注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回は滋賀レイクス、および京都ハンナリーズの試合観戦のために滋賀アリーナと京都市体育館を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
今回の旅の目的は京都でしたが、何度かきたことはあるものの街中を練り歩くのは修学旅行以来でした。
京都はとにかく濃ゆく、無限に歩ける街だということがよく分かりました…。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・滋賀で試合観戦+京都グルメ
何もかもすっ飛ばして、ここは滋賀県の瀬田駅。
ご覧の通り、滋賀ダイハツアリーナの最寄り駅です。なんて分かりやすい案内。
滋賀レイクスの新ホームアリーナ、滋賀ダイハツアリーナに来ました。なかなかの山奥ですね…。
なんだかんだあって、京都駅に来ました。
文化庁が京都に移転するということで大きく宣伝されていました。やはり日本の文化は京都にある、ということですね。
こりゃまた京都の人のプライドがくすぐられそうだぞ…。
滋賀アリーナでグルメをいっぱい食べてきたのでお腹があまり空いていません。
ということで、しっとり京料理を食べてみることにしました。なるほどなあ、これが大人の味か…。
そして周りはおば様ばかりでした。でしょうね。私も普段なら絶対食べないですもん。
外に出ると京都タワーが輝いていました。ライトアップされているとキレイですね。
パリのエッフェル塔も建設当初は景観を壊すなんて言われてましたが、今ではすっかりパリのシンボルです。
京都タワーもそうなりつつある気がします。
個人的には、デザインはもうちょっと京都っぽくできたらいいのになって思ってます。法律で白と赤しか使えないみたいですが…。
道すがら、ライトアップされた東本願寺の横を過ぎました。京都駅からすぐの場所ですが、中は心を奪われるほどの圧倒的な場所です。
京都で時間が空いたら行ってみるとよろしいかと思います。無料で見られますので。
京都ではファミマも茶色くなっています。
街並みを壊さぬよう、京都の建物については高層ビルも建てられないなどの厳しい規制が敷かれています。
そもそも京都タワーができた時も京都には東寺より高い建物は立てないという暗黙の了解があったため、だいぶ炎上したようです。
ただし長らく明文化されていなかったのは、京都では古くから人が多く住む都会であったため、いざこざが起きないようはっきり口にしなくとも「空気を読む」ことが日本一求められる街であったためだそうです。
この街になじむのは大変そうだ…。
京都は路地を歩くだけで風情があって楽しめます。古くからある建物なのか、それとも昔風の建物なのか、は分かりませんが。
ドキュメンタリーかなんかで、京都にも中国資本が入ってきて古くからの建物を建て直してる、なんてのを見たような気がしますが、果たしてこれからの京都の街並みはどうなっていくでしょうか。
京都のローカルスーパーと言えば、フレスコ。こういうローカルスーパーに行くのが大好きです。
本日のお宿。すがすがしいまでにシンプルな部屋!
なんとなく独房チックな感じもありますが、1泊寝るだけなので別にいいでしょう。
施設自体はキレイですしね。何より安い。
スーパーで買ってきた京都の品々。
全部おいしかったですが、個人的に一番のヒットは抹茶ソフトでした。
フレスコ限定商品のようなので京都にお越しの際はぜひフレスコへ。
2日目・京都で試合観戦+京都観光+京都グルメ
朝の京都の街並み。高層ビルは建てられなくとも140万人が住む大都市です。
そしてホテルの目の前に地下鉄の入り口があってありがたい。
朝一で来たのは、京都御所。
明治時代に東京の皇居に移るまで、天皇の住まいだった場所です。主無き今も日々手入れがされ、外交などでも活用されています。
京都御所はこの京都御苑内にあります。
京都御苑は出入り自由で気軽に散歩することができます。市民ランナーがいっぱいいる皇居と似ていますね。
御苑内にはちょっとした植物園みたいな区画もあります。
こちらが京都御所。木がモリモリ生えてます。
こちらがその入口。簡単な手荷物検査を受ければ無料で中を見学することができます。
ただし番号札で管理されるうえ、変なところに入るとセンサーが鳴り警備員が駆けつけてくるようです。
変なことはしないように気を付けましょう。そういや、皇居のお濠に洗剤入れたやつとかいたなあ…。
以下、京都御所の中をご覧ください。
京都御所の中でメインとなるのはこちらの紫宸殿です。昭和までの天皇の即位の礼が行われた、日本にとって大切な場所。
まさしく、ここで天皇が天皇になったのです。そう思うと身が引き締まりますね。
ぜひとも写真だけでなく現地に行って、五感でその空気感を楽しんでみてください。
こうやって歴史が生まれた場所に実際に行くことは、人生においてもとても良い経験になります。
屋根の断面が展示してありました。職人が一枚一枚張り合わせてこの厚さになっているそうなのです。
まさに職人の魂がこもった屋根なんですね。
この場所ではその昔蹴鞠が行われていました。
蹴鞠は技術を競うものではなく、みなで助け合ってなるべく続けるのが目的だったそうです。
なんとも農耕民族の日本人らしい発想ですね。こういうとこに民族性の違いとか出てくるんだなあ。
とまあ、長い歴史があるために細かいところを見始めるときりがないのですがこの辺にしておきます。
わざわざ京都に行く価値のあるスポットだと思います。
大木、御所、そして山、どれも大きなパワーがもらえそうなものばかりです。
日本のいいところを総取りしたような贅沢な場所ですね。
名前も分かりませんが、めちゃくちゃ大きい鳥がのしのしと歩いてました。
鳥すらもなんだか高貴な感じです。
京都御所から歩いて行ける世界遺産を目指します。
京都の街は碁盤の目のようになっていることで有名ですが、そのおかげで道がまっすぐになっており、ちょっと道を横切るだけで遠くまで見通すことができます。
意外とこういう風景を都会で見るのは珍しいですよね。
道の向こうに京都府庁が見えました。京都の寺社とはまた違ったモダンな建物で見どころもあるようですが、今回は時間がなく行けませんでした。
京都の明治以降の建物縛りでの観光なんてのもそれはそれで楽しそうです。
そして到着したのが世界遺産の一つ、二条城です。
徳川家康が築城し、徳川慶喜が大政奉還した、徳川家の始まりと終わりを見届けた場所です。
日本史を勉強していない私でも、その意味の重要さくらいは理解できます。
全部見ようとすると余裕で1000円を超えてしまいますが、ここまで来てケチるわけにはいかない。ぐぬぬ。
中は撮影禁止なのでお伝えすることはできませんが、実用上も、権力誇示の目的としても非常に作りこまれた建物です。
徳川家が15代も続いた理由がよく分かります。
庭園もあります。徳川の将軍もここで夢想にふけっていたんでしょうな…。
小腹が空いたので抹茶ソフトを食べてみました。
でも昨日フレスコで買った抹茶ソフトの方がおいしかったな…。値段も2倍以上高いし。
観光地での出費はよく考えないと…。
ぶらぶら歩いていると、二条陣屋という建物がありました。
現在は個人の邸宅のようですが、江戸時代からの建物でなんと国の重要文化財に指定されています。
住んでる方のご厚意で?予約さえすれば中も見学できるとのことです。どうやら中も非常に面白そうなので、今度行くときは見学してみたいところですね。
京都の隠れた名所かもしれません。
京都は路地を歩いているだけでも古そうな建物があったり、やたら細かったりして興味をそそられます。
街歩きの楽しさでは京都が日本一かも。
大通りに戻ってきました。京都は新と古が融合する街でもあります。
アーケードが好きなのですが、今回は時間が無くて見られませんでした。
でも角のお弁当屋さんにすごくそそられます。絶対おいしいやつ…。
なんかここの建物異様に細くありませんか?歴史の狭間でこういう建物が出来ちゃったんだろうなあ…。
こういう超ニッチなところになんだか惹かれる。
壬生寺に来ました。特に観光名所ではないみたいですが、立派なお寺です。
新選組にもゆかりがあるとのことです。こういう歴史ある寺社がそこかしこにあるのが京都の面白いところですね。
道がくねっと曲がっていますが、どうしてこうなったのでしょうか?
城下町では敵が先を見通せないようにするためあえて道を曲げているようなところもありますが、さすがにこの程度のくねりでは意味がなさそう…。
京都を歩いているとどんどん疑問が増えていきます。
そんな疑問を抱えながらスーパー銭湯で少しゆっくりしました。歩き疲れたからね…。
京都は路地を歩くだけでいちいち気になってしまいます。困った街だ…。
阪急に乗って目的地に向かいます。大宮駅っていうのがまた京都らしい名前。
高速で通過していく阪急。阪急の車両の色は個人的に日本一好きです。
コストの関係でアルミの車体が全国的に増えているようですが、阪急では頑張ってこの車体の色を維持しているようです。
阪急っていうだけで高級ブランドになってますしね。
西京極駅に来ました。
そしてここが目的地の京都市体育館です。運動公園にある施設の一つ。
味のある良いアリーナでした。
Googleで探していて絶対に行きたいと思っていたのがこちらのうどん屋さん。
観光客向けというより地元の人向けのお店という感じですが、だからこそおいしい京うどんを頂くことができるのです。
うどんにしてはすこしお値が張りましたが、地元の人にとってもちょっとしたごちそうなんでしょうね。こういうお店こそ旅行のだいご味。
でもみんな関西弁なのでまあまあアウェイを感じました。住むとなったらちょっと辛いかもな…。
時間があったのでポケモンセンターキョウトに来てみました。ポケットモンスター金銀の中のエンジュシティという街がもろ京都をモチーフにしていますね。
それを生かしてピカチュウに着物を着せてみたり、伝説ポケモンのホウオウをシンボルにしたり、凄くセンスを感じます。これはポケモン好きなら観光する価値があります。
そもそも、京都という街とポケモンの相性が良すぎるんですよね。
京都って「見えないものに対する信仰」がある街なので、それを具現化したポケモンは想像力を掻き立てるというか。
ホウオウとかあまりにももろですし(笑)
まとめ
とまあ1泊2日という短い中でしたが、京都という街は観光するにはあまりにも濃ゆい場所でした。
本当はもう1週間ぐらいとってじっくり回りたい感じもあるんですが、なかなか予定を組むのは難しいでしょうね…。
それだけ、京都は何度も何度も訪れる価値があるということです。
京都の世界遺産もまだ半分くらいしか行けてないので、まずはそれを制覇するところから始めましょうか。
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