注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回はファイティングイーグルス名古屋の試合観戦のために枇杷島スポーツセンターを訪れた時の遠征記を紹介します。
今回はこれまで愛知でやり残してきた宿題をとにかくしらみつぶししていく旅となりました。
とにかく充実した旅となりましたが、それでもまだやりたいことが残ってしまいました…。
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・蒲郡観光
実は東海道新幹線で一番好きな場所はこの浜名湖を渡る部分です。
湖の上を時速200キロオーバーでぶっ飛ばしてくなんて日本でもここだけですよね。高度経済成長期ならではのめちゃくちゃなルートという感じがします。
あっという間に豊橋駅に到着。ひかり号はちゃんと速いしそれなりに空いてるのでこういう駅に行くのに便利です。
豊橋競輪場へ。昔ながらの競輪場という感じでした。
行きはバスで来たので、帰りは市電に乗ってみようと思います。こちらは東海地方で唯一の路面電車です。
そして豊橋と言えば、ラッピングにも描かれているブラックサンダーですね。
ブラックサンダーは私が子供の頃にはまだなかった記憶があるのですが、実際に広まったのは2000年代後半くらいからだそうです。
たまには買ってみるか。
道の横にさりげなく車庫があるのがなんだかおもしろいですね。
豊橋駅に戻ってきました。
続いてやってきたのは豊橋のお隣、蒲郡。
風光明媚な観光都市です。
駅前には高いビルがなく、田舎ですねえ…。
蒲郡で一番の出世頭は、メジャーリーガーの千賀滉大投手。
地元のスポーツショップの店主の薦めでホークスに育成入団、その後のシンデレラストーリーは言わずもがな。
日本にはこんな選手がいろんなところに埋もれているのかも…。
巨大なアピタを見ると東海地方を実感します。
関東にも何店舗かありますけどね。
これから行く場所はこちら。
こちらは竹島水族館。
三河湾の生き物や深海魚を展示しており、オオグソクムシの卵の孵化に日本で初めて成功した実績があります。
今回は時間がなく入れませんでしたが、またいつか来たいと思います。
海鳥が多すぎる…。
あまりの強風で翼を広げても風に流されてるのがかわいかったです。
目的地が見えてきました。画になりますねえ…。
豊橋で買ってきたブラックサンダーあんまき、そして蒲郡で購入したみかんのクラフトチューハイ。こちらは後で飲みます。
個人的にブラックサンダーあんまきは愛知で最もおいしいお菓子だと確信しております。しっとりとザクザクのバランスが最高なんす。
豊橋でしか売ってないプレミア感もそそりますよねえ。
いい正月だあ…。
そして海がめちゃくちゃきれいです。
普段東京湾の汚い海を見慣れてるから、余計に感動します。
びゅうびゅう冷たい海風に吹かれながら、やってきました竹島。
無人島ながら歩いて渡ることができ、島全体が天然記念物で八百富神社の神域です。
本島とは400mしか離れていないながら、植生が大きく異なるという大変面白い特徴があります。
蒲郡のガラパゴスというわけですね。
八百富神社は日本七弁天の一つとされ、多くの参拝客でにぎわっていました。
帰りは神社の裏側から島を一周してくることができます。
ホント、海がキレイで見惚れてしまいます…。
こちらの道は柵もなく結構歩きにくいので、足に自信がない方はやめておきましょう。
もちろん最低限の整備はされていますが…。
またも強風に吹かれて帰ってきた先は、海辺の文学記念館。無料で入ることができます。
自由に記入できるノートが置いてあったのですが、筆ペンの達筆な字で
「竹島は日本固有の領土です」「←せやな」「←しらんけど」って会話してました。何してんねん君ら。
すごい斜めってる木が生えてました。大丈夫そ?
めっちゃガタガタの家もありました。大丈夫そ?
蒲郡はマリンスポーツの街として売り出し中とのことで、駅前に大きなヨットが展示してありました。
千賀選手のオリンピック金メダル記念ポストも。このポスト意外と各地で見るんですよね。
ただ残念ながらオリンピック自体をあまり覚えていないという…。
蒲郡に来たらここは外せません。
こちらが蒲郡競艇場。ご飯がおいしくて最高でした。
しかし周りにあるきれいな水を競艇場に引いてきたらマズいのかな…?
何気なく見えるこういう風景が好き。旅情を感じるのは観光地ではなくこういうところ。
うって変わって大都会、栄に来ました。
今回のお宿はこちら。若干ラブホっぽいですが、れっきとしたカプセルホテルです。
写真ではわかりにくいですが、めちゃくちゃきれいです。
中もめちゃくちゃ良いです。
小さいながらロッカーがあったり充電ケーブルが刺さっていたり、かなり機能的です。
この他にも人工ながら温泉やサウナなどがあり大変快適でした。名古屋のサウナって日本一ってくらいレベル高いんですよね。
2日目・リニア観光+名古屋グルメ
このホテルの素晴らしいところは、朝カレーが食べ放題というところです。最高やん!
ご飯の方は丸一日食べ放題ですし、お茶漬けやふりかけ、日替わりスープも常備。なんなら丸一日住めるくらいです。
ホテルがある蒲焼町。おいしそう…。
名鉄名古屋駅に来ました。名鉄にはのらんけど。
ジブリパークが開園しました。名古屋の数少ないテーマパーク。
レゴランド…?
無料の高速バスに乗ります。
名古屋競馬場に来ました。
中京競馬場と違い地方競馬なので、非常にこじんまりとしていました。
名鉄バスセンターから見ると、名古屋のビル群も迫力満点です。
地下鉄に乗り藤が丘駅にやってきました。
目的は日本初の磁気浮上鉄道、リニモです!
最近は駅名の横に外国人でもわかりやすいようアルファベットと数字が振られていることも多いですが、リニモではその代わりにシンボルマークが並んでいます。
これはアルファベットも読めないような人でも駅を識別できるようにするためとのことです。
愛知万博をきっかけに生まれたリニモらしい工夫ですね。
でも個人的には、シンボルマークの方がよっぽど行き先を伝えにくくないかな…?と思ってしまいます。
そもそもアルファベットも読めない人が日本に来るのすごく大変そうだけど…。
リニモに乗ってきました。
何しろ宙に浮いていますから、走行中は非常に静かです。
ただし走行直前に「ガコッ」と大きな音がすること(機械式ブレーキを解除する音らしい)、加速中や減速時はモーターの「ウィーン」という音はします。
それにカーブなどはそれなりに揺れます。
スピードに乗るととても静かですが、それ以外は意外と普通のモノレールと乗り心地は変わらない感じがしますね。
とはいえ、ずっと浮いてるって言うだけで楽しいですよね。気分はドラえもん。
最高速度は時速100キロという、この形式の鉄道では割と異次元な速度をたたき出します。そのスピード感も面白いですね。
ちなみに、非常時には車輪で走れるそうです。
そんなこんなでやってきたのが、トヨタ博物館。
トヨタ博物館とはいうものの、車の創成期から現在に至るまで世界中の車がトヨタに限らず時系列順に並べられています。トヨタ車はむしろ目立たないくらいです。
世界をリードするトヨタの余裕が垣間見えます。
イニシャルDで見たハチロクも展示されています。
クルマ好きだったら本当に丸一日居ても足りないでしょうね。なんで私はこんなに車に興味が持てないんだろう…。
外にもよさげなバスが展示されていました。
中にも入れます。
驚くべきはトヨタ博物館の展示車はほとんど動態保存とのことで、おそらくこのバスも走れるのでしょう。
めちゃくちゃ乗ってみたい…。
またリニモに乗ります。
続いてきたのが愛・地球博記念公園駅。
ホームが非常に広く、万博開催中は混みあっていた様子がうかがい知れます。
現在はジブリパークへの生まれ変わり中です。
このゲートを見た時は非常にテンションが上がりました。うおージブリパークだああ!
が、中に入ると正直何もありませんでした。ジブリパークに入らなかったのが一番の問題ですが…。
しかしお土産を売っているローソンがあるくらいで、それ以外は特に見るものもなく…。
こういうのはいかに世界観に没頭させるかが大事だと思うので、駅からジブリパークまでの導線をジブリ一色にして欲しいですね。
まだ始まったばかりだからしょうがないのでしょうが、正直このままだったらあんまおもんないです。
ジブリパークに端っこに追いやられているのが愛・地球博記念館です。無料で入れます。
でも正直、愛・地球博って何やってたのか全然記憶にないんですよね…。覚えてるのモリゾーとキッコロくらいかなあ。
もうそろそろ、万博とかオリンピックとかって時代遅れな感があります。大阪万博とか札幌オリンピックとかもういいでしょ。
こちらは各国の貴賓を迎える部屋だったそうです。ここはすごいワクワクしました。
テレビでよく見る高級な部屋って感じですね。
リニモに乗って帰ります。
運よく先頭の席に座れました。
リニモは自動運転な上、走行音対策をする必要がないため全面が見通せる構造になっています。
愛・地球博の一番のレガシーは、間違いなくリニモでしょうね。
栄に戻ってポケモンセンターナゴヤに来ました。最近のポケモンセンターは混みすぎて入ることすら大変です。
ここでは直接買いませんでしたが、ここで見つけたカイリューとヌケニンがかわいかったのでアマゾンで購入しました。
栄だけに栄えています。
今日の夕飯はこちら。
名古屋と言えば味噌煮込みうどんが有名ですが、個人的にはそれよりカレーうどんの方が好きです。
トロっとしたカレーとぶよぶよの麺が相性最高で、これこそ名古屋名物じゃないでしょうか?
まとめ
以上、名古屋でこれまでできていなかったことをやる旅・前編でした。
個人的にリニモは鉄道に興味が無くても一度乗ってみると楽しいかと思います。そしてぜひカレーうどんを食べてみてください。
後半へ続く。
その他の遠征記についてはこちら!↓