注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大前の情報を元にしています
【概要】
宜野湾市立野球場(アトムホームスタジアム宜野湾)は、1987年開場、沖縄県宜野湾市にある市立球場。
この球場では横浜DeNAベイスターズが開場当初より春季キャンプを行なっている。
ベイスターズの本拠地である横浜スタジアムはこちら。
宜野湾市は那覇市から北東に10km行ったところにある、人口約9.4万人の街。沖縄本島の大きさを考えれば、割と那覇からは近い場所にある。
対外的には普天間飛行場が有名。というか市の面積の25%を普天間飛行場が占めており、切っても切り離せない存在となっている。
ちなみに、アトムホームは宜野湾市に本社を置く太陽光発電を主に取り扱っている会社である。こうやってスタジアムの命名権が地域の活性化につながっているのは好循環の証だ。
今回はそんな宜野湾でオープン戦を観戦したのでその模様をお届けする。
【アクセス】
最寄から★★★☆☆
最寄駅はWikipediaによればゆいレールの古島駅なのだが、歩くと1時間40分かかる。どうしても歩きたいのなら止めはしないが…。
筆者は大人しくバスで行った。というか、沖縄で公共交通機関を使って移動するならバス一択だ。
ただ注意して欲しいのが、沖縄のバスは平気で30分以上遅れるという点だ。何故こんな事になるのか観察してみたが、どうやら未だに現金払いが主流なのが問題のようだ。
それはともかく、十分過ぎるほどに余裕を持って予定を組んだ方が良い。飛行機に乗り遅れたら大変だ。
ちなみに宜野湾市営球場前というバス停があるが、本数が少ないのでその手前のコンベンションセンター前を目指して乗るのが良い。那覇空港からの直通便もある。
那覇空港は歓迎ムード一色だ。これだけ各球団の旗が揃う機会もなかなか珍しい。
今回の沖縄遠征記はこちら。
最寄から★★★★★
コンベンションセンター前停留所からは徒歩5分ほど。
バス停を降りるとすぐのぼりが立っていて分かりやすい。
【観戦環境】★★★☆☆
内野スタンドは席があるようだが、それ以外はただの野っ原である。レジャーシートかなんかがあると便利。
しかしやはり選手の近さは魅力的。松井裕樹もこの通り。
たぬきスターマンもこの通り。
ちなみに写真は撮らなかったけど、球場の周りを歩いてたら普通に楽天の石井GM(当時)が前にいた。キャンプはこういうところがゆるくていいなあ。
ちなみに入り口はバックスクリーン側なので、内野スタンドに行くには結構歩く。
【雰囲気】★★★★☆
本当はこの後ろに海があるのだが、ここからだと角度的に見えなかった。残念。
内野スタンドの上側からだと見えるっぽいので、今度は狙ってみたいところ。
グッズショップやら屋台やらも充実。さすがDeNAはやる事やってるわ。
沖縄限定グッズも色々売っており、結局1万円以上散財してしまった。ううむ節約しなきゃ…。
インスタ映えしそうなポイントも充実。こういうのは大事。
【グルメ】★★★★★
適当に屋台が出てるだけかなあと思っていたのだが、実はかなり力が入っている。
まずはほぼ沖縄限定のベイスターズエールスプリング。シークワーサーが入っていて、とてもフルーティーでおいしい。
その手前が沖縄産のアカジンという魚を使った魚肉ソーセージ。この試合はマルハニチロ提供で、このソーセージは全員に無料サービスだ。太っ腹だなあ。
マルハの手を離れたベイスターズだが、こうして縁が続いているというのはなかなかに感慨深いものがある。TBSが無かった事になってるのが笑える
そしてその下が沖縄のアグー豚を使った肉巻きおにぎり。とても食べ応えがあっておいしい。
一番手前が、消去法で買った焼きそば。特に屋台で強調もされてなかったので期待してなかったが、これが一番おいしかった。
詳細はよく分からないのだが、よく食べる普通のソース焼きそばとは風味が明らかに違う。沖縄ではこの焼きそばがよく食べられるのだろうか?少し苦味があり、ビールによく合う。
遠征の楽しみは、名物を味わう事ももちろんだが、こういう意外な出会いにこそあると思っている。
【満足度】★★★★★
球場自体は特筆する事はないが、グッズとグルメが強烈にインパクトに残った。ベイスターズファンならぜひ一度は訪れ、沖縄の雰囲気、食を堪能して欲しい。
他のチームのファンもグルメに関しては十分楽しめると思う。那覇からも割と近いので贔屓チームのキャンプのついでに行ってみると良いだろう。
索引を作りました!
他のスタジアム・アリーナは↓からどうぞ