注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回は北海道日本ハムファイターズの試合観戦のために草薙球場を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
本当は泊まるつもりもなく、寄ってほとんど行って帰ってくるだけの旅になってしまったのですが(笑)、それでも少しは美味しいものを食べてきたので記念に記事にしておこうと思います。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・草薙球場で試合観戦+静岡グルメ
球場最寄の草薙駅に行く前に、どこか少しだけ寄り道しようと思って選んだのが由比駅です。取り立てて観光地があるわけではないのですが…
駅前には桜エビ通りがあり、桜エビが取れる由比漁港があることで有名です。
5月3日には桜エビ祭りが開催され多くの人でにぎわうそうです。
駅前からは海も見えますが、なかなか海に近づく道が見つからず…
うろうろしていると、家の前に立っていたおばちゃんに「薩埵峠(さったとうげ)登るの?」と声をかけられました。
薩埵峠というのは東海道屈指の難所と言われる峠で、それなりに山登りをする覚悟をしていかなければなりません。
もちろんTシャツにジーパンというとてもそんな峠を登るつもりのない私は「いえ、ちょっとうろうろしているだけなんですけど…」と中途半端な返答。
でもなんかおばちゃんは「若いっていいわねえ」みたいにニコニコしていたので、あんまり否定することはなくその場を立ち去りました。まあなんか喜んでくれてるならいいか。
薩埵峠はこんな感じです。とてもきつそう。
結局、駅の反対側にあるらしい桜エビの有名店にはたどり着くことができず、駅前の食堂で桜エビ定食を頂きました。
しかしまあ、これがかなりうまかったです。由比駅にいたのはちょっとの時間でしたが、これを食べられて良かったですね。
しかし反対側に歩いていればいろいろ見るものもあったみたいなので、ちょっと失敗しました…。今度来たらもうちょっと観光してみよう。
続いて、清水駅に来ました。
今日はエスパルスの試合を見る予定はありませんが、前回エスパルスの試合を見に行った時はあんまり清水駅前を歩かなかったのでちょっと歩いてみたくなったのです。
今回の散歩で得られた情報をもとにアイスタ自体の記事も少し追記しました。
ちゃんとエスパルスが街に根付いていることは分かったのですが、いかんせん駅前にあまり活気がないのが寂しいところ…。
だいぶ老朽化も進んでいるようです。エスパルスの新スタジアムが近くにできるといいのですが。
清水駅からは少し歩きますが、清水銘菓追分羊かんのお店があります。
追分羊かんは300年以上続く老舗中の老舗で、ちびまる子ちゃんの作中にも出てくるほど作者のさくらももこさんもファンだったんだとか。
現在でもちびまる子ちゃんとのコラボ商品が販売されています。
清水はやっぱりサッカーのまち。マンホールにもサッカーが。
さくらももこさんの同級生にもエスパルスのレジェンドでありFC東京、名古屋グランパスの監督を務める長谷川健太氏がいます。
清水の街並み。こういう何気ない街並みが旅情を掻き立てるんですよね。
続いて、本日の目的地草薙駅に来ました。こちらにもエスパルスのフラッグが並んでいます。
早く着いたので、スーパー銭湯でのんびり過ごします。なかなか良かった。
草薙駅前には謎の考える犬像があります。渋谷のハチ公とか、ロダンの考える人とか、いろんなものに着想を得ているらしい。
ただ残念ながらここで待ち合わせをしている人はいませんでした。
静岡鉄道に沿って歩いていきます。
静岡鉄道も一度乗ってみたいのですが、大体東海道線で事足りてしまうのでなかなか乗る機会がありません。
でも草薙球場に行くのに乗らなかったらもう乗らないよなあ。
そして草薙球場に到着。しみじみと静岡を感じられる良い球場でした。
今回の宿は静岡駅近く。電車の時間がうまくいかなそうだったので試合が終わる前に出てきてしまいました。
それでも部屋についたのは10時半、今までの旅の中でも一番遅いチェックインになったと思います。
せっかくいいホテルだったのに、楽しむことなくすぐ寝てしまいました…。残念。
2日目・静岡グルメ
朝の抜け殻。もっとホテルでゆっくり過ごしたかった…。
朝ごはんはコンビニで買ってきたミックスサンドに、昨日買った追分羊かん。なかなか独特の風味でしたが、大変美味しかったです。
食べなれたらどんどん好きになりそうな味。
朝散歩がてら登呂遺跡まで歩いてみました。
教科書にも出てくる有名な遺跡ですし、田んぼがあったり竪穴式住居があったりなかなか見ごたえがあります。
とはいえ、考古学の知識があんまりないので100%は楽しめなかったかも…。好きな人はいろいろ見ちゃうんでしょうね。
静岡を離れる前に目当ての海鮮丼を出すお店があったのですが、凄い行列だったので断念。
その代わりに駅の隣にある施設でマグロ丼を食べました。でもこっちも普通においしかったですね。行列もなく。
とはいえ今度行くときはまた妥協せず並んでみようかと思います。
静岡駅内には「お願いだからリニアを通させてください…」という静岡県民へのお願いパネルがありました。
はてさて、願いは静岡県民に届くかどうか…。現状では厳しそうですけどねえ。
静岡駅でお茶のビンがいっぱい並んで売っていたので、一本買ってみました。
今回は藤枝茶ですが、それ以外にもいろいろなお茶が並んでいました。今度は何本か買って飲み比べをしてみたいですね。
少なくともこのお茶はとても深みがあって非常にお茶を飲んでいる実感が得られるものでした。ただ見た目は日本酒っぽいので、電車内で飲むのに若干後ろめたさがありました。
お土産は東海軒の幕の内弁当。
決して派手ではなく特に静岡名物が並んでいるようなお弁当ではありませんが、静岡の駅弁としてロングセラーを誇っています。多分静岡県民のソウルフードの一つではないでしょうか?
全体的にしみじみとした良さを感じるんですよね。何回食べても飽きなさそうです。
まとめ
というわけで静岡をダッシュで往復する旅でした。
とはいえ短い中にも由比の桜エビ、清水の追分羊かん、静岡の海鮮丼とソウルフードと静岡グルメの要所を抑えることはできたんじゃないでしょうか?
これだけ何回行っても次々に食べたいものが出てくる静岡の底の深さにも感服しますね。
まだまだ焼津のお魚など食べたいものが山ほどある静岡県、今後もきっと何度も通い詰めることになるのでしょう…。
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