注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
今回は横浜DeNAベイスターズと中日ドラゴンズの試合観戦のために沖縄県を訪れた時の遠征記を紹介します。
試合観戦の模様はこちらをどうぞ!
1泊2日で2試合を観戦するというかなりの強行スケジュールだったのですが、それでも沖縄独特の文化、食べ物を楽しむことが多少なりともできたのではないかと思います^^;
簡単な旅程は下記のとおりです。
それではごゆっくりどうぞ!
1日目・宜野湾で試合観戦+沖縄グルメ
私にしては珍しく成田でなく羽田を出発。料金がアホみたいに高かった…。
まあのど元過ぎればなんとやらで、着いてしまえばひたすらに楽しむだけなのです。
沖縄ではプロ野球キャンプ真っ最中!歓迎ムードでテンションは爆上がりなのです!
もちろん訪れたのは2月なのですが、さすがに沖縄と言えど風が吹くとちょっと肌寒いですね。とはいえちょっとはおるものがあれば全然寒くありません。
空港の外には各球団のフラッグがずらっと並んでいるのです。キャンプでもないとここまでそろうことは珍しいですね。
とりあえずコンビニで沖縄っぽい飲み物を購入。
沖縄は海に囲まれている特殊な環境から物流が沖縄県内で完結していることが多く、なかなか本土では見られない商品が多くあるのです。
ちなみに沖縄は長らくセブンイレブンが出店していない県としても有名でしたが、2019年の初出店以来一気に店舗数を増やしているようです。
しかしこのジュースはなかなかに甘かった。
沖縄は見たこともない植物がそこらへんに生えていて道端を見ているだけでもとても楽しめます。
沖縄に来たのは高校の修学旅行以来ですが、あの頃は何にも考えないで旅行してたなあ。義務教育で旅行の楽しみ方っていう授業は一度やった方がいいと思う。旅行を楽しめれば歴史、地理、その他もろもろの勉強にもなるしいいことづくめですよね。
旅行の楽しみ方は水曜どうでしょうかスーツさんの動画で学べます。
私自身離島に行く機会がほとんどないので、右にも左にもすぐ海があるっていう環境になんだか違和感があります。
実際沖縄本島はそこらの島よりはよっぽど大きいんですけど、私の旅行先って大抵本州やらなんやらで海が見えるのは東西南北のどこかだけっていう状況に慣れているので、なんとなく窮屈というか不思議な気分です。
そして沖縄は意外と坂が多いというのも初めて知りました。よく考えたら平坦な島ってあんまりないよなあ。
ちなみに沖縄本島の最高峰は与那覇岳の503mだそうです。
そして道すがらには結構ボロボロの建物が数多く見られました。
なんとなく沖縄と北海道って対比しがちですけど、北海道は観光に加え農業や畜産業で日本一ですが、沖縄はほぼ観光しかないことを考えると沖縄の経済って結構大変だよなあと思ってしまいました。
沖縄の経済をちゃんと考える時期に来ているのかもしれませんね。
横浜DeNAベイスターズのキャンプ地、アトムホームスタジアム宜野湾に来ました。海の横にある素敵なスタジアムです。
球場前には大通りが通っていて、那覇方面に向かうバスはここから乗ることができます。
しかし沖縄のバスは非常に複雑で、ネットで調べてもどのバスに乗ればいいのかよく分からないということがよくあります。
今回の旅程では有名どころだったり大通り沿いだったりにしか行っていないのでまだマシでしたが、細かいところに行くならば前もって念入りに調べておくか、あるいは大人しくレンタカーを借りたりタクシーを使ったりしたほうがいいでしょう。
あと大きな問題と言えば基本的には現金にしか対応していないという点でしょう。一応地元のICカードには対応しているようですが普及もあんまりしていなさそうでした。
そういった影響もあってざらに30分くらい遅れます。バスを使って観光する場合は注意です。
運転席の横に飲みかけのコーヒーおいているのは初めて見ました。沖縄らしいなあ。
あと乗ってきたおばちゃんがめちゃくちゃ彫りが深い顔してて、しかも聞き取れない言葉で会話してて面白かったです。
多分地元の人だと思いますけど、日本人離れしているとはこういうことを言うのかと思いました。
途中で東京ヤクルトスワローズのキャンプ地である浦添を通りました。崖の下にある球場なんですね。
アクセスも良さそうなので今度沖縄に来た時に行って見たいと思います。
沖縄本島の南部には唯一の鉄道路線であるゆいレールが走っています。
かつて沖縄には路面電車が走っていたようですが、ゆいレールはそれ以来の鉄道路線ということになります。那覇空港から那覇市街を抜け浦添市のてだこ浦西駅を結びます。
モノレールではありますが「鉄道」なので、日本最南端、最西端の鉄道駅はそれぞれゆいレールの赤嶺駅、そして那覇空港駅となっています。なんかずるい。
個人的には美ら海水族館まで伸びてくれると嬉しいんですけど、そのためには本格的な鉄道にするしかないでしょうね。JR九州さん頼みます。
お、甲子園春夏連覇の名門興南高校はここにあるのか。結構立地いいなあ。
写真にもありますが、オリックスに1位で指名された宮城大弥は今やチームのエース級の働きです。興南高校出身で一番の野球選手になるかもしれません。
宮城選手は超貧乏な家庭で育ち、1週間具無しカレーで過ごした、ビニール製の700円のグローブを使っていたなどとても苦労しながらこの座を掴み取った選手ですから、是非とも応援したいですね。
ちなみに具志堅用高さんや宮里美香さんも興南高校出身です。
あんまり観光に割く時間もないので、沖縄県立博物館、通称「おきみゅー」を見学することにしました。
琉球王国から現在の沖縄の成り立ちまで学ぶことができるのでサクッと観光するには最適の場所でしょう。
時間がなくて併設の美術館までは回れなかったのが残念でした。
せっかくなので沖縄料理を食べに「みかど」に来ました。いわゆる大衆食堂という感じで、手ごろな値段でおいしい沖縄料理を楽しめるおススメのお店です。
これは「ちゃんぽん」という料理です。よく思い浮かべる長崎ちゃんぽんなどとは全然見た目が違いますね。
キャベツやニンジンなどの野菜を卵でとじてご飯にのせており、風味はカツ丼に似ています。とてもおいしいです。
味噌汁もちょっと本土のものとは違うようです。
琉球ゴールデンキングス仕様のファミリーマートを発見。
琉球ゴールデンキングスはBリーグ屈指の人気チームで、2021年にはBリーグで最大級の「沖縄アリーナ」が完成。最大収容人数は1万人を誇ります。
今度是非見に来たいと思っていますが、那覇市ではなく沖縄市なので遠征は結構大変です。
アロハシャツを着たピカチュウかわいい。
シークワーサーアイスを食べました。残念ながら当たりは出ませんでした。
スーパーでパンやらお惣菜やらお茶やらを買ってきました。
全体的に味が濃いような気がします。沖縄の人は味の濃いのが好きなのかな。
2日目・北谷で試合観戦+沖縄グルメ
朝は周りを少し散歩。沖縄っぽい一軒家の周りにマンションやアパートがあってなんだかおもしろい。
那覇の大通りは普通に都会ですね。沖縄県の人口は全国25番目なので決して少なくはないのです。
もちろん本島以外の島も多いのですが。
川や海が至る所で見られ、島であることを実感させられます。
詳細はよく分かりませんが、空母みたいなやたらデカい船を発見。
いや空母はもっと大きいか。なんにしろ色合いが軍用っぽいです。
那覇市内には沖縄県最大の野球場セルラースタジアムがあります。巨人がここでキャンプを張っています。
こんないい場所巨人じゃないと抑えられないよなあ。
通路からは少し中が見えました。また今度行きたいなあ。
すぐ脇のグラウンドでは練習をしているようでした。あまりじっと見ていたらやりづらいと思うのでさっさと立ち去りました。
沖宮に来ました。沖縄の神社ってなんだか独特ですね。
沖縄の神社巡りをするというのも面白そうです。沖縄には琉球八社というのがあるそうで、沖宮はその一つです。
手水もなんだかオシャレ。
狛犬ではなくシーサーが置かれています。さすが沖縄。
ただよく考えたら狛犬とシーサーの違いがよく分かりませんでした。シーサーはなんか焼き物っぽい。
川沿いにゆいレールが走り、その横にアパートがずらっと並んでいます。
那覇バスターミナルに来ました。沖縄でバスに困ったらここに来ましょう。
バスに乗って中日ドラゴンズのキャンプ地北谷公園野球場に来ました。海のすぐ横にあるロケーション最高なスタジアムです。
球場脇からはいかにも南国な景色を楽しめます。こりゃたまらん。
北谷公園野球場の記事でも紹介しましたが、とっても怪しげな自販機を見つけました。
沖縄特有の飲み物、ルートビア。しかしルートビアで検索するとこの画像のものとは違うものが出てきます。
ってことはこれはパチモンってことでしょうか。ルートビア自体パチモンみたいなもんなのに…
多分これを毎日飲んだら3日で体を壊す気がします。ネットでよく言われる湿布の味というのは的確な表現かもしれません。
お口直しにコンビニで買った沖縄そば。コンビニ麺の沖縄そばバージョンっていう感じです。そのまんますぎる。
今度沖縄のコンビニで色々買って食べてみたいですね。
試合も終わり、那覇空港に戻ってきました。
那覇空港で是非オススメなのがこちらの「空港食堂」です。那覇空港の端っこなので分かりにくいですし、なんかスタッフ専用の食堂感がありますが普通に入って大丈夫です。
店内にはやっぱり各球団の旗が飾られています。キャンプ期間中限定でしょうか。
ゴーヤチャンプルーを食べました。安くて量も多いしおいしいし大満足です。
沖縄料理も色々食べられるので旅の終わりにちょうど良いです。
やっぱりプロ野球キャンプは沖縄の一大観光イベントなんだなあと実感します。じゃんじゃん行かないといけないですね。
沖縄の観光業は地域振興にあんまり役立ってないとも聞きますが、行かないよりはマシではないでしょうか。多分。
旅の〆に飛行機を眺めながらサトウキビアイスを食べます。
冷たいアイスが体に優しく染み渡ります。味もなんだか優しいですね。旅の最後にいい思い出になりました。
なーんちゃって。
まだ時間があったのでうっかりソーキそばを食べてしまいました。やっぱりお店のそばはコンビニのものより2倍は美味しいと思いました。値段の分だけ。
卓上に置いてあったコーレーグースと呼ばれる唐辛子の泡盛漬けを振りかけてみると味がガラッと変わってすっきりしました。
アルコールが含まれているのかは分かりませんが、風味が泡盛だけあってうっかり酔ってしまいそうになりました(笑)
沖縄なんくるないさー、またやーさい!
まとめ
沖縄に来たのは10年以上ぶりでしたが、前回来た時には見えなかったものがいろいろ見えてくるようになり、なんだか自分自身の変化を感じる旅になりました。
もちろん独特の気候、文化、そして食べ物を短い時間ながらも楽しむことができ非常に有意義な48時間の旅でした。
今度は沖縄アリーナでの琉球ゴールデンキングスの試合を見に行きたいですね。しかしバスの時間調べるの大変そうだなあ。
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