スタ辞苑〜全国スタジアム観戦記〜

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浜松アリーナ~不死鳥の育ちし地~

注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大の情報を元にしています

【概要】

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浜松アリーナは、1990年開館、静岡県浜松市にあるアリーナ。

 

現在豊橋をホームタウンとしている三遠ネオフェニックスは、かつてbjリーグ時代浜松・東三河フェニックスという名称で活動していた。

さらに、本来のホームアリーナである豊橋市総合体育館よりも浜松アリーナの方が主催試合数が多いという時代が長く続いていた。

sportskansen.hatenablog.jp

豊橋市総合体育館の記事も参照ください。

 

浜松アリーナを実質的な本拠地としていたころのフェニックスは、プレーオフで3度優勝するなどリーグを代表する強豪チームであった。

しかしBリーグへ移行する段になってホームタウン、ホームアリーナを明確に決める必要が出てきたため、チームの生まれ故郷である豊橋に戻ることになった。

 

Bリーグでは主催試合の8割をホームアリーナで開催するという規定があるのだが、逆に言えば2割はそれ以外のアリーナで開催することができ、現在でも「元」ホームアリーナである浜松アリーナで年に数試合ほど試合を開催している。

今回はそのうちの1試合を観戦した。

【アクセス】

最寄まで★★★★☆

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最寄り駅はJR天竜川駅。新幹線も止まる浜松駅の隣の駅だ。

 

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なお浜松駅からもバスで行くことができ、試合日は臨時便なんかも出ている。

 

わずかばかりですが浜松観光記はこちら。

sportskansen.hatenablog.jp

 

最寄から★★★☆☆

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天竜川駅からは徒歩20分ほど。この細い道を抜け、大通りに出てまっすぐ。それほど難しい道ではない。

 

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なお浜松駅からもこの大通りをまっすぐ行けば到着できる。徒歩50分ほどかかるけど。

 

【観戦環境】★★★★★

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川崎ブレイブサンダースのホームアリーナであるとどろきアリーナに雰囲気は似ているが、それよりもさらに大きい!

sportskansen.hatenablog.jp

とどろきアリーナはこちら。ぜひ見比べてみてください。

 

臨場感もあり、雰囲気も良く非日常空間でバスケを見ているという実感が得られるアリーナだ。本来のホームアリーナである豊橋市総合体育館よりも個人的にはよっぽどいいと思う。


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入り口はこんな感じ。ちょっと殺風景で寂しい気はするが…。


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コンコースも広くて移動しやすい。


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グッズ売り場はこんな感じ。1階部分のコート横だ。


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個人的にちょっと気になるのはこの階段。よーく見てみると、3段に1段長さがちょっと違うことが分かる。

これに気付くまで何度も何度もこけそうになった。こういう階段たまにあるけど、割と勘弁してほしい(笑)

というか普通に危ないです。


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入り口から見るとアリーナの大きさもよくお分かりになるだろう。

正面に光っているビジョンもこれまた大きくて見やすい。Bリーグ中でも上位に入る大きさと言えるだろう。

 

【雰囲気】★★★★☆

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豊橋市総合体育館と同じく、光と音をふんだんに使った質の高い演出は相変わらず。

三遠ネオフェニックスの演出のバランスの良さはBリーグでも上位に入るものではないだろうか。 なんというか、音の大きさ、聞きやすさ、派手さがちょうどよく、かなり自分好みなんですよね。

 

【グルメ】

楽しみにしていたのだが、今回はコロナ禍ということでグルメの販売はなかった。ま、それはしょうがないですね。

 

豊橋市総合体育館で食べたグルメは非常にレベルが高かったので、ぜひご覧ください。

sportskansen.hatenablog.jp

 

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かわりに浜松餃子を食べました。

 

【街との一体感】★☆☆☆☆

かつて三遠ネオフェニックスの実質的な本拠地であった浜松だが、特にフェニックスのポスターなどは見当たらなかった。

まあ、本拠地を名実ともに豊橋市に動かしてしまったからなあ…。しょうがないのだろうが、物悲しさは残る。

かつては浜松にもチームのオフィスがあったのだが、いつの間にかなくなってしまったようだ。

 

【満足度】★★★★☆

浜松アリーナ自体は、Bリーグの中でも屈指のアリーナと言えるだろう。キャパシティー、見やすさ、アクセス、どれもかなりの高水準で、使わないのはもったいないと言える。

 

今は三遠ネオフェニックスがサブアリーナとして用いるのみだが、いずれ浜松に新チームができてこの浜松アリーナを是非とも有効活用してほしい。

現在の中途半端な使い方じゃもったいないぞ、浜松アリーナ!

 

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