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スポーツ人気の世界ランキングを調べてみる【コラムその164】

世の中には、2種類のスポーツがあるとされています。

それは、メジャースポーツマイナースポーツです。

 

しかし、何をもってメジャースポーツとするのか、マイナースポーツとするのかはまったくもってわかりません

世の中の人たちは言葉の定義もあいまいなまま、スポーツを2種類に分けているのです。

 

そこで今回はなにがメジャーとマイナーを分けるのか、「スポーツの人気」を様々な角度で考えてみたいと思います。

1.競技人口の多さで考える

まず最初に思いつくのが競技人口の多さ。

では早速、世界の競技人口ランキングを見てみましょう。

1位 バレーボール 約5億人
2位 バスケットボール 約4億5000万人
3位 卓球 約3億人
4位 クリケット 約3億人
5位 サッカー 約2億6000万人
6位 テニス 約1億1000万人
7位 ゴルフ 約6600万人
8位 野球 約3500万人
9位 ラグビー 約2000万人
10位 スキー 約1000万人

 

情報元

sports-log.com

世界の競技人口なんて数えるのが難しすぎるので、あくまで参考程度と考えるのが良いでしょう。

 

イメージではサッカーがトップのように思えますが、このランキングでは5位となっています。

サッカーより競技人口が多いとされているのはバレーボール、バスケットボール、卓球、クリケットです。

 

バレーボールや卓球はママさんバレーや温泉卓球という言葉もあるように、スポーツでありながらレジャーとしても楽しめるのが大きいように思います。

そしてクリケットは、中国を抜いて人口世界一位となったインドの人気スポーツである影響が非常に大きいでしょう。

 

しかしバスケットボールに関しては世界に広まっているのは分かりますが、ここまでの人気になっている理由はいまいちピンとこないところがあります。

もちろんアメリカでは4大スポーツの一つですし、その影響力も大きいのは理解できるのですが…。

 

その他のスポーツではテニスやゴルフなどなんとなく多そうだなというイメージがありますが、なんだかんだ言って野球も8位にランクインしています。

 

もちろんそのほとんどがアメリカや中南米、日本や韓国台湾などに限られヨーロッパやアフリカではあまり広まっていませんが、それでも競技人口で言えば十分人気スポーツと言えるでしょう。

 

またラグビーは日本では競技人口はあまり多くなさそうですが、世界的に見れば9位の多さです。

そしてほぼ北国限定のスキーも10位になっています。それだけヨーロッパで盛んということでしょう。

 

2.競技が行われている国の数で考える

競技人口以外の視点では、競技がどれだけので行われているかもスポーツ人気をはかる指標になるでしょう。

 

実はスイスに国際競技連盟連合という世界最大のスポーツ組織があり、この加盟団体を調べることで各競技の加盟国数を比較することができるのです。

ja.wikipedia.org

 

というわけで各団体の加盟数を見ていきましょう。

1位 バレーボール 220
2位 卓球 218
3位 バスケットボール 213
4位 陸上競技 212
5位 サッカー 209
5位 水泳 209
7位 テニス 203
8位 柔道 200
9位 ボクシング 190
10位 ダンススポーツ 171

 

上位の顔ぶれは先ほどの順位と似ています。

その中で新しく入ってきたのが、

・陸上競技

・水泳

・柔道

・ボクシング

・ダンススポーツ

の5つです。

 

陸上と水泳はなんとなく理由が分かりますね。

決して極める人は多くないけれども、世界中のどこでも行うことができるスポーツです。

 

その一方で柔道、ボクシング、ダンススポーツはちょっと意外です。

これらは意外と世界中で行われているスポーツということですね。室内でできることも何か関係があるのでしょうか。

 

そしてこうして見ると、ダンスが日本の体育で取り入れられたり、オリンピックの種目にもなっている理由がよく分かります。

 

ちなみに競技人口上位の他のスポーツの加盟数は、

・クリケット データなし

・ゴルフ 126

・野球 140

・ラグビー 91

・スキー 111

となっています。クリケットはともかく、ラグビーって意外に少ないんですね。

日本のラグビーリーグワンに世界中の選手が集まってくる理由もこれでなんとなくわかります。

 

3.競技の市場規模で考える

最後に、競技の市場規模で考えてみましょう。

競技ごとの市場規模はデータが見つからなかったのですが、世界のスポーツリーグの売上額を調べている記事があったので、そこから競技ごとに足し合わせてみようと思います。

akatsuki18.com

1位 サッカー 約2兆3391億円

2位 野球 約1兆6130億円

3位 アメリカンフットボール 約1兆5540億円

4位 バスケットボール 約8214億円

5位 アイスホッケー 約4917億円

6位モータースポーツ 約2027億円

(上記のサイトに載っている情報のみ足し合わせています)

 

市場規模で見ると、やはりサッカーが一番大きくなります。

そして野球が2番目。アメリカと日本という大国での人気が非常に大きいようです。

 

その他のアメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーはもちろんアメリカの経済力によるもの。

特にアメフトのNFLは世界最大のプロスポーツリーグです。

sportskansen.hatenablog.jp

そしてF1のモータースポーツが6位。日本ではあまり目立っていませんが、世界的にはまだまだ注目度が高いスポーツです。

 

ちなみにここには入っていませんが、インドのクリケットプレミアリーグはスポンサー収入だけで1000億円を超えると言われています。

この中にランクインしてきても十分おかしくない規模ですね。

 

4.まとめ

以上、スポーツ人気の世界ランキングを調べてみました。

様々な角度から比較してみましたが、なんだかんだで上位に入るスポーツは大体イメージ通りなのではないでしょうか。

 

またマイナースポーツと言われがちな野球ですが、こうして見ると十分世界中で楽しまれているスポーツであるということも分かります。

マイナーと言われているのはヨーロッパであまり広まっていないだけで、それ以外の地域では十分人気があると言えます。

 

つまりどういうことかというと、何事もデータを見ずに判断するのは良くないということです。

判断の基準はいつ何時でも、データがものをいうのです。

 

 

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