注:本記事は新型コロナウイルス感染拡大後の情報を元にしています
【概要】
八王子市民球場(スリーボンドスタジアム八王子)は、1956年開業、東京都八王子市にある野球場。
開業年にはプロ野球公式戦巨人vs大洋の試合が行われたほか、1971年には日本プロレスの試合が開催されたこともある。
現在では主に高校野球、大学野球の試合が行われているが、2020年にコロナの影響で高校野球が中止となった際には西東京優勝の東海大菅生と東東京優勝の帝京の東西対抗戦も実施された。
幸か不幸か、高校球児にとっては非常に思い出深い球場となったのである。
今回はそんな八王子市民球場で高校野球を観戦した。
【アクセス】
最寄まで★★★★☆
最寄はJR西八王子駅。
駅前は若干のローカル感があるが、西東京の玄関口八王子駅から一駅というなかなかの好立地。
また京王高尾線の山田駅からも歩いて行ける。
最寄から★★★☆☆
西八王子駅からも山田駅からも徒歩15分ほど。
地味に若干の起伏があり、八王子の地形の特徴も楽しめる。球場自体も坂を切り開いて作られているようだ。
【観戦環境】★★★☆☆
見やすさとしてはごく普通、標準的な地方球場である。
バックスクリーンもごくごく普通、情報量も過不足ない。
しかし意外とこういう普通過ぎる球場って実はそんなに多くない。
座席はすべてベンチシート。プロ野球を開催することはほとんど想定されていなさそう。
そしてこの球場で面白いのは、一塁側と三塁側で全く景色が違うこと。
一塁側は森の中、三塁側は住宅地の中である。防球ネットも三塁側だけについていたりと、細かいところにも違いが見える。
高校野球開催時には、バックスクリーンの横から入場し一塁側と三塁側に別れることになる。
こういう構造もなかなかないので面白い。
外野に沿って一塁側へ向かう。
公園のように階段があったりして面白い。個人的には一塁側の方が好き。
スタンドの入り口にはなんとミストシャワーがある。暑い夏にはありがたい。
【雰囲気】★★★★☆
毎年少なくとも一試合は高校野球を見に行くが、そのたびにいろいろなことを感じさせられる。
高校野球って青春の王道っていうか、大人のような汚れがないっていうか、純粋な気持ちを思い出させてくれる。
年取ったら高校野球にハマる気持ちもわかる。青春はまぶしいよ…。
この日勝利した都立西高校は東京でも屈指の進学校だが、選手も吹奏楽部もスタンドの応援も本当にみんな一生懸命で青春真っ盛りって感じ。
エリートになってもその気持ち忘れないでくれよな。
あと個人的にこの球場の公園みたいな感じがすごく好き。
【グルメ】
なぜか球場前には射的とか的屋みたいな出店がいっぱい出ていた。誰に向けたお店なんだ…?
その割に食べ物のお店はない。なんで焼きそばの屋台がないんだ…。
八王子駅の近くでラーメンを食べた。八王子は地味にラーメン激戦区なので色々食べるのも楽しい。
【満足度】★★★★☆
毎年高校野球を見るたびに汚れた心が浄化されていくのを感じる。やっぱりこれは毎年行かなきゃダメだな…。
そして個人的にはこの球場の公園みたいな雰囲気がすごく好きだった。
こういう球場との出会いがあるから球場めぐりが楽しいんだよね。
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