注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
【概要】
大田区総合体育館は、2012年竣工、東京都大田区にあるアリーナ。
2008年に一度取り壊して作り直した、比較的新しいアリーナだ。
様々なスポーツが行われており、格闘技ではプロレスやボクシングの世界戦といった主要な大会が開催されている。最近では地上波でも放送された大晦日の世界タイトルマッチが行われた。
Bリーグのアースフレンズ東京Z、Wリーグの東京羽田ヴィッキーズのホームアリーナでもある。
今回観戦したVリーグは2018年に創立された、出来立てホヤホヤのバレーボールリーグ。
プロリーグを目指しているが、現状は実業団主体だったプレミアリーグの発展形になっている。まだまだ発展途上という感じだ。
今回の目的はサントリーサンバーズのホームゲームであるが、サンバーズの試合の前にもう1試合組まれていた。こういった点でもまだまだ試行錯誤中であることを伺わせる。
Vリーグについてご紹介する記事も書きました。
【アクセス】
最寄まで★★★★★
最寄は京浜急行の京急蒲田駅。羽田空港や品川からも非常に近く、アクセスは良好。
蒲田になにかあるというわけではないけど、有名なとんかつ屋さんがいっぱいあったり、探せば色々ある面白い街だ。
最寄から★★★★☆
京急蒲田駅からは徒歩7~8分くらい。JR蒲田駅は名前は似てるけど、15分くらい歩く。
ちなみに、京急梅屋敷駅の方が近いは近い。普通しか停まらないけど。
【観戦環境】★★★★☆
2階部分は常設、1階部分は仮設の席だろうか?1階席と2階席の角度は連続的で特に違和感なし。
どの席からでも角度が結構急なので見やすい。
個人的にはバレーボールはテレビ中継でよく見る上写真の角度よりも、サーブの曲がり具合やポジション取りがよく分かる下写真の角度から見るほうが面白いなと思った。
一つ問題を上げるとすれば、椅子が木製でカチカチなので長時間座るのは結構しんどいところだろうか。見た目は温もりがあっていいが、ずっと座るには不向きである。
【雰囲気】★★★★☆
サンバーズの前の試合は淡々と行われ、「やっぱり実業団の名残かなあ…」なんてちょっとがっかりしていた。
ただ、サンバーズの選手が登場すると雰囲気がガラッと変わる。和太鼓と光、DJの演出でテンションは急上昇だ。
サントリーってラグビーのトップリーグとか、野球のプレミアムモルツ球団とか、結構スポーツには積極的だ。まあスポーツ観戦と言えばビールだしね。
多分ノウハウもいっぱいあると思うし個人的にはプロ野球、Jリーグ、Bリーグのどれかしらに参戦して欲しいな、と思ってしまう。
試合自体は第1試合第2試合ともに割と一方的だったけど、サーブがメチャクチャ速いこと、そしてテレビでは分からないけどクネクネ曲がっていることがわかって面白かった。
またフォーメーションもサーブに応じて6人が一体となって変えてたりして、戦略的にも非常に面白いスポーツだと思う。ただ、試合の終了時間が読めないのが少しネックかな…。
【グルメ】
今回食べはしなかったけど、確か紅茶で作ったパンとかを売っていておいしそうだった(おぼろげ)。
次回気になったものがあれば食べてみようと思う。
近くにあった燕三条ラーメンのお店。海苔の量がすごい…。でもうまい。
【満足度】★★★★☆
バレーボールの面白さも分かったし、サントリーの演出もかなり洗練されていて満足度は高かった。
ただ、やはり第1試合が前座のような扱いになってしまうし、Bリーグのようにホームアリーナ、ホームタウンを決めて、腰を据えてやっていく方が未来があると思う。
チーム名にも地名を入れて地域密着を進めないと、どんなに面白い演出や試合をしてもお客さんが見に行くきっかけができにくいし、愛着も湧きにくいんだよね。
一度アリーナに来れば面白い試合と演出で十分楽しめるから、Vリーグが定着するにはあと一歩だ。
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