注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回はカターレ富山およびツエーゲン金沢の試合観戦のために富山県総合運動公園陸上競技場と石川県西部緑地公園陸上競技場を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
4泊5日となかなかの長期にわたる旅になりましたが、前半の2日間は富山と金沢でお寿司を食べました。
やっぱり北陸のお寿司は最高ですね…。
以前北陸に行った時の記事も併せてどうぞ。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・富山で試合観戦+富山グルメ
北陸新幹線で富山駅へ。
三連休の初日とあって、座席に座り切れないほど混んでいました。
上越新幹線と違って途中に大きな駅がいくつもあるから、北陸新幹線の方が混むのかもしれません。
東北新幹線はもっと混むし、東海道新幹線の繁忙期は言わずもがなだけど。
駅に着くととりあえずは一安心。
富山は米どころとあってか、いろいろお米について展示されていました。
でもさすがに稲だけで品種を見分けられるほどの知識はないです。
富山駅のコンコース。キレイ。
富山は路面電車が非常に発達していて、ぐるぐる街中を走っています。
これ以上に発達しているのは日本でも広島とかごく一部じゃないでしょうか。
腹が減っては戦はできぬ。やっぱり富山はお寿司から!
バイ貝、白エビ、ホタルイカ、ふくらぎ、そしてのどぐろなど、日本海でしか食べられないものばかり。
文句なしにうまい!
最近の回転寿司はこんなやつで会計するんですね。子供のおもちゃみたいで面白い。
そして好き勝手頼んでいたら人生の回転寿司史上最高額になってしまった。
それでも1万行かないんだからまともにお寿司屋さん行くよりはまあ…。
富山は薬の街ということもあって駅ナカに展示もあります。
ネット上の情報によれば、江戸城で腹痛に見舞われた大名に富山藩主が持っていた薬を飲ませたところたちまち良くなった、というところから富山の売薬が始まったとのことです。
この話が本当かウソか、そして富山の薬は本当に効果が高かったのかはよく分かりませんが、なんにせよこれをきっかけに「富山の置き薬」というシステムが発達したようです。
ちなみに置き薬というのは、まずは各家庭に薬を配布し、どの薬を使ったか定期的に販売員がチェックしその分を補充、料金をもらうというシステムです。
うちにも20年以上くらい前におじさんが家に来ていた記憶があります。
今はドラッグストアなんかが増えてしまったのでこのシステムはだいぶ廃れてしまったとは思いますが、富山の製薬自体は相変わらず盛んなようです。
水や空気がキレイとかそういう合理的な理由もあるのでしょうかね。
そして富山駅はやっぱりオシャレで機能的。
そんな富山駅から少し離れた富山地方鉄道に乗車。
富山駅とはうって変わってだいぶレトロ感が強い鉄道。
これも旅好きにはたまらない。
中もなんだかいい感じ。学校に行く学生が多いようです。
特急も走っているようです。これに乗って宇奈月温泉とか行くのもいいなあ。
隣の稲荷町駅で下車。
この駅も味がすごいぞ…。
外観もなかなかスゴイ。家みたい。
これまた味のあるスーパーでお買い物。
いい感じの公園があったのでちょっと散歩。
ただ非常に暑い。
雪国だけに信号も縦向きです。こういうところで冬の景色が想像できる。
市電が伸びてくる富山駅。
市電は富山駅を縦断しているのです。この構造は日本でも数少ないはず。
市電の富山駅はめちゃくちゃオシャレで機能的、バスターミナル並みの分かりやすさ。
これは素晴らしい。
富山はお水も美味しいということで飲み水の提供もされていますが、夏だったせいでぬるくてあんまりおいしくなかったです。
水自体は美味しかったような気がする。
富山駅には近年商業施設がいろいろ増えて、発展度合いも高まってきました。
建物の中にはなぜか東京駅や大阪駅への距離表示も。
こうしてみると富山って大体東京と大阪の真ん中にあるんですね。
でも私のイメージでは富山って東日本の感じです。金沢は西日本の影響が強そう。
富山駅からバスで30分ほど行ったところにますのすしミュージアムがあります。
無料でますのすしの歴史の展示や工場の見学ができたり、できたてのますのすしを食べられたりします。
面白いので是非どうぞ。
この源という会社ががますのすしが大々的に売り出したことで、富山のますのすしが全国に広まったとのことです。
その隣にカターレ富山のホーム富山県総合運動公園陸上競技場があります。名前が長い。
山並みも見えて気持ちいスタジアムです。
もちろんスタジアムでもます寿司をゲット。これ肉厚で鬼のように美味しかったです。
これは食べる価値がありまくりですね。
夜も遅いのでさっさと帰ります。
この日のホテルは広くて快適でした。
お風呂は隣の銭湯で浴びるタイプ。人が多くてちょっと落ち着かなかったけど、疲れは多少取れました。
2日目・金沢で試合観戦
このホテルには食堂があり豪華な朝食がいただけます。
まさか朝からホタルイカを食べられるとは思いませんでした。味はガッツリ大人の肴って感じでしたね。
迫力ある富山地方鉄道を撮ることができました。
この日は富山を走るもう一つの鉄道、あいの風とやま鉄道で金沢に向かいます。
昔はバスの方が安かった気がしますが、今は運賃はほとんど変わらないようです。
さわやかな駅名標。
混みあう金沢駅。ずっとたちっぱでした。
金沢駅も富山駅に負けず劣らずきれいでオシャレです。
駅の方向性がそれぞれ違うのが面白いですね。金沢駅の方が人が多いかな。
石川駅と言えば鼓門ですが、その反対側にも何やら独特なモニュメントがあります。
頑張れば「カナザワ」って読めるらしいです。反対側から見れば分からないでもないかも…。
バスに乗って金沢競馬場に来ました。
この競馬場ではおまかせ寿司をたったの1000円でいただくことができます。
これはかなり価格破壊を感じます。もちろん味も良し。
金沢駅のシンボル鼓門を正面から見てみることにしました。
でも最近は人多すぎるし、あんまりじっくりは見てられないです。
金沢駅から見るとビルも立ち並んでいて都会感が際立ちます。
でも金沢の本体はここじゃありません。
道中にはいろいろ遺構を見ることもできます。
これだけで金沢の歴史の長さを感じますね。それを大事にしてきた金沢の人の誇りも。
金沢は大戦の戦火を免れたことで、昔の街並みが今も多く残ったとのことです。
今日はカプセルホテルに一泊します。カプセルホテルもオシャレな感じ。
中もキレイで良かったです。
スーパーで富山サンドとおいしそうなパンのセットを買いました。
でもよく考えたらここ金沢なんですよね。なんで富山…?
ツエーゲン金沢のホーム石川県西部緑地公園陸上競技場に来ました。
相変わらず名前が長い。
SLがあったので記念に。
夕暮れのスタジアムは最高。
このスタジアムとはおそらく今生の別れ。新スタジアムに移行するので。
鼓門は10時にライトアップすると言われたけど、あと40分も待てなかったのでさっさと帰って寝ました。
まとめ
以上、富山金沢の寿司巡りでした。
一言にお寿司と言ってもいろんなネタがあったり、いろんな形式があったり、それだけでも違いを楽しむことができました。
そして何より、うまい…。何を食べても間違いなくおいしい。
北陸でお寿司を食べて後悔することはないでしょう。
北陸の美を堪能した後編はこちら!
その他の遠征記についてはこちら!↓