてるほどでした。
でも今となっては、何を食べるか迷ったらとりあえずシウマイ弁当を買うようになりました。安心、安全、全く冒険のない、駅に行けばいつもそこにある安定の味。
そんなよく知っている、知りすぎている味に、いつしか幸せを感じるようになったのかもしれません。
ただ、あまりにも食べ過ぎた今となっては、シウマイ弁当が果たしておいしいのか、おいしくないのか、そんなことも分からなくなってしまいました。
地方から来た友達はおいしくて感動したと言っていたので多分おいしいんだと思うんですが、子供のころ食べてた時は好きじゃなかったので、もしかしたらおいしくないのかもしれません。
でも、きっとソウルフードってそういうことなんだろうなあと、今になってみると思います。
例えば、多くの日本人は「マクドナルド」って子供の頃から食べなれていると思うんです。
でもマックって、大人にとっては別にごちそうではないですよね。お金を出せばもっといいものは食べられるし。
それでも、無性にマックが食べたくなるときって誰しもあると思うんです。
それはやっぱり、子供の時からマックが刷り込まれていて、体に染み付いちゃってるからだと思うんですよね。
おいしいとか、おいしくないとかではなく、子供の時から食べなれているあの味。どこのお店でも変わらないあの味。
某牛丼チェーンのお偉いさんが「生娘シャブ漬け戦略」とかいって大変なことになりましたが、ものすごくマイルドにすると「若い女性にも牛丼の味に親しんでもらい、定期的に食べる習慣をもってもらう戦略」となり、言っていることは私とあんまり変わらないんじゃないかと思います。
それにしても、生娘シャブ漬け戦略って字面が汚すぎるよなあ…。どうやって生きてたらそんなボキャブラリーになるんだろう…。
それはさておき、私が言いたいのは、よそのソウルフードを食べて「これまずいなあ」など否定するのはやめようということです。
ソウルフードって、うまいとか、まずいとか、そういうことではないのです。ソウルフードを否定することは、地域の文化を否定するようなものです。
そんなわけで私も旅に出たときは、よそのソウルフードを食べるのを楽しみにしています。
内心あんまり自分の口に合わないなあと思っても、それを含めて楽しむことにしています。
つまり何が言いたいかというと、また旅に行きたいなあってことです。
まとまりのない文章でごめんなさい。では。