スタ辞苑〜全国スタジアム観戦記〜

スポーツをもっと面白く観るためのスタジアムガイド発信中!毎週金曜日18時+α更新予定。

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土浦グルメ+小観光旅~暑さに負ける夏~【遠征記その47】

今回は茨城アストロプラネッツの試合観戦のためにJ:COMスタジアム土浦を訪れた時の遠征記を紹介します。 本当はもうちょっといろいろ行くつもりだったのですが、あまりの暑さにさっさと引き上げてしまいました。 人間、時には引き際も肝心でございます…。

市原緑地運動公園臨海競技場(ゼットエーオリプリスタジアム)~Jリーグが消えた街~

市原緑地運動公園臨海競技場(ゼットエーオリプリスタジアム)は、1993年開場、千葉県市原市にある競技場。 現在は、WEリーグのジェフユナイテッド市原・千葉レディースがホームスタジアムの一つとして用いている。 そして、1993年のJリーグ発足時から所属す…

燃える闘魂・アントニオ猪木の生涯【コラムその116】

10月1日は、アントニオ猪木の命日です。 プロレスラーとして、政治家として、タレントとして、大きな影響を与えたアントニオ猪木の死は、多くの人にショックを与えました。 一周忌を迎える今、改めてその生涯を追っていきたいと思います。 1.今に至る新日…

阪神甲子園球場(改訂版第2版)~祝・開場99周年~

阪神甲子園球場は、1924年開場、兵庫県西宮市にある阪神タイガースの本拠地。 今回の記事では、甲子園のグルメなど以前抑えきれていなかった部分も含めて改めて甲子園という日本一の球場をじっくり味わっていきたいと思う。 甲子園は変わらない部分あり、変…

日本野球の聖地・阪神甲子園球場の歴史【コラムその115】

本ブログでは、それぞれのスタジアム記事の前段として概要を紹介する項目を設けています。 しかし日本野球の聖地である阪神甲子園球場については、それだけでは不十分なのではないか、より深堀りするべきではないかと考えました。 そこで今回は、改めてプロ…

船橋競馬場~ハートビートナイター~

船橋競馬場は、1950年開場、千葉県船橋市にある競馬場。 すぐ近くには中央競馬の中山競馬場があり混同されやすいが、こちらは地方競馬だ。 有馬記念を見に行くときに間違えて船橋競馬場に行かないように…。 歴史ある競馬場だけにスタンドは築50年を超え老朽…

日本最古のスポーツリーグ・東京六大学野球を今一度学ぼう【コラムその114】

今日本で一番盛り上がるスポーツリーグと言えば、プロ野球で間違いはないでしょう。 観客動員数では世界2位を誇り、世界でも有数のプロスポーツリーグの一つです。 ではその前に日本で覇権を握っていたリーグは何か? それは何を隠そう、東京六大学野球なの…

国立代々木競技場第一体育館~Bリーグは新時代へ~

国立代々木競技場第一体育館は、1964年竣工、東京都渋谷区にあるアルバルク東京のホームアリーナ。 今回観戦したのは、Bリーグアルバルク東京が2022‐23シーズンにホームとして使用した試合。 アルバルク東京はここにたどり着くまで代々木第二体育館、アリー…

打撃道を究めすぎた男・榎本喜八【コラムその113】

時々行う伝説の男シリーズです。誰を取り上げるか、いつやるかは完全に気まぐれです。 今回取り上げたいのは榎本喜八選手。イチローや坂本勇人でも破れなかった通算1000本安打、2000本安打の最年少記録を持ち、通算2314安打は歴代15位。 首位打者2回、ベスト…

栃木県総合運動公園陸上競技場(カンセキスタジアムとちぎ)~国体とJリーグの融合~

栃木県総合運動公園陸上競技場(カンセキスタジアムとちぎ)は、2020年開場、栃木県宇都宮市にある競技場。 栃木国体に合わせて作られたスタジアムで、近くには同じく国体のために作られ宇都宮ブレックスの試合でも用いられる日環アリーナ栃木もある。

大谷もビックリ?アメリカの二刀流アスリートたち【コラムその112】

一般的にスポーツ選手と言えば、単一競技の選手であることが当たり前です。世界的にもそれが普通のことでしょう。 日本では特に武士道的な精神があるからか分かりませんが、スポーツ選手=職人のような求道者、というイメージが持たれがち。例えばイチローの…

小山運動公園野球場(BCリーグver.)~やればできる!~

小山運動公園野球場は、1973年開場、栃木県小山市にある野球場。 高校時代の江川卓や広澤克己がプレーしたこともある球場で、現在はBCリーグ栃木ゴールデンブレーブスの実質的な本拠地として機能している。 栃木ゴールデンブレーブスは2017年シーズンからBC…

格差社会とスポーツ~スポーツでの成り上がりはできるのか~【コラムその111】

現代社会の大きな闇、それが格差社会です。 お金、身分、生まれなどなど格差を生む原因はそれぞれですが、この世の中に格差があることは否定のしようがありません。 その一方で、貧しい身分からスポーツ一本で成り上がる、シンデレラストーリーも数多く語ら…

江戸川競艇場~日本唯一の河川ボートレース場~

江戸川競艇場は、1955年開場、東京都江戸川区にある競艇場。 江戸川といいつつ、実際には中川にある。なんという名称詐称。 日本で唯一、河川の水面を利用した競艇場である。 河口に近いことから潮の満ち引き、風の影響を受けるなど波が高くなりやすく、日本…

なにがなんでも客を楽しませる野球チームがあるらしい~サバンナバナナ~【コラムその110】

私はスポーツが好きなので、日々スポーツに対してはアンテナを敏感にして情報を集めています。 探していると日々いろいろ面白いニュースが流れてきますが、その中でひときわ目を引く野球チームを見つけてしまったのです、 それが今回紹介するサバンナバナナ…

川崎市とどろきアリーナ(改訂版第2版)~ここが我らのとどろきだ!~

川崎市とどろきアリーナは、1995年開場、神奈川県川崎市にある川崎ブレイブサンダースのホームアリーナ。 前回の記事では、ブレイブサンダースの東芝からDeNAへの変遷をテーマにした。 それから2021年にはBリーグが開幕して初めてのタイトルとなる天皇杯を獲…

スポーツ応援で使われるご当地ソングを集めたい~地元愛が止まらない~【コラムその109】

スポーツには、やっぱり応援がつきものです。 特に日本においては応援が盛んで、プロ、社会人、学生に至るまで幅広く応援の文化が取り入れられています。 そんな中には、ご当地性を強く取り入れたものが存在します。 スポーツと地域というのは大変密接にかか…

等々力陸上競技場(改訂版第2版)~フロンターレは黄金期から安定期へ~

等々力陸上競技場は、1962年開場、神奈川県川崎市にある川崎フロンターレのホームスタジアム。 川崎フロンターレは2017年にJリーグ初優勝を果たすとそのまま翌年も連覇。 更に2020、21年にも連覇を果たし、名実ともに日本最強クラブとなった。 勢いに乗った…

韓国のスポーツ界を知ろうの巻~日本と同じで違う国~【コラムその108】

日本から一番近い外国、それが韓国です。まあ、見方によってはロシアかもしれませんが、その辺の事情は考えないことにして…。 日本人と韓国人は肌の色も同じ、地球規模で考えればだいたい同じ民族です(あくまでも地球規模で)。 少なくとも、文化的には日本…

川崎市等々力球場~肉うどんを食べる球場~

川崎市等々力球場は、2020年開場、神奈川県川崎市にある野球場。 川崎には、以前大洋ホエールズやロッテオリオンズが本拠地としていた川崎球場という球場があった。 しかし老朽化のために2000年に改修、現在は富士通スタジアム川崎となり主にアメフトが行わ…

京都グルメ+小観光旅~日本の歴史をたどる~【遠征記その46】

今回は滋賀レイクス、および京都ハンナリーズの試合観戦のために滋賀アリーナと京都市体育館を訪れた時の遠征記を紹介します。 今回の旅の目的は京都でしたが、街中を練り歩くのは初めてでした。 京都はとにかく濃ゆく、無限に歩ける街だということがよく分…

日本武道館(新日本プロレスver.)~大きな玉ねぎの下で~

日本武道館は、1964年開館、東京都千代田区にある武道館。 元々は、1964東京オリンピックの柔道競技会場として建設された。東京オリンピックが日本のスタジアムやアリーナ事情に及ぼした功績は実に大きい。 2020東京オリンピックでも柔道、空手の競技会場と…

プロレスはやらせなのか?~プロレスの楽しみ方を考える~【コラムその107】

プロレス界の最大にして永遠の議題… それが、「プロレスには台本があるのか?」という問題。 確かに、プロレスは他のスポーツと比べても極めて異質な存在です。 普通のスポーツであれば、勝敗や試合展開はプレーしている選手ですらコントロールできません。…

八王子市総合体育館(エスフォルタアリーナ八王子)~噛めば噛むほど味の出る街・八王子~

八王子市総合体育館(エスフォルタアリーナ八王子)は、2014年開館、東京都八王子市にある東京八王子ビートレインズのホームアリーナ。 2018年には八王子市出身のファンキー加藤がライブを行ったこともある。 ここをホームとする東京八王子ビートレインズは…

名古屋グルメ+小観光旅~トヨタ発祥の地を見に行く・他~【遠征記その45】

今回はシーホース三河、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合観戦のためにウィングアリーナ刈谷、ドルフィンズアリーナを訪れた時の遠征記を紹介します。 この旅では刈谷、笠松、そして名古屋とほぼ名古屋周辺から出ないスケジュールとなりました。 そのた…

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場~目指せWEリーグのトップランナー~

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場は、2003年開場、埼玉県熊谷市にあるちふれASエルフェン埼玉のホームスタジアム。 ラグビーワールドカップの会場ともなり、また埼玉パナソニックワイルドナイツのホームである熊谷ラグビー場と同じ熊谷スポーツ文化公園内にあ…

日本のスポーツにおける体罰問題を考える【コラムその106】

日本のスポーツと切っても切り離せない問題、それが体罰です。 特に昭和期においては戦争の影響もあってか、いわゆる体育会系の考え方が非常に強まり、今となっては理不尽とも思える指導が当たり前となっていました。 平成に入るとそういった指導方法が見直…

西武ドーム(ベルーナドーム)改訂版第2版~球場からボールパークへ~

西武ドーム(メットライフドーム )は、1979年開場、埼玉県所沢市にある埼玉西武ライオンズの本拠地。 埼玉西武ライオンズでは2017年から2021年にかけて、関係施設の大規模な改修工事を行った。 その中にはトレーニングセンターや選手寮などファンが入る機会…

プロスポーツは何のためにある?~スポーツへの税金投入の是非~【コラムその105】

つい30年前まではプロ野球しかなかった日本のプロスポーツ。 しかし90年代になってJリーグが開幕、さらに2010年代になってBリーグが開幕するなど、プロスポーツはほぼ各都道府県に一つ以上はあるほどの広がりを見せるようになりました。 日本においてスポー…

川崎競輪場~古き川崎の遺構~

川崎競輪場は、1949年開場、神奈川県川崎市にある競輪場。 川崎競輪場は、かつてプロ野球の本拠地として使われていた川崎球場の隣に位置している。 当時の川崎球場は流しそうめんが名物になるほど閑古鳥が鳴く状態であり、球場の上からこちらの競輪場をのぞ…