注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
【概要】

水沢競馬場は、1901年開場、岩手県奥州市にある地方競馬の競馬場。
ただし1965年に移転したため、現在の施設は開場当初のものとは異なる。
同じ岩手県内には盛岡競馬場があるが、こちらの水沢競馬場はそのサブ的な扱いのイメージのようだ。
特に多頭数立てのレースは盛岡競馬場では開催できないため、水沢競馬場が使用される。
過去の水沢競馬場に所属していた馬で最も有名なのは、メイセイオペラであろう。
デビュー時盛岡・水沢を主戦場に戦っていたメイセイオペラは1999年、日本競馬史上唯一となる地方馬による中央競馬G1レース(フェブラリーステークス)の制覇を達成。
帝王賞やマイルチャンピオンシップ南部杯なども制し、地方の星としてその名を全国に轟かせた。
その雄姿は2013年に作られたJRAの超カッコいいCMでも確認できる。
今回はメイセイオペラも活躍した、春風そよぐ水沢競馬場を堪能することとした。
【アクセス】
最寄まで★★★☆☆

最寄はJR東北本線水沢駅。
ここ水沢は世界を制した二刀流、大谷翔平の出身地。きっと彼もこの駅を利用していたに違いない。
貨物駅も兼ねているなど物流の拠点でもある。
大谷も訪れたであろう岩手旅の記録はこちら。
最寄から★★☆☆☆

水沢駅からは無料送迎バスで15分ほど。
ただし往復1本ずつしかないので、バスの時間外に移動したい場合はタクシーか歩くしかない。もちろん自動車でもよい。
大谷も1回くらいは競馬を見に行ったことがあるのだろうか。そんな暇はなかったか…?
【観戦環境】★★★☆☆

いわゆる昔ながらの競馬場という装い。競馬を見る上では大きな支障はない。

人もそんなに多くないので、好きな角度で競馬を見ることができる。
これは地方ならではの楽しみ方。

スタンドは二つ、入り口側のスタンドと、

奥側のスタンド。

どうやら奥側の方を後から増築したらしく、こちらの方が新しくて現代的。

中央競馬にもあるちょっとしたホールのような場所もある。
ここで見るような人はとにかく競馬をいっぱい見て馬券をいっぱい買いたい人だろう。

一方手前側のスタンドは、かなりの昭和感を漂わせる。

コンコースもノスタルジック。

文字だけのレディスルームがあるが、利用する人はいるのか…?
というか何のための部屋なんだ…?

ドアの取っ手がひずめの形になっているのがオシャレ。

こちらはパドック。中央競馬では人が多くて見にくいが、ここならラクラク。

なんと馬名は黒板にチョークだ。このスタイルは初めて見たが、きっと昔はどこもこうだったのだろう。
【雰囲気】★★★★☆

人数こそ多くないものの、意外と若い人や家族連れの姿も目立つ。
まあ、このあたりに住んでいたら他に行くところもないというのが正直なところかもしれないが…。
とはいえ、そのおかげもあってか雰囲気はそんなに悪くない。
パドックを見て、馬券を買って、レースを見て、合間はぼーっとしてというのを繰り返しているとあっという間に時間が過ぎていく。
やっぱり競馬って楽しいなあ。

入り口にはメイセイオペラを記念した碑や像、そして神社みたいなものがある。
とりあえずお参りしてみたが、馬券は外れた。
【グルメ】★★★★☆

飲食物はプレハブにいい雰囲気のお店が並んでいる。

奥がもつ煮込み、手前が水沢競馬場名物のジャンボ焼き鳥。
焼き鳥というかフライドチキンくらいの大きさがある。なかなかジューシーでおいしいぞ。
もつ煮込みはかなり味が薄いが、おかげでするする食べられる。このあたりではこういう味付けが一般的なのだろうか?
【満足度】★★★★☆
何か特別なものがあるわけでもないし、競馬以外に何か楽しめるようなものがあるようなこともない。が、いかにも昭和の地方競馬らしい風景が広がっている。
なんだかタイムスリップでもしたような気分だ。
どれほど儲かっているかは心配なところではあるが、どうやらこのあたりでは数少ない娯楽施設とお見受けするので、なんとか生き延びてほしい競馬場である。
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