注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
【概要】
横浜文化体育館は、1962年竣工、神奈川県横浜市にある体育館。地元では「文体」と言われ親しまれている。
1989年に横浜アリーナが出来るまでは神奈川県最大規模の施設であったため、様々なイベントが開催されていた。代表的なところでは、
・1964年東京オリンピックのバレーボール競技
・プロボクシング世界タイトルマッチ
・新日、全日など各団体によるプロレス興行
・大相撲横浜場所
・美空ひばり、坂本九、クイーン、スティービーワンダーらによるコンサート
・ボリショイサーカス
・成人式
など、枚挙にいとまがない。
ただ前述の通り、より大きい横浜アリーナが完成した事、老朽化が目立つ事から、徐々にその役目を変えつつあった。
そして2020年9月6日をもって閉鎖、2024年には横浜ユナイテッドアリーナとして生まれ変わる予定となっている。
今回はBリーグ横浜ビー・コルセアーズの試合を観戦したので、その時の様子をお伝えしたい。
本来のホーム横浜国際プールはこちら。
【アクセス】
最寄まで★★★★★
最寄はJRおよび横浜市営地下鉄の関内駅。横浜駅から2駅という好立地で、ベイスターズのホーム横浜スタジアムは線路を挟んだ反対側にある。
横浜スタジアムの記事はこちら。
最寄から★★★★★
関内駅からは徒歩5分。大通りの信号で待たされるのが少しストレスだが、駅からの距離は非常に短く便利だ。
【観戦環境】★★★★☆
Bリーグとして使うには結構ちょうどいいサイズのアリーナだ。
確かに老朽化は進んでるけど、座席は劇場で使うようなタイプのものなので快適だ。さすが名前に「文化」が含まれているだけのことはある。
老朽化もオリンピックからの経緯を考えれば「歴史がある」とも捉えられるし(ものは良いよう)。
【雰囲気】★★★★★
横浜国際プールは天井が窓になっているので基本的に光を使った演出は出来ないが、ここなら存分に使える。
灯籠(のようなもの)を持ったチアリーダーのパフォーマンスは、幻想的で美しい。
アクセスも考えると、横浜国際プールよりもこっちをホームアリーナにした方がいいようにも思うが…。人気の施設だからなかなか難しいのだろう。
ところでコンコースには、横浜ビー・コルセアーズの他、横浜DeNAベイスターズ、横浜F・マリノス、横浜FCのフラッグが飾られていた。
こうやって横浜のプロスポーツチームの旗が集合している光景は極めて珍しく、スポーツ好きとしてはかなり嬉しかった。んでYSCCは
【グルメ】★★★☆☆
小腹が空いたのでチュロスを食べたが、普通に美味しかった。
こういうのって意外と食べる機会が少ないから、こういうところで見つけるとついつい食べちゃうわ。
ただ横浜国際プールに比べるとちょっと縮小気味?
【満足度】★★★★★
アクセスが非常によく、ここで試合をやってくれれば仕事帰りにサクッと見に行けてとても便利だ。サイズ感も狭すぎず広すぎず、実にちょうどいい感じ。
ただ残念ながら今後ここでBリーグの試合を見ることは出来ない。2024年に新アリーナが完成した際は、今度は横浜エクセレンスのホームゲームを見ることになりそうだ。
横浜ビー・コルセアーズと横浜エクセレンス、共存共栄で高めあっていってほしい。
後日横浜文化体育館に行って見ると、解体作業が始まっていた。兵どもが夢のあと…。
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